対人コミュニケーションにおいて、相手に提供出来る3つの商品
コミュニケーションや関係性構築において最も重要なことは「価値提供」である。
これは、私のブログでしばしば記載してきたことです。
多分、同じ様な内容のブログを1年前くらいに投稿した気もしますが、1年前よりも今日のブログの方がクオリティの高い内容が書けていると信じて、文章を綴りたいと思います。
目の前の相手とコミュニケーションを取ったり、関係性を構築するにおいて、
「相手に何を提供する事が出来ているのか」
という視点は、非常に重要であると私は考えています。
「ギブ・アンド・テイク」という言葉がある様に、人間関係というのは、どちらかがギブだけをして、どちらかがテイクだけをするという訳にはいきません。
相手に何かを提供してほしいなら、自分も相手に提供できる何かを見つける。
という事を、「お互いが意識」して初めて、コミュニケーションや、関係性というものが出来上がっていくものだと私は思います。
では、目の前の相手に提供できる、
言ってしまえば「商品」は何か。
1つ目は、「時間」です。
簡潔に説明すると、「ここまであなたに時間を使ったのだから、私にも〇〇してよ」という関係性構築の仕方です。
確かに、相手とコミュニケーションを取ったりする上で、「時間の提供」というものは必要不可欠でしょう。しかし、時間を売り物にした関係性というのは、脆くなってしまうのではないかと私は思います。
2つ目は、「気持ち」です。
のれは、先ほどの「時間」よりも、関係性を構築する力が強いと私は思っています。
「気持ちを売る」とは、つまり、
「私はあなたに対してこの様に思っていて、これからはこのように向き合っていきたい。だから私にも〇〇してほしい」ということ。
先ほどの「時間を売る」だと、「時間への対価」として、相手からのギブを求めていましたが、
今回の「気持ちを売る」の場合、
自分の「中身」を相手に提供している為、時間を売っていたときよりも強固な関係系を構築しやすいです。
最後の3つ目は、「価値」です。
これは、「価値を売る」というよりかは、
「自分という人間の価値」を作り込んで、相手に、自分と過ごす時間や、自分の容姿や思考、言動そのものに「価値を感じてもらう」という、これまでの2つとはタイプが違う相手に提供出来る売り物になります。
私は、「価値を売る」ことを、
「作り込みを売る」と呼んだりします。
つまり、相手に何らかの「価値」を感じてもらうためには、その価値を作るための過程やストーリーを自分の中に作り込む必要があるという事。
相手に、自分と過ごす時間や、自分の言葉一つに価値を感じてもらうために、
まずは自分自身に「作り込み」、「過程」、「ストーリー」というものを作る。
その作り込みを相手に売る事が出来れば、相手との関係性構築において最も強い手段になると私は思って居ます。