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#日本一周
青春プチロマン小説「女が日本一周するとき」第7話 作/奈良あひる
カフェラテを半分ぐらい飲んだあたりで、加恵は私おのストーリーを思い付いたのだった。
今日の宿に買えったら、メールを送ってみる。それだけのことだった。
メールを返すだけでも、加恵にとっては大きな決断でもあるのだ。
加恵は、それ以上カフェラテを飲まなかった。席を立ち、会計を済ませて宿に向かった。
早くメールを送りたくなったのだ。心が弾んでいた。
おそらく予想のつく後半おカフェラテより、予想のつかない