見出し画像

仕事の目標が立てられない人必見!目標設定の立て方&コツを解説

「何を目的に仕事をしているのか、わからない」
「自分に向いている仕事が何か、わからない」
「仕事の目標設定が思いつかない」
「今の仕事が楽しくない、やる気が起きない」


仕事に悩みはつきものです。その悩みが未来につながります。仕事で目標が立てられない人にとって、この記事は役に立つこと間違いなし。じっくりと考えていきましょう。きっと解決策が見つかります。

POINT
● 3行日記を書いてみる。
● 目標設定とは「なりたい自分」になるということ。
● 自分自身の強み/弱みを把握する。
● できることを増やしていく。
● 最初は大まかな目標 → そして徐々に細かな目標へ


はじめに

仕事の目標が立てられないことについて、入社してしばらくすると僕もそんな悩みを抱えていました。悩んだ末たどり着いたのが、ホームページ制作などインターネット関連の仕事でした。今は、結構楽しく仕事をしています。WEB系の仕事を選んで、正解だったと思っています。この仕事にたどり着くためには、目標設定がかかせなかった。



【目次】
1.目標が立てられない人へ  ~3行日記がおすすめ~
2.なりたい自分になるマズローの欲求5段階説
3.できることを増やすと目標が見つかる
4.自分のキーワードを決める
5.仕事の目標が思いつかないときの対処法
6.成長できる環境に自分を置く
7.成功への第一歩、それは小さな習慣から
8.ピカソは なぜスゴイのか
9.目標設定の落とし穴
10.目標の立て方のポイント
11.シリコンバレーで採用されている業績評価制度OKR




1.目標が立てられない人へ ~3行日記がおすすめ~


目標が思いつかないときは、3行日記がおすすめ


ニュースサイトしらべぇによると、全国の20~60代の男女1,357名を対象に人生に目標について調査した。「人生に目標がない」と回答したのは全体で42.2%、4割以上が人生に目標が持てず毎日をおくっている。なかには、目標が見つけられず悩んでいる人もいるようです。


出典:https://sirabee.com/2018/09/17/20161755068/


毎日同じ仕事を日常業務にしている人は、その作業を繰り返すだけで目標をを立てづらい。何の目標も考えず、その業務をこなしていると、会社のあやつり人形のような感覚に襲われてしまう。自分の人生が、会社に乗っ取られているような感じもしないでもない。ちょっと極端な話ですね。


このときに重要になってくるのが「目標」です。目標を立てることによって、仕事の見方が変わってきます。目標を達成すために、何をしなければいけないのか考えるようになります。人間は思考する生き物です。何も考えないで仕事をしていると、人生の意味を失ってしまうものです。

会社の方針に対して自分が果たす役割が明確になっていないと、目標が立てられない。何のために働いているのかわからなくなってしまい、仕事が楽しくなくなってしまう。やる気も上がらず、無気力になってしまう。そこで、まず自分のまわりを見渡します。気がついたことや問題だなぁと感じたことを書き留めておきます。ニュースや今流行っていることなどでもかまいません。興味や関心をもったことから、目標になりそうなことを見つけていきます。

人は興味をいだかないことを、目標にすることができないからです。より多く書き出すことで、いままで見えていなかったものが見えてきます。その中で、強く関心を持つものが出てきます。仕事の目標が立てられない人には、ぜひ試してみてはどうでしょうか。


仕事の目標が思いつかない場合

<解決方法>

夜寝る前に一日を振り返る

気づいたことを3行日記にする※

その中から興味あることをピックアップする

目標を決める


※3行日記の注意点
・毎日書く。
・手書きで書く。
・就寝前に1日を振り返る。
・簡潔に書く。

<3行日記>
・1行目:その日、最も悪かったこと
    (一日の中で失敗したことや嫌だと感じたこと)
・2行目:その日、最も良かったこと
    (一日の中で成功したことや嬉しかったこと)
・3行目:明日の目標
    (あるいは今関心を持っていること)

今日1日、何があったのか思い浮かべることは、とても大切です。3行日記を1週間つづけると、少しづつ頭の中が整理できてきます。漠然としていた不安や悩みが解消していきます。


