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俺の勉強note

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理学療法士のタロの助が「これはためになる!」と感じたものをまとめたマガジンです。
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#リハビリ

今後、リハ専門職は何を目指すべきか

今後、リハ専門職は何を目指すべきか

 1998年4月に始まった私の作業療法士としての臨床経験は、23年3か月で一旦幕を閉じました。今後は法人本部の経営戦略部の事務職員として、地域住民が安心して生活できる地域づくりに過去の経験を活かして貢献したいと考えています。
 そこで本日のnoteでは、私がリハ部門の管理職として考えてきた「今後、リハ専門職は何を目指すべきか」についてを整理します。今回のnoteは、私のリハ部門での卒業noteとな

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[無料DLあり]中堅療法士サミットの登壇と感想

[無料DLあり]中堅療法士サミットの登壇と感想

わたし、蛙でしたわ。
【井の中の蛙、大海を知らず。】
療法士の世界って、こんなに広いんだと分かったんです。

ひと味違った世界観の広がるセミナー(サミット)に参加しました。
30名の登壇の方々がそれぞれのフィールドでお話されていました。

そして、登壇もできたことを心から感謝しました。

2023年3月19日までアーカイブ配信を購入できます。
全て、シリア・トルコ地震への寄付ですので募金するつもり

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【リハビリ】高血圧を考える

【リハビリ】高血圧を考える

公園の水飲み場の蛇口をひねり過ぎて、顔がびしょ濡れになったことはありませんか?もしくは思い切りひねってどこまで上がるか観察したことは?

あの水の高さですが、1.63mまたは2.45mまで上げた時の事を想像してみてください。(想像できない方は夜中の公園でお試しください)

この水の勢いですが、心臓のポンプが血液を全身に送り出すときの勢いと同じです。上の血圧(収縮期血圧)になります。

正常といわれ

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パーキンソン病の進行(訪問リハビリ目線)

パーキンソン病の進行(訪問リハビリ目線)

パーキンソン病は進行性の病気です。現れる症状に個別性があります。
この個別性について、リハビリ目線で言い換えると、「進行はするが、人によっては[お薬+リハビリテーション]で症状をコントロールし、在宅生活を送れる病気」でもあります。

今回はその進行度を解説し、お薬の効果が現れているデータを示して、シンプルに解説します。

・パーキンソン病の進行尺度である
「ホーエン・ヤールの分類」

・訪問リハビ

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パーキンソン病とは(訪問リハビリ目線)

パーキンソン病とは(訪問リハビリ目線)

パーキンソン病は特に訪問看護ステーションの訪問リハビリでご相談が多い病気です。病態の把握や保険システムがややこしいのですね。
訪問リハビリのために、病気の説明をすると「え!そんな病気なのですか?」と目をまんまるくされることが少なくありません。

相談が多いですが、「どのような病気なのか?」を大枠でわかりやすく解説している資料が少ないのも事実。

今回はリハビリ療法士の目線から一般の方、介護従事者の

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