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学びと外在化について

向後先生のアドラーオンラインがスタートしました。Google Classroomとnoteの二種類があり、Google Classroomでは添削が受けられます。

当初classroom版には30名近くの方が登録していました。しかし課題が出た瞬間に提出者は減り、4月以降に受講する人は数名になってしまいました。これ自体はかなり残念でした。

とかいってたら、中野の早稲田大学エクステンションセンターで学ぶ方から離脱についてのnote記事があがっていました。

なるほど、相互のコミュニティーなどが重要なのかとおもったのです。ともかくClassroomはシステム上相互交流には向いていません。そのためにちはる塾おとな学部の三期では、Facebookのグループをつくってそこで通知や自分の思考を書き出すところを書いています。みてる視点が違っていてちょっと面白かったです。

わたしがアドラーオンラインに求めているのは、アドラーについての体系的な理解が目的です。向後先生がおっしゃるようにアドラー心理学は採掘場のようになっています。実践という意味ではアドラー心理学に基づく育児プログラムであるPassageが非常に良いとおもっています。ところが体系的に学べるところが現在ないとおもっています。

体系的な学びをする上で大事なことは自分の中に体系的に染みこんでいるかということです。それを行うためにはnote版のような受け身ではなく、与えられた課題を淡々と書いて、提出するという外在化によってのみ習得できるのはないかとおもいます。そのために締切は絶対に守らないといけません。

わたしが最終的にアドラー心理学について研究したいテーマは「アドラーが前提」としている内容について構造主義の観点から考えるということです。ラカンの「フロイトに帰れ」ではないですが「アドラーに帰れ」ということです。

ちはる塾おとな学部とアドラーオンラインの両方をこなすぐらいの負荷をこなすことが自分が研究者として今後独り立ちできるかの試金石になってるという気もします。これから半年間楽しんでいきたいとおもいます。

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