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Travel To Anywhere

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たぶんどこにでもいける。
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SKUは何のためにあるのか?

SKUは何のためにあるのか?

ふとタイムラインに流れていたnoteをみたところひっくり返ってしまったのであわてて書きます。ロジスティックス、特にECの物流が専門な人間としてはこのnoteを読んで「SKU統合したいんですけど」とかいわれたら困るので自分の立場をちゃんと書いておきます。っていうかこれは酷い。

そもそもSKUとは「商品を構成する最小の単位」です。該当のnoteにもかいてある通りです。

例えばTシャツで、カラーが4

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学びと外在化について

学びと外在化について

向後先生のアドラーオンラインがスタートしました。Google Classroomとnoteの二種類があり、Google Classroomでは添削が受けられます。

当初classroom版には30名近くの方が登録していました。しかし課題が出た瞬間に提出者は減り、4月以降に受講する人は数名になってしまいました。これ自体はかなり残念でした。

とかいってたら、中野の早稲田大学エクステンションセンター

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問いを立てることの重要性について

問いを立てることの重要性について

なんでも問題提起をして場を乱すのではなく、自分が捕らわれている檻を認識しつづけるために「問い」を発しつづけている。ところがその檻はとても我々にピッタリくっついていて、ラカンのいう「ラメラ」のように張り付いているものに対して「問い」という形式を通じて意識することができる。

一度遠回りしてラカンの「ラメラ」について考えてみよう。これについてはスラヴォイ・ジジェク「ラカンはこう読め!」の「エイリアン」

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教える技術入門ワークショップを開催しました

教える技術入門ワークショップを開催しました

先日受講した早稲田大学エクステンションセンターの「教える技術」で設計したコースを組み立て90分のワークショップを開催しました。弊社のクライアントさんで全国で子供向け雑貨の店長さんを中心に13名の方に参加していただきました。

マイクロフォーマットに基づいてセミナー形式ではなくワークショップ形式でおこないました。事前にクライアントさんにお願いして、できるだけ知らない人どうしで班を作成してもらいました

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本棚にならぶ紙について、いわゆるシニフィアンについての一考察

本棚にならぶ紙について、いわゆるシニフィアンについての一考察

noteを書くときにはタイトル書くか、本文から書くかといわれれば、本文の構想をもってからタイトルをつけて本文を流れるように書くようにしている。自分の文章について結構コンプレックスをもっていて、それはいわゆる中二的な時に、文章を書くぞ!と書いてはみた。ところが、状況説明に文章をつかってしまい、なにをかいてるのかわからず400字詰め原稿用紙を数枚つかってやっと冬の駅の描写をするという、10年後にHDD

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虐待をした人は虐待を認知していない

虐待をした人は虐待を認知していない

そろそろ1年以上連絡をとりたくない母親から電話がくるかなとおもっていたら、予想通り昨晩電話が来ました。普段だったら出ないのです。しかしここは端的にいえば結構酔っ払っていたので思い切ってでちゃいました。

「連絡を取りたくないのはあなたに虐待された過去がいますごく影響してるので会いたくない」「会う度に文句ばっかりいわれるから嫌だ」と伝えました。

すると母は「全部私がわるかったのね」「ごめんなさい」

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おとな学部の研究発表会で使ったプレゼン資料の作成法

おとな学部の研究発表会で使ったプレゼン資料の作成法

ちはる塾おとな学部の研究発表会で話しをしたところ、プレゼンに対して肯定的なコメントをもらったので、私のプレゼンの組み立て方について話をしてみます。

まず、以下の原則を守っています。

・1スライドには1つのキーワードしか入れない
・スライドには文章は基本的に入れない
・色は背景、本文、強調色の3色のみに抑える。
・画像は1スライドにつき原則1枚

このために、まずスライドの組み立てをEverno

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第四回おとなの研究発表会があります

第四回おとなの研究発表会があります

今週末の土曜日に向後先生が主催のちはる塾おとな学部の研究発表会があります。どんな感じかは、1期生のryojuさんのnoteをみてください。私は4期生ではったはずが、気がついたら3期生になってました。よくわからないんですが、そういうことらしいです。

締め切りの日の朝にやっと提出原稿のチェックを通り抜けました。要求されているものがわからなくて、ほんと正直なことをいって何回も心が折れかけました。とはい

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焦れば焦るほどなにも出ない

焦れば焦るほどなにも出ない

なんか焦ってる。理解できないこと、いや言語化できないことがなんでできないかという自分に対して焦ってしまい、なにも出てこない。でも入れることはできる。もしかしたらセルフハンディキャップ、いや親によるレッテル貼りの一種かも知れない。ともかく正解がない問いに対してどうしたらいいのかまったくわからなくなっている。

焦ってからパセージプラスが始まるのになぜかアドラーに対してもの凄く興味を失っている。半年間

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なにかをはじめるということ

なにかをはじめるということ

なにかを始めるというのは意外と障壁が高いように思われる。教室を選ぶの大変とか、時間がないとか、そんな理由があればやらない理由としては十分だ。でも、やらない理由があるからやらないのなら、なにもしなくていいはずだ。なにかを始めることによって自分が変わることが怖いのかもしれない。

音楽系の習い事はいまもやっているし、他にも着付けとかいろいろやっている。振り返ってみてもなにがかわったというのかはよくわか

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探求について考え直してみる必要がある

探求について考え直してみる必要がある

冬休みの宿題でジャック・ラカン「精神分析の四基本概念」とエマニュエル・レヴィナス「タルムード四講話」を同時に読み進めてみている。さらに副読本として、「精神分析の四基本概念 解説」という本を読んでいる。そこの中で、ラカンは精神分析は科学かということについて、話をしている。ここで探求というキーワードが出てくるので、ここにフォーカスを当てて考えをしてみたい。

ラカンの文章を引用からスタートしてみよう

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仕事始めでした。

仕事始めでした。

今日は仕事始めでした。土曜日に仕事始め!?と思う人もいるかもしれません。でも年末の波動を乗り切ったお客さんのところに年始のご挨拶をいこうとおもっていってきました。

波動というのは完全に物流現場用語なのです。用は通常よりも出荷数が増えた状況を指します。これに呑まれて出荷が遅延しつづけるお客さんが多いのです。しかし、弊社のクライアントさんには、波動は予測できるというもと、「準備90%、現場10%」と

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2018年、わたしは世界など変えなくていいとおもった。

2018年、わたしは世界など変えなくていいとおもった。

テクノロジーで世界を変えたいと思う人は多くいるとおもうし、実際変えられることもあるので否定はしない。もしも彼らのいう通り世界が変えられるとしても、それは自分が見える範囲の世界が少しかわるだけかもしれないと思っている。そもそも世界がないかもしれないという疑問に世界を変えたい人たちはどう答えるのだろうか?少なくとも、そのことにわたしはそれに加担する必要がないと2018年に気がついた。

現在、ジャンル

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(ほぼ)初詣に行ってみた

(ほぼ)初詣に行ってみた

日本の年明けにする行事の一つに初詣がある。神社仏閣にはあまり行ってなかったけど、10年ぐらい前にあまりにあんまりなことが重なって、一度お祓いをしに西新井大師にいってから気が向いたらいくようにしていた。とはいえ、子供がいるとベビーカーでは行きづらいし、下の子が人が多いのが苦手だし、年末年始は出てることも多かったし、そもそも、私が「目的地にいった!終わり!」みたいな行動パターンの人なので積極的に行くこ

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