人の価値って、何で決まるの？

5年ぐらい前、よく考えていた。
人の価値は一体何で決まるのだろう。

お金を稼いでいる人が凄いのか。
異性にモテる人が偉いのか。
社会的な立場が高い人が正義なのか。
秀でた才能がある人が特別なのか。
歳を取っている人は若い人より立場が上なのか。
それとも、可能性を持つ若い人の方にこそ価値はあるのか。

全部正しいとしたら、僕の価値って一体なんなんだろう。
収入は平均ぐらいだし、異性にモテる訳でもない。
偉くもなければ特別な才能もないし、年齢も今や30代半ば。
若くもなく年長者でもない、一番中途半端な年齢だ。

こんな僕に、果たして人間としての価値はあるんだろうか。
そんなくだらない自問自答を繰り返していた時があった。

でも、最近はこう考えるようになりました。
人の価値は、今が楽しいって胸を張って言えるかどうかで決まる。

過去にどんな偉業を成し遂げていようと、未来にどんな栄光が待っていようと、今が充実していなければ意味がない。
年齢や職業、ルックスの良し悪しや才能の有無なんて、人によって判断基準が異なる。
そんな基準では、その人に価値があるかどうかなんて決めようがない。

だからこそ、僕が考える最高の判断基準は「自分の価値は自分で決める」ということ。

自分が楽しい、正しいと胸を張って言えればそれで良い。
それだけで、その人には間違いなく素晴らしい価値があるのだ。

僕は今、楽しいと胸を張って言える。
毎日、やりたいことをやって必死で生きてるから。だから、僕の人生には何物にも代え難い価値があるんだ。

この言葉を、悩んでいた頃の自分に渡してやりたいな。