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0016 コレクションブランドとキコ・コスタディノフのドロップしたアイテム 2 「コレクションブランドによる直販の可能性」
2022年5月11日追記:タイトル含め、一部表記、一部文章を変更しました。
こちら前回の記事の続きとなっておりますのでぜひ『0015 コレクションブランドとキコ・コスタディノフのドロップしたアイテム 1 「コレクションブランドの