ゆっずうっず

'99(24) ピアノ演奏/旅行/写真/夕焼け/ごはん が好き INFP-T🍊

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    ゆっずうっずの日記記事(旧題: ゆずゆのーと。)

  • 【#あなたの温度に触れていたくて。】作品&関連記事集

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    「あなたの温度に触れていたくて。」に参加してくださったみなさんの作品や、紹介してくださった関連記事をまとめています。ありがとうございます!!

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いざ、靴履き慣らしの岐阜旅へ

先日、靴を買い替えました。 今までのはすっかり履き潰してしまっていて、ずっと替えなきゃ替えなきゃと思っていたけれど、なかなか足が靴屋の方に向きませんでした。これの前に買った靴が合わなくて、靴擦れで毎日靴下に血を滲ませて、我慢の果てに泣く泣くまだ新しいうちにさよならしたのも、靴屋への足を遠のかせるには十分なプチトラウマでした。けれどさすがにこのまま履き続けるわけにもいかなくて、重い腰と足を上げて靴屋へ行ってまいりました。 今回は、その新しく買った靴の履き慣らしの旅と銘打って

    • 春のある夜のこと

      帰りの電車、窓の外にふと目をやると、ビルの向こうが若干まだ薄い藍色の空だったことに少し衝撃を受けた。最近残業続きだったから気づいてなかったのかもしれない。季節は進んでいるんだなあ。ふっと、心に春風が舞い込んだ。 行き帰りの電車は、大抵いつも窓の外をすずろに眺めるか、眠いので目を瞑っている。少しその気があれば勉強したり、読書したり。今日は巾着からAirPods Proを取り出して耳にはめた。が、すぐに違和感を覚える。ノイキャンなのに右耳だけ車内の音が聞こえる笑 おかしいな、昼

      • 【オリジナル曲#1】サクラミチ

        2021年3月28日。 ちょうど3年前の今日、ここnoteで公開した初のオリジナル曲を、再公開します。大学1年生の時に書いた、私の大切な曲のひとつです。 曲名は「サクラミチ」 そんなイメージの曲です。 今、改めてこの曲を自分で弾いて聴いて浮かんだイメージ(セルフ二次創作?)も残しておきます。 *  *  * この3月で卒業の皆さん、ご卒業おめでとうございます。 社会人になられても、皆さんがまた掲示板に紙をぺろっと貼られるその後ろ姿を目にできるといいな、と、そっと思

        • #39 1年前の今日をなぞって

          過去の自分を見つめられる人を、羨ましいなと思う。 日記だったりnoteを読み返して、今や未来の自分に活かす。そういうことができる人は、真っ直ぐで強いなと思う。 私は過去の自分を見つめることが苦手だ。 後から自分の日記やnoteを見返すと、恥ずかしいとか”イタい”って思ってしまうことがある。今の自分と全然テンションが違ったり、なんでこんなこと書いた/したんだろなって。 目を背けてしまう。 だけど、なにかヒントにはなるのかなと思って。 1年前の今日書いたnoteを見返し

        いざ、靴履き慣らしの岐阜旅へ

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        記事

          ESSEの付録のレシピから

          2024年1月14日 16:14〜 「これ、おかずのレシピ載ってるみたいだから、よかったら見てみてー」 そう言って親から渡されたのはESSEの1月号と、その付録の「保存版 ESSEの時短Bestおかず」という冊子。 親は、もう一つの付録であるムーミンのポーチがお目当てで買ったらしい。 せっかくなので、その付録冊子のレシピから2品作ってみました。 1品目、フライパンローストチキン。 材料は、鶏もも肉、まいたけ、しめじ。 調味料は、醤油とはちみつ、あと日本酒とパセリ。

          ESSEの付録のレシピから

          今日だけは、と、

          「今日はみんな早く帰らなきゃいけないんじゃないの」 私より先に帰ることがほぼほぼない先輩が、定時を過ぎても平然とキーボードを叩き続ける私たちメンバーを横目にそう呟いて、席を立った。え、今日何かあったっけ。鍵当番の先輩が早く帰っちゃう日だった? そう思ったくらい、それは私には縁のないイベントだった。 始業時間に間に合う電車に乗って、出社記録をつけて。画面と睨めっこして、キーボードをかちゃかちゃ奏でて、適切なタイミングで報連相して、を9時から18時まで繰り広げる。定時を過ぎた

          今日だけは、と、

          今日は全国的にポッキー&プリッツの日ですが、私はトッポを買いました。 中チョコだから手につかないし、言葉通り「最後までチョコたっぷり」なのがお気に入り。

          今日は全国的にポッキー&プリッツの日ですが、私はトッポを買いました。 中チョコだから手につかないし、言葉通り「最後までチョコたっぷり」なのがお気に入り。

          My Curation Disk - 202310

          2023/10/27 21:52〜 一か月で出会った曲の中から選ぶ、お気に入りプレイリスト。 10月分をご紹介します。 今月は厳選4曲です。 01. にしな「青藍遊泳 - From THE FIRST TAKE」 YouTubeで聴く noteで繋がっている方が「ゆずさんのイメージ」と選んでくださった曲。 そう言葉を添えてくださいました。 ピアノだけの伴奏、そこに映えるにしなさんの透き通った歌声に、私はすぐにこの曲をすきになりました。なんだろう……叫びたいけど叫