僕の場合は、目標が思いつかなかったときにインターネットに興味を持ち、「ホームページ制作を仕事にする」という目標を立てました。目標を立てたことにより仕事の見方が変わった。目標設定が大事です。

「ホームページを使ってどうやって売上げを上げればいいのか」とか
「ホームページを使って顧客アンケートがとれないだろうか」とか

いろいろなことを考えるようになった。

考えることによって未来が見えてきた。それを実現するために試行錯誤が始まった。このことが人生に充実感を与えるようになり、仕事が楽しくなってきた。仕事が楽しくなるとプライベートの時間も充実し楽しくなってくる。仕事とプライベートを切り離して考えるのはナンセンスです。仕事の目標が立てられないと、人生がつまらなくなってしまいます。いろなことに興味を持つことによって、人生の見え方が違ってきます。

やりたいことが分からない、と悩んでいる方は、やれることがないから分からないと考えることもできます。やれることを少しずつ増やしていくと、やりたいことが自然に見つかります。できそうなことにチャンレンジしてみましょう。そうすることで「目標が立てられない」と悩んでいる人でも、自然と見つけることができます。目標を持つことで、人は変わっていく。人生が豊かになり有意義な時間を過ごせるようになっていく。


<目標を持つメリット>
● 人生に前向きになる
● 物事をポジティブに考えられる
● 有意義な時間の使い方ができる
● 充実感が得られる



2.なりたい自分になるマズローの欲求5段階説


どんな人間になりたいですか?

目標設定とは、言い換えるならばなりたい自分になるということ。「このような人間になりたい」という人間が持っている自然な欲求です。心理学では マズローの欲求5段階説 というものがある。これによると自己実現の欲求という。人間は絶えず成長し自分の目指すものに向け、その欲求を満たそうとする。つまり興味や関心ごととは、なりたい自分になるためのきっかけ作りなんです。なりたい自分を想像してみる。そうすると自然と目標が立てられる。こうしてみようとか、ああしてみようとか、いろいろ試したくなる。それが行動するきっかけになり目標がさだまる。目標が立てられない人にはおススメの方法です。


参考)マズローの法則によれば人間の欲求には次の5段階がある。

「生理的欲求」

「安全の欲求」

「社会的欲求(所属と愛の欲求)」

「承認欲求」

「自己実現の欲求」



パーソナリティの特徴

自分がどのタイプなのか知ることで、どんな目標を決めるのがいいのか判断がつきます。人は得手不得手があります。自分の性格に合わないことを目標に設定しても、いい結果が得られません。目標が立てられないときには、自分がどのようなタイプの人間なのか考えましょう。



3.できることを増やすと目標が見つかる


目標が立てられないと悩んでいる方は、それは できることがないから目標が立てられない。できることをたくさん増やしていくと、自然と目標が定まっていきます。人はできないことは、避けたがります。ささいなことでいいので、できることを少しづづ増やしていくと自然と将来の方向性が見えてきます。仕事の目標が簡単に立てられるようになっていく。

20代のうちはさまざまなことにチャレンジした方が、可能性が広がります。まだ、目標が定まらないうちに可能性をつぶしてしまうのは良くないことです。どんなことでも興味を持ち、そしてチャレンジする。自分でもできそうだなぁ、と思ったことは、まずやって見る。トライをしてみて、ダメだったら別のことを試してみる。

これを繰り返していくうちに「これだ」と思えるものに出会える。何度か失敗してみて初めて自分の可能性に気がつくものです。自分のことは自分が良く知っている思っている人がいますが、実は自分ではわからないところがあります。自分にも他人にもわからないことがある。それを探し出すために、いろんなことに興味をもちチャレンジしてみる。目標が立てられない原因は、できることがあまりにも少ないからです。小さなトライを積み上げていきましょう。

考え込んで何もしないのは、良くありません。行動をしなければ何も変わりません。人は言い訳を考えるのが得意です。できない理由、やらない理由を考え何もしません。そうならないために、まず最初に小さな一歩を踏み出す。ささいな一歩でかまいません。この一歩が大事です。目標が立てられない原因をつくっているのは、実は小さな行動にあった。


例)
・掃除をする
・整理整頓をする
・読書をする
・スポーツジムに通う
・英会話を始める
・散歩をする



4.自分のキーワードを決める


自分の強み/弱みは何ですか?


