僕のおじいちゃん
僕のおじいちゃんは農業するなって言う。
儲からない、大変だ、嫁がもらえない、、、本気で農業と向き合ってきたからこそ言える本当の言葉だと思う。
だけど、僕は知ってる。
その言葉に隠されている意味を。
少し、状況を説明します。
おじいちゃんは山内柑橘農園の2代目でみかんやブラッドオレンジなどを栽培しております。場所は佐賀県太良町の田舎町で人口約1万人ほどの小さな町です。
この文章を書いている孫である、私は、東京で大学生をしております。コロナウイルスとともに大学生になり、ほとんど大学へは行かないまま、2年が過ぎようとしております。
そこで、この何もできない状況をどうにかしたいと思い、大学で勉強したことなどを活用して、祖父母の柑橘を販売することにしたのです。
インターネットなどを使いこなせない方が多い高齢者にとっては救いの手だと思います。
個人的見解ですが、インターネットを使いこなせない世代で農業を本格的にされている方、素晴らしい農作物を作られております。
品質は素晴らしいのに、発信する役割を担う人がいないのです。
今回は、そこに目を向けて、自分なりに販売を行なっております。
よかったら、覗いてみてください!笑
そうやって、現在の日本における、過疎地域の現状、第1次産業の担い手不足を発信しながら販売していると、自分にも使命感が生まれるわけです。
決して、農業がしたい!、じいちゃんの跡を継ぎたい!と思って始めたわけではありません。
楽しいから、自分のお小遣いにもなるから!と言う思いで始めたのに、今では、ほっとけないのです。地域も、おじいちゃんも。
今年、77歳になります。現役バリバリで農場に出ております。
僕は今、20歳です。将来が不安です。何をすれば正解なのでしょうか。
あえて、おじいちゃんが農業は絶対にするな!と言うのはどんな意図が隠れていると思いますか。
山内柑橘農園は100年の歴史をつなぐ、柑橘農園です。
どんな思いで、毎日気張っているのでしょうか。
僕は、何をするために生まれてきたのかを考えると、祖父母の後を継ぎながら、これまで作ってきた歴史に花を咲かせることなのではないかとも思うのです。
しかし、夢はたくさんあります!笑
新聞記者にもなりたいし!海外で働いてみたいし!詩人になりたいし!ミュージシャンにもなりたいし!小説も書きたいし!
どうしても、将来を決めることはまだできそうにないです笑
おじいちゃん、農業なんてするなとか言わないで笑
迷うじゃないか。
#おじいちゃんおばあちゃんへ
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