          My Curation Disk - 202310

          味噌汁を作る、平日朝のこと。

          「そうだ、明日の朝は味噌汁を作ってやろう」 明日は平日なのに。 前夜にふと、そんな考えが脳裏をよぎってしまったのだから仕方がない。 6時30分、起床。 新聞取り込みをして、炊飯器の保温を止めた。 ここまではいつものルーティーン。 ここからがいつもと違う。 小鍋を用意し、茶碗2杯分の水を汲む。 コンロに乗せて火にかける。 朝は、5分10分が命だ。 時計をちらりと見やりつつ、ネギとしめじを鍋に投入。カットして冷凍保存してあったものだ。続いてだしを適量入れ、お玉でかき混ぜ

          味噌汁を作る、平日朝のこと。

          銀木犀

          住宅街を歩いていると、ふと鼻が柔らかな香りを捉えた。 顔を上げると、立派な金木犀の樹が目に入った。 緑の葉の中にオレンジ色の花がぽつぽつと咲く様子は綺麗で、秋が来たんだなぁとじんわり感じる瞬間だ。 でも私は、同じ時期にひっそりと咲く銀木犀のこともすきだ。 私が生まれた時に親が庭に植えてくれた、私にとって大切な樹だから。 夕方、ふとカメラを手に外へ出て、庭の銀木犀を眺めてみた。 香りは金木犀ほど強くなく、微かに感じる程度。 花はオレンジではなくて、白っぽい色。 時折、

          世界の余白

          鳥のさえずりで、今日もまた私はこの世界に引き戻された。 目を擦ってベッドから降りて、カーテンをシャッと開ける。今日もスズメたちは窓の向こうの電線に行儀よく並んで、世界に朝を告げている。 「おはよう」私の耳に届いたその4文字が、ガラス窓を通り抜けられなかった私の言葉だと気づくまでに少し時間がかかった。しんとした部屋に響き虚しさを感じて、そっと口をつぐんだ。 まだ朝の8時だというのに太陽はすでに高い位置にあって、季節が進んだことを実感する。中学受験の時、塾の教科書に載っていた

          My Curation Disk - 202309

          2023/09/27 19:55〜 一か月で出会った曲の中から選ぶ、お気に入りプレイリスト。 9月分をご紹介します。 「初めて聴いた曲じゃないけど今月”再会“した曲」もOKにしています 私が聴く用のプレイリストはApple Musicで作っていますが、サブスクしていない方でもフル尺で試聴できるようにYouTubeのMVも引用しています 01. 夢と知りせば - 月詠み YouTubeで聴く 月詠みと書いてツクヨミ。 YouTubeをすずろなりに眺めていたら出会った

          My Curation Disk - 202309

          高度1万メートル、黄昏の雲海。

          高度1万メートル、黄昏(たそがれ)の雲海。 目線の下には延々と雲海が続いていて、 その向こうに傾きかけている太陽が この世界を淡く、黄色く染めている。 道を行き交う人々や車の音で溢れた地上とは違って、 そこはきっと静謐で、 風の音だけが響いている。 足元に姿を現した小さな季節の挨拶にも 目をやる暇がない地上とは違って、 時の流れがゆるやかで。 この刹那の黄色い世界はきっと永遠。

          高度1万メートル、黄昏の雲海。

          雨、ときどき青空

          ドアにもたれて外を眺めると、頭上だけが灰色の雲で覆われていることがわかった。電車はウオンウオンと異様な唸りをたてながら加速していく。レールが濡れて盛大に空転しているのだろう。ターミナル駅に着く頃には、雨が電車の屋根に叩きつけられる音が車内にいてもわかるくらい、土砂降りになっていた。 タカシマヤでバターバトラーを購入したら、地下フロアを通って元来た改札口を目指す。サンドイッチやエビフライ、手羽先、肉まんと、どうして百貨店地下のお惣菜エリアはこうも魅力的なのだろうか。後ろ髪を引

          雨、ときどき青空

          朝が来る

          背中にまとわりつく汗が、意識を覚醒させた。暗闇の中、開けっぱなしの窓にかかるレースカーテンは微動だにしない。 起床予定時刻よりも前に覚醒してしまったとき、私がまず最初にすることがある。現在時刻の答え合わせだ。 頭上に手を伸ばし、枕元の目覚まし時計を手に取る。休日だからアラームはかけていない。 4時10分。 やっぱり。 途中で目覚めるときは大体、4時台のことが多い。これは非常に厄介だ。平日なら6時、休日でも6〜7時には起きるから、この時間からじゃ寝るにも寝られない。かとい

          私にはエッセイは書けない

          キッチンの出窓から午後の陽が差し込んで、黒いコンロの上に光の筋を作っていた。それを見てふと思った。 そうだ、コーヒーを淹れよう。 顔から汗が垂れて、白いドルマンTの下、肌をなぞった。キッチンが蒸し暑い。9時(私にしては遅い)に起きてから窓も開けず、自室にこもっていたせいだ。確か朝刊の社会面に、昨日は最も遅い猛暑日だったとかなんとかって載ってたっけ。爪先立ちをして出窓をガラガラと開けると、涼しい風がふわりと吹き込んで私のバサついた髪をなびかせた。 やかんに水を汲んで火にか

          私にはエッセイは書けない