SWOT分析とは、強み(Strength)、弱み(Weakness)、機会(Opportunity)、脅威(Threat)の頭文字をとったフレームワークのこと。

強み: 自分の強みをいかす
弱み: 弱みを知り克服していく
機会: チャンスをのがさず可能性を広げていく
脅威: 障害となる要因を取り除いていく



目標を決める際に、自己分析してみます。自分の強みは何か分析します。今の現状と照らし合わせて、強みを生かせる仕事をしていくことがベストな選択です。その上で目標を決めていく。たとえば、リーダーシップがある場合は、それが強みになります。しかしなくても大丈夫です。フォロワーシップというものがあります。リーダーを支える役割をする能力のこと。これも、立派な強みです。


目標設定は具体的にする。あまりにも抽象的すぎると何をどうすればいいのか悩んでしまう。たとえば「お金持ちになりたい」とか「幸せになりたい」とか、という目標を設定すると直接行動にむすびつかないので足ふみ状態となってしまう。具体性に欠けると仕事の目標が立てられない。


目標 → 行動 (目標から行動が推測できること)


目標から行動が、スムーズにつながるような目標を設定します。行動を起こせないような目標は避けます。具体的なことを連想できることがBESTな選択です。目標が立てられないときは、行動しやすさが鍵です。

「インターネットを仕事にしたい」と言っても、あまりにも漠然としてしまって何をすればいいのか、わかりません。「ホームページ制作を仕事にする」だと具体的でわかりやすく何をすればいいのか、わかります。具体性が重要です。すべての仕事が、具体的で抽象的な仕事は存在しない。具体的な目標を立てることが第一歩です。目標が立てられれば、それに向けて行動を起こしていけば問題はありません。

どのようにすれば、その仕事が見つけられるのか。それは求人サイトを見れば、どのようなことを仕事の目標にすればいいのか分かります。特に重要なのが、経験とスキルのところです。応募資格を満たしていなければ仕事をすることができません。その条件に見合うことが大前提です。目標設定は、求人欄に書かれている内容と今の自分の能力との差をうめること。

求人サイトを見て具体的な仕事のイメージをふくらませる。夢や理想を追い求めることはいいことですが、仕事として存在しなければビジネスとして成り立ちません。理想ではなく、現実を理解し具体的な仕事を大事にします。実はビジネスを成り立たせるのは、とても大変なことです。中小企業では、約7割の企業が赤字という厳しい現実があります。理想だけでは、仕事ができない。

仕事の目標が立てられない原因は、自分の強みがわからない、社会のニーズが何かわからない、この二つが主な要因です。


◎自分の強みや経験を活かしていく(知識やスキルが重要)
◎市場のニーズを把握する(現実を見る)


自分の強みの探し方
今後の仕事の仕方を考えるとき、真っ先に考えなければいけないことは、それは自分の強みです。自分の強みがあれば、リストラ対象になることもなく、かりに転職する場合でもいい就職先が見つかります。そこで、自分の強みの探し方を考えていきましょう。


自分のキーワードを決める
キーワード = 強み


自分自身を一言で言い表わすと、どんな言葉ですか。実は、これがとても重要です。この仕事ならこの人に頼みたい、と思わせる言葉が、あなたの価値を示すキーワードです。ここが定まっていないと、会社の中で存在感が失われてしまう。まず最初に、自分の強みを表現できるキーワードを決めましょう。今いるポジションで、強みを発揮できる言葉を思いつく限り挙げてみる。

たとえば、顧客に対して商品をアピールできるプレゼン力がある。ということであれば、強みは「プレゼン力」です。トラブルが起きたとき、真っ先に問題解決ができる。ということであれば、強みは「問題解決力」です。

このようにして、社内で自分の強みを表現できるキーワードを探します。キーワードが見つかれば、次に関連ワードを探して行きます。コミュニケーション能力なら、チームワーク力や人的ネットワーク力、といったことが関連ワードとして出てきます。キーワードからひもづく言葉から、その仕事の全体像をイメージして自分のポジションを確立します。

コミュニケーション能力、チームワーク力、人的ネットワーク力・・・なら組織力がある人なのでプロジェクトリーダーが向いている。新規事業のリーダーを任せてみよう、となるわけです。つまり、この人は会社にとって必要な人材だ、と思ってくれる。

