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コラム:黒へのこだわり?
単純に「黒」といっても多くの種類があります。
・黒
・くろ
・くろつるばみ
・鉄黒
今、一例で上げた「黒」はどれも‘くろ’と総称され、「黒」として表記されますが、実際。黒から灰色に近づいた色だったり、複雑な色味が表現されています。
その分HTMLカラーコードも多数存在し、数値を一つ変えるだけでまったく違う色味になっていきます。
高貴な色ともいわれる黒ですが、人の数だけ黒があるといっても
What you? あなたはだれ?
このコラムは、ただ読むだけなら数分とかかりません。
しかし、このコラムには、深遠へ至る道への鍵のひとつが入っています。
生活に‘疑問’が浮かんだら、じっくりと読んでみることをおすすめします。
それではどうぞ……
ひとにとって、内面と外面(がいめん)の二面性があるのが当たり前。内側の本能を制御する外側。その行動に足る衝動を起こすのも内面が外面に影響したこと。
なら、内面に振り回されな
コラム:‘みる’ということ……
「目は口ほどにものをいう」
ことわざにもあるこの言葉。
昨今のマスクありきの生活が変わってくる中で、「目」の存在が重要になってきています。
最近の特集で電話応対が苦手という人が増えてきてるとのこと。声の抑揚や湿り気、息遣いに至るまで電話口からは伝わってきます。それは、「目」で見ることでも同じことが言えます。
単純に見るといっても、生活で当たり前のように幼少期から使っている「見る」
と
第6話 記録と記憶。それは、過去が礎となり人となりを築く。
この回のあらすじ…
部活を頼まれることの多いタカシ。その部活のスローガンに記憶より記録というものがあった。そこで悩んでしまうタカシ。記録も重要だけど、記憶にも残ってほしいと思うタカシ。そんな微妙なせめぎ合いをしているようです。
*
マスターの指摘から、八方美人っぷりを治そうと努力をしていたものの、なかなか都合のいいメンバーとしか、見てくれていない様子に悩んでいた。いっそのこと、このまま都
第5話 声も言葉も感情が混じって‘温度’がある。
この回のあらすじ…
この日のお客もひと段落した昼休憩のある日。タカシとサヤカは、マスターが人と話すのが好きになった理由を聞きます。
*
この日、午前中の来客が終わり、カフェも昼休み。午前中に訪れたお客のカップにテーブル、豆の手入れなどひとしきり終えると、タカシやサヤカも休憩の時間に入る。店内で息抜きをしながらも、マスターのことについて話し始めます。
「あっ、マスター。そういえば…どうして
第3話 理想は高い方がいいけれど、高すぎも考え物
この回のあらすじ…
この日。マスターの経営するカフェはお休み。しかし、店内では従業員のタカシが課題をこなしていた。というのも、単位がギリギリになってしまっていたタカシは、休日の店内を使い課題を消化していた。
課題そのものは完成していたものの、クオリティーにこだわりすぎるあまりに、提出するのが遅れてしまっているようだった。そんなタカシにマスターがやんわりと語り始めます。
*
「のぉぉっ。課
第3話 否定することは簡単。しかし、受け入れ寄り添うことは難しい。
第3話のあらすじ。
大学1年のサヤカは、どうしても言ってしまう‘口癖’があった。それは、この年代の人なら、誰しもがやってしまうこと。
「いやっ。無理だから…」
否定することが口癖になっていたサヤカは、バックヤードでタカシの手伝いをする中で、どうしても否定する単語が口をついて出てしまうことを、悩んでいたのだった……
*
「ほらっ。サヤカも受け取って…」
「重いものは、男の仕事でしょう。それ
第2話 振り回されるタカシと、頼り頼られ表裏一体。
この回のあらすじ…
大学二年のタカシは、学内でいろいろ頼まれごとが多く、あちらこちらに引っ張りだこ。部活の手伝いを頼まれたタカシは、ヘルプ要員で仲たがいをしている双方の部活に誘われることも…そんなタカシの、苦労をマスターに相談するようです。
*
「はぁぁ。」
「おやおや。タカシくん。お疲れのようだね。」
「マスター……最近。大学で頼まれごとが多くて……」
「おやおや。それは、うれしいこと。
第1話 うつせみに変わる単語の意味は、想いを告げるための言葉?
「はぁ。マスター。」
「ん? どうしたんだい?」
気ままのどかな日常のひだまりカフェの店内で、サヤカが困った表情でマスターと離し始めていた。午前の休憩時間も終わり、昼までの短い時間だったがブツブツと独り言のように話し始める。
「実は…告白されちゃって…好きですって…」
「おやおや。それは、私が口を挟んでいいものなのかな?」
「はい、聞いてほしいんです。マスターには。」
「ほうほう。では、その告白
ひとの想いが、漢字・ひらがな・カタカナを生む。
文庫は縦。ところがwebは横。ネットサーフィンでは、おおむね横書きと、縦書きと横書きが混在しています。しかし、縦書きがここまで日本に定着したのも、いろいろな歴史的な背景を交えてピックアップします。
「縦書きも横書きも、どちらの書き方も行間に想いが宿る。」
そんな話をお送りします。
日本にもとからあったものの、より砕けたのは漢文以降? 発祥に関して紡いでいってもいいのでしょうが、これに関し