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地震

ここ数日、各地で地震が相次いでいる。地震が起こるたびに怖いという感情と共に、全ての偶然が重なりあって私たちは生かされているという感情を持つ。

地震は地球が生きている証拠。普段は地球に住んでいるという意識さえ持たずに過ごしている。もちろん地球の裏側の人のことを想像することもほとんどなければ、宇宙の中の銀河系の一部だなどと少しも思わない。

しかし、現実は生きている地球の上に私たちは存在していて、それは銀河系のひとつであり、宇宙は果てしなく続いている。同じ地球上には私とは違った時間で過ごしている人もいる。私は夕方の気分だが、さわやかな朝を迎えている人もいるのだろう。

現実は地球の中心にはとてつもないパワーを持ったマグマが燃えたぎっている。いつ爆発してもおかしくない。もし爆発すれば、私たちは銀河の中のただの一欠片に過ぎない存在になる。いや、今でもすでにただの一欠片なんだろう。自分では立派に生きている気持ちになっているが、宇宙レベルで見たら、本当に小さな存在だ。

私は地震など自然災害が起こるたびにそんな思いに包まれる。そして、宇宙の一欠片なんだというちっぽけさを感じる。ちっぽけだけれど、宇宙を構成している一欠片だと思うと、自分も偉大な存在のような気もしてくる。どちらの気持ちもわいてくるが、ようは、他の物質と同様にこの世を構成している一部であるということ。

スピリチュアルな話なのかもしれないけれど、身体はただの入れ物だという意識がわいてくる。宇宙を構成している私という一欠片は魂のような存在に思えるから。

そして地震も宇宙に存在しているパワーのひとつ。私と同じ魂を持つもの。地震で怖いと感じるのは何故だろう。地震のほうが私よりも力が強いからというのはもちろんだけれど、それよりも私の親のような存在だからなのかなという気持ちになる。

地球や地震のエネルギーがあって、私たちの魂は創生された。そんな感覚がわいてくる。そうだ。私は恐ろしいと思っている地震のエネルギーから生まれてきた生き物なのだ。地震のエネルギーは私にとって親のような創生主のようなそんなイメージ。

地震で亡くなった方。その他の自然災害で亡くなった方。みんな創生主と一体化したのかもしれない。人間という魂から、創生主の元へ帰って行ったのかもしれない。そんな気分にさせられる。

自然の脅威を恐れることは決して悪いことではない。それは子どもが親の大きさに怯えるように自然なことだから。地震は色々なことを教えてくれる。怖がりながらも、その真実を学びとらなくてはいけない。

私を幸せにしてくれる全てを愛しています♡