キーワードと関連ワードの掛け算で、自分の強みが発揮できるポジションをつくり上げていく。ここを意識することで、有益なキャリアが積み上げられる。

▼さまざまな能力
創造力
情報収集能力
分析力          
企画提案力
プレゼン力             
忍耐力
目標達成能力               
問題解決力
傾聴力
進捗管理能力
人材育成能力 
など    



5.仕事の目標が思いつかないときの対処法


ざっくりとした目標を立てちゃう。

目標と聞くとしっかりした内容で決めないといけないような感じを受けますが、実は大まかな目標を立てて進めていく方法もあります。これだと目標を立てるのが苦手な方も容易にできます。僕もこのタイプです。細かな目標を立てるのが苦手なので、まずはざっくりとした感じで決めていきます。進めていくうちにある程度見えてきます。そこで細かな目標を順次決めていきます。

理想通りにすべてうまくいけばいいのですが、なかなかそうもいきません。その場合は、やはり大まかな形で始めた方が断然いいようです。こうすることで挫折するリスクを減らしラクにできます。


最初は大まかな目標 → そして徐々に細かな目標へ


例)
なりたい自分:インターネットで世界を見たい
大まか:WEB制作を仕事にする
こまかな:HTML/CSS、JS、フォトショップ、イラストレーターの学習


<仕事は最大瞬間風速ではなく持続力>

スモールステップ原理:目標を細分化し、徐々に最終目標へ近づけていく

スモールステップ原理は、心理学者スキナーが提唱した原理です。難しい課題をいきなり取り組むのではなく、学習する内容を細分化して少しずつ進めていく方が良いという考え方です。最初からフル回転で最終ゴールに猛突進して挫折してしまう人がいますが、これは痛いです。いきなりではなく、段階を踏むことをおススメします。仕事は、簡単にゴールにたどりつけないことが多々あります。時間と労力を必要とします。この過程は省くことができないので、一歩一歩、根気よく進めていくことが重要です。言い換えるなら、目標を小さく細分化してできることから少しづつ作業をしていく、これが着実にゴールをたどり着けるコツです。





<1.01の法則>

毎日1%努力すると、1年後には37倍になっている。毎日小さな努力を積み重ねると、やがて大きな成果になる、という法則です。 人は、一夜にして成長しません。継続こそが、最大のチカラです。


貧困の格差は行動の差

20代のときから努力をしていた人は、30代になってからその成果が、年収の差として現れてきます。年収の差は、行動の差です。動くか動かないか、それだけの差です。 ほとんどの人は2、3ヶ月くらい動いてすぐにあきらめてしまう。目に見える成果というものは、短期間動いただけでは出てこないものです。数年かかります。コツコツと小さなことを積み上げることでしか、大きな成果は得られない。打ち出の小槌はないと心得ておきましょう。



6.成長できる環境に自分を置く


厳しい環境に身を置くと自然と目標が定まる。


人が成長するために何をしなければいけないか、一言で言うと自分を追い込むこと。自分を追い込むことで、目標が見つけられる。自ら厳しい環境に身を置き、その現実から逃げないように強い意志を持つ。そうすることで、新たな道を自らのチカラで探そうとします。 仕事の目標が立てられないと悩むことなく、目の前のことにチャレンジしていく。

つらいことでも逃げ出さない姿勢を持ちことは、何かを成し遂げるとき必要になってくることです。どんな壁でも乗り越えられるようになれば、自信がつく。この自信が、さらに次の行動へ結びついていく。失敗を恐れずに、常に挑戦できるようになれば、目標設定もムリなくできるようになっていきます。

成功哲学者のナポレオン ヒルによると、「人は何回チャレンジしてあきらめるか」について、3万人を対象に調査したところ、0・8回だったそうです。


出典:ナポレオン・ヒル  ウィキペディア(Wikipedia)



「一度決めたことは最後までやり通す」という考え方は、いいことではあるが、時と場合によっては一度決めたことでも上手くいかなければ、一度やめて軌道修正してもいいと思います。すぐにあきらめてしまうより、手順や方法を変えて再チャレンジしていくことをおススメします。大事なことは、最終目標にたどり着くことです。


