【今でしょ!note#125】子連れオーストラリア奮闘記8 自然の中で過ごす1日
いかがお過ごしでしょうか。林でございます。
2歳と0歳の子どもを連れて、2週間のオーストラリア家族旅行に来ています。今日は、メルボルン市内から車で1時間ほどのSilvanという土地での滞在3日目の様子をお届けします。
連載シリーズで、子連れ海外旅行の気付きなどをお届けしていますので、まだ見られていない方は、ぜひ第1回からお楽しみください!
(長くなってきたので、記事のご紹介はいくつか抜粋にて)
朝ランニングでの発見
オーストラリアに来て1週間が経とうとしていますが、おしゃれカフェ、綺麗な街並み、豊かな自然という様々な誘惑に負け続けて、毎日お酒を飲んでいます。
日本では、ただ仕事で頭を使って疲れてスッキリしたい日は炭酸水を飲む日も多いですが、疲れた頭を復活させるため、というマイナスをゼロにする感覚ではなく、ただ気分が良くて飲んでしまう、というゼロをプラスにする感覚です。
ただ、毎日飲んでいる分、運動もしないと身体が重くなりそうなので、出来るだけ走れる時には走っています。2歳と0歳の子連れ旅では、ベビーカーが使えない場所では基本的にどちらかを抱っこすることになる(2歳の子どもも歩き疲れるとすぐに「抱っこ!」と言う)ため、基本的な体力がないとすぐに大人側がへばってしまいます。
そんなこんなで朝日が上がるか上がらないか、くらいのタイミングでランニングに出掛けているのですが、昨日は、朝日が昇る前には満天の星空を、朝日が昇ってからは、これまた爽やかな景色がお目にかかれました!
ランニングから戻ったあとは、2歳の子どもがせっせとドングリと拾って並べていました。大人だけの旅行では、落ちているドングリに気付くこともきっとないか、見つけてもスルーしそうです。こういうものに気付かせてくれるのも子連れ旅行の楽しみの一つでしょうか。
トレッキングで自然を楽しむ
昨日は天気も快晴で、午前中はトレッキングに出かけることにしました。
日本で国内旅行に出掛けた時も、うちの家族はトレッキングを旅程に組み込むことが多いです。
子どもを2人連れているので、程よいコースがないかと探し、妻が見つけてくれたのがこちらの場所です。
Alfred Nicholas Memorial Gardensはシャーブルックの森の中にあります。車がないと行けなさそうな場所にあるので、今回車を借りておいてよかったです。
庭園には湖があり、湖までは片道2Km弱なので往復4Km程度でのトレッキングを楽しむことができます。
ただ、湖がある場所までは坂を降りていくのでベビーカーは使えず、逆に帰りは登りとなるので、子連れトレッキングとなると帰りは抱っこしながらの移動でなかなか鍛えられます。笑
滞在時間は1時間半くらいで、珍しい植物も多くて子どももその度に足を止めて観察していたので、子連れトレッキングとしては程よく楽しめる場所でした。
こちらの日差しは全般的に強いのですが、とにかく背の高い木が多く、木陰となっている場所ばかりなので、子どもの熱中症の心配もあまりなかったです。
ドメイン・シャンドンからの学び
午後は、ワイナリー畑の広がるヤラバレーで最も定番のドメイン・シャンドンに足を運びました。メルボルン市内からツアーなども出ているようです。
フランスのモエ・エ・シャンドンが国外で運営する数少ないワイナリーの一つですが、この土地が選ばれたのは、本家フランスのシャンパーニュ地方で栽培される3種類のブドウ品種、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエール、シャルドネを栽培するのに最も適した、土壌と気候であると考えられたためだそうです。
子どもは"Yarra valley apple"を飲んで満足そうでした。車で行くと小回りきくので便利な反面、ドライバーが飲めなくなるのが難点です。
運転を担当してくれた奥様、ありがとうございました・・!
帰りには、別のワイナリーも見てみました。宿のオーナーがオススメしてくれたCoombe Yarra Valleyです。
残念ながら、こちらでもワインの試飲をチャレンジしましたが、昨日はWedding partyで貸切となっておりました。
またこの場所に来る理由が出来たということで、良しとしましょう。
それにしても、ワイナリービジネスもなかなか面白いですね。
レストランの食事だけでなく、Tastingだけのプランもありますし、Tastingして気に入ったワインの購入ももちろん出来ます。
ワインという商品そのものを販売するだけでなく、物理的な製造・販売拠点が目に見える形になっており、この空間自体がブランディングにもなっているのも面白いと感じた部分です。
ネットで何でも買えるようになった現代だからこそ、「物理的に足を運ばないと経験できないことの価値」は相対的に上がっています。
オンラインとオフラインを組み合わせて、オフライン側を生産機能や販売機能といった単一機能だけを持たせるのではなく、よく言われる産地販売の垂直統合に加え、生産機能も販売機能も持つ物理的な「ブランディング拠点」「広告塔」にする、というビジネス形態の真骨頂を見た気がしました。
物理拠点を広告塔にする考え方は、他のビジネス形態でも応用できそうですね。ネット中心のサービスのブランディングや信頼度向上を目的として、物理的な拠点を設計する。活きた学びはやはり行動の先にあるんだと改めて実感したところです。
日本では、あまりこれまでワイナリー巡りをすることはなかったのですが、色々回ってみて観察しようと思います。
今日は、ヤラバレーからメルボルン市内に車で戻る予定です。
メルボルン市内で5日間ほど滞在して、ついに帰国しますが、シドニーとの街の感じの違いなどが知れると思うと今からワクワクが止まりません。
引き続き、子連れオーストラリア滞在シリーズをお楽しみいただければ幸いです。
それでは、今日もよい1日をお過ごしください。
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