手段とは、目的を達成するための方法です。目的が達成できれば、今していることをドンドン変えてみても問題はありません。ひとつのことにこだわって、目的達成に時間がかかるようであれば、別の方法に変えてみる。臨機応変に物事をとらえていくことができる人は、達成スピードが圧倒的に早い。


やってダメなら次、またやってダメなら次・・・というようにやり方をドンドン変えていく。数多くこなすことで、そのなかにひとつくらいはヒットするものがある。実際のところ、やってみないとわからないことが多々ある。ひとつのことにこだわらず、いろんな方法を試してみるのが、成功への近道です。

成果として現れるのはかなり時間がたってからです。それまでは、努力を続けなければいけない。下図を見てください。これは成功曲線です。自分の努力と成果が直線的になっていません。自分がもっているイメージと実際の曲線とはギャップがあります。つまり、小さなことでもコツコツと積み上げることで、将来大きな成果が得られます。



変化を受け入れると人生が面白くなる。


予想外のアクシデントは、いつだって起きる。いいことも悪いことも。それを正確に予想することは、誰にもできない。未来のことはわからないから、チャレンジする意味がある。おもしろい人生をおくるためには、いろんな波に乗った方が楽しい。目標が思いつかない、何から始めればいいのか、わからないという人は、頭に浮かんだことから始めればいい。失敗してダメなら、再チャレンジすれば問題ない。いつかうまくいく。行動せずに頭の中で考え込んでもビジネスにならない。まずは行動。


行動する以外に未来を変えることはできない。失敗してもかまわないので動いてみる。動いてみるといろんなことが見えてくる。次はこうしてみようとか、ああしてみようだとか。いろいろ試したくなる。最初から成功する人なんて、ほとんどいない。何度も失敗を重ねることで、やっと成功するものです。


時代の波に乗った方がラクできる

失敗を怖がらずにチャレンジしていきましょう。チャレンジするコツは、時代の波に乗る。この波に乗れば意外とラクになるものです。時代は常に変化しています。チャンスはどこにでもあります。


一番つらい生き方は時代に逆行する生き方です。この生き方はとてもつらい。時代の変化は、人間にとって効率のいいラクな生き方ができるように変わっていきます。それに逆らって生きていくのは効率が悪い。ラクに生きたいのなら、時代の波に乗った方が絶対にいい。



7.成功への第一歩、それは小さな習慣から


あまりにもバカバカしいことでも、毎日習慣にすればやがて大きな結果につながる。そして、人生が楽しくなり大成功になる。まさか、そんなことはないよ、と思っている方もいるかもしれないが、小さな習慣こそ成功への近道です。

小さい習慣とは、毎日気にとめないくらい些細なことです。ほんのちょっとした行動なので、失敗しようがないくらい小さな行動です。これを習慣化します。この新しい習慣を使っていけば、あるとき人生を大きく変える出来事に変わっていきます。これこそが最適な方法だったと、あとになって思えるようになる。

あまりにも大きな目標を立ててしまうと、長続きしないどころか失望感や罪悪感に悩まされ精神的に落ち込んでしまいます。自分はダメ人間ではないか、自分を責めてみたりしてしまいます。ダメージが大きすぎると、人は二度としようとは思わなくなってしまう。何も行動しなくなり、毎日をただ過ごすだけの日々を過ごしてしまいます。人生をエキサイティングに、楽しく過ごすためにも動くこと。動くことで人生が変わります。

精神にダメージを与えないくらい、小さなことからスタートしていきます。長く続けられるようなことを選びます。ムリをしなくても、できることでかまいません。


手順(1)  リストアップ
これから身につけたいと思う小さな行動をリストアップする。これが最初の出発点です。小さな習慣ならそれほど強い意志は必要とせず気軽に始められます。一度に何個もの習慣に取り組むことができます。まず2つか3つを選んで実行してみてください。

小さな習慣に取り組む。
たとえば、腕立て伏せ10回。体重測定。

小さな行動を毎日繰り返すことで意味が出てきます。


手順(2)  意味を考える
その習慣の意味を考えよう。なぜするのか自問自答する。人間は意味のないことは続けられないからです。なぜなのか、と自分に問う。これを書き出しておきましょう。理由がハッキリするとやる気が増してきます。

小さな習慣:毎日100円貯金する。
理由:なぜならば、お金持ちになりたいから。


手順(3)  実行する時間や曜日を決めておく
ライフスタイルに合わせて忘れないときに設定する。

貯金箱にお金を入れる時間、寝る前。
仕事帰り、月・水・金にスポーツジムで運動する。


手順(4)  自分にご褒美を与える
これは習慣化させるための方法です。結果に対して報酬を与えることで、満足感が得られます。行動を続けるためには、満足感が必要です。苦痛だと思っていると続けられません。

たとえば
一ケ月間続けられたら、ケーキが食べられる。


手順(5)記録する
結果を手帳に書き留めておく。スマホでもかまいません。その日にしたことを記録し後で読み返します。できた日、できなかった日など自分なりに工夫して記録していきます。

小さな達成感ややればできるという自信、さらに満足感を与えてくれる。自分に力がわいてきて、やる気が出てくる。この小さな一歩が次の一歩につながっていきます。


パーソナリティをつくり上げる
自分自身のことをストーリー仕立てで作り上げる。過去のことを物語にします。大胆な物語は人を引きつけます。失敗談や経験談を、おもしろおかしくストーリーにしていきます。これが元となり個性化され、やがてブランド化されます。


ささいなことから物語をつくります。たとえば、ルールを守ったばかりに損をした話。これは、「生真面目さ」を表現しています。キーワードは、真面目さになります。

「真面目さ」からイメージされる言葉は
几帳面、熱意、一生懸命、信頼、責任感、正直、真剣・・・
これらの言葉が、個性を表現する言葉となりブランド化していきます。



8.ピカソは なぜスゴイのか


ピカソは、生涯で147,800点の作品を描き続けた。 他の画家に比べると桁違いに作品点数が多い。ギネスに記録されるほど、圧倒的な点数の作品を生み出した。他の人には、到底マネできないくらいです。



バッターボックスに立つ回数が多ければ、ヒットを出す本数も多くなるのと同じ考え方です。人よりも多くチャレンジすることで、それが質に転化する。圧倒的な量をこなすこと。これが成功の秘訣です。何もチャンレジしない人は、永遠に成功を勝ち取ることができない。バッターボックスに立つ前からあきらめてはいけない。成功するためには、圧倒的な行動量が絶対条件です。


多くの人は、バッターボックスに立ちたがらない。なぜならば、バッターボックスに立てば、確かにヒットの出る本数が増えるのだが、それに合わせて三振の数が増えてしまう。つまり、失敗が怖い。怖くて怖くて仕方がない。だから、新しいことにはチャレンジしない。今まで経験してこなかったことをしようとすると、失敗する確率が高くなってしまう。だから、過去に上手くいったことだけをそのまま行う。これが一番楽だからです。


人よりも多く失敗することで新しい道が開けてくる。失敗を避けていたのでは、成功者になれません。失敗を恐れずに挑戦することが、必要不可欠です。

シルクドソレイユは、ひとつの演目に半年をかけて練習します。最悪の場合は死に至るくらい、難易度の高い演目です。まず最初に練習をするのが、失敗をしたときに、「いかにして安全に落ちるか」を練習します。あの演技は、実は失敗の練習の上に成り立っている演目なのです。失敗を恐れてしまうと、いい演技ができないからです。



9.目標設定の落とし穴


● 夢や理想に振り回されない。
● 価値観が一致する仕事を探す。

仕事と目標とが一致していることが望ましい。理想ばかり追求しあまりにもかけ離れたことを目標に設定してしまうと、行動がともなわず悩みが増えてしまいます。自分の仕事を見渡して目標になりやすいこと、自分自身で納得が得られることを目標にした方がいい。仕事の目標が立てられない場合は、現実を踏まえた上で身近なことからスタートするといい結果がでます。

もうひとつ大事なことは、将来性があること。僕らは未来に向けて仕事をしていかなければいけない。業界が衰退し今後の発展が期待できない仕事を選んでみても未来はありません。常に最新情報を入手し、将来性がある仕事を探し出し目標を設定します。また汎用性がある仕事もおススメです。その会社その業界でしか通用しないスキルでは、その産業が衰退したり倒産やリストラになったとき再就職が困難になってしまいます。自分の資産になる仕事を目標にする。その意味において、WEB系は魅力がある仕事だと言えます。

やりたいことと価値観が一致していることがベストです。自分の価値観と合わない仕事は苦痛に感じてしまいます。仕事がうまくいくとプライベートも楽しくなってきます。多くの時間を仕事に費やしています。この時間を有意義にできるかどうかは、どのような目標を設定するのかによって決まってしまいます。いままでの自分の経験を整理してみると、いままで見えなかったものが見えてきます。



10.目標の立て方のポイント


● 期限を決める
● 言い切る
● 少し背伸びをする
● 自分がワクワクする目標にする


目標を立てるのが苦手な方でも、絶対にできるおススメな方法はワクワク感です。目標が立てられない人には、自分にとってワクワクする目標を立てるようする。目標設定が楽しくなる。楽しくなれば、自然とできるようになっていくものです。苦痛に感じていると、人はなかなか行動に移せません。ワクワクするようなことを考え、それを目標にしてしまいましょう。楽しく目標設定することができます。仕事の目標が立てられないと、悩むこともなくなります。


出典:NHKクローズアップ現代 https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4285/index.html?1559016431


11.シリコンバレーで採用されている業績評価制度OKR


以前は、KPI(Key Performance Indicators:重要業績評価指標)を業績指標にしていたが、いまアメリカではOKRを採用している企業が増え始めている。GoogleやFacebookなどシリコンバレーの企業が取り入れている業績評価制度がOKRです。日本企業でも注目されはじめています。OKRとは、Objectives and Key Results のことで、O(objectives:目標)とKR(key results:主要な結果)を設定して、会社の目標と個人の目標をリンクさせて成果を上げる方法です。

Objective (目標)

・定性的な目標を設定する
・全社で取り組む大きな目標を設定する
・達成度は60~70%程度でOKとし100%達成できなくても良い
・短期目標(1カ月~四半期)で達成できること

Key Results(目標達成ための主要な成果)

・具体的な数字で目標設定する
・多すぎない、数は3~4つくらい
・達成度は60~70%が理想的
・あまりにも高い負荷をかけない

頑張って取り組んで60~70%達成できるくらいの目標にすることで、社員のやる気や能力を向上させることができる。OKRは社内コミュニケーションの活性化と目標の可視化を目的にしているので、OKRの達成率を個人の評価と連動しないようにする。

仕事の目標が立てられない人にとって見ると、意外なところがあったかもしれませんね。シリコンバレーの目標の立て方を参考にしてみるのもいいかもしれません。



まとめ


目標設定すると未来が見えてくる。行動することで人生そのものが変わってくる。目標設定は具体的でわかりやすいこと。抽象的なことを目標にすると何をすればいいのか、わからなくなってしまう。仕事と目標とが一致していること。あまりにもかけ離れた目標に設定してしまうと、行動がともなわず悩みが増えてしまう。そして発展性があることを目標にします。これらのことを念頭において「目標」を決めていきます。仕事の目標が立てられないと、悩むことな次々とチャレンジしていくことができる。

できることを増やしていくと目標が見つかる。

仕事の目標が立てられない人の共通点は、できることがあまりにも少ないことが挙げられます。失敗する恐怖から何もチャレンジせず、その場を通りすぎてしまう。最初は誰でも失敗します。それを乗り越えて今があります。失敗を怖がらず、できることを増やしていく。小さな一歩でかまわないので、まずトライしてみる。その一歩が未来につながります。


仕事の目標が立てられない原因は、意外にも簡単なものです。肩の力を抜いて、悩みを抱え込まないこと。おススメの方法は3行日記です。

毎日、次の3つのことを1行づつ簡潔に書いていく。
・1行目:その日、最もよくなかったこと(一日の中で失敗したことや、嫌だと感じたこと)
・2行目:その日、最もよかったこと(一日の中で成功したことや嬉しかったこと)
・3行目:明日の目標(あるいは今関心を持っていることでもいい)


インスタ https://www.instagram.com/yyblog77/
Twitter https://twitter.com/yymizuta
ブログ https://yyblog.buzz/
プロフィール https://yyblog.buzz/right-sidebar/





この記事が参加している募集

3行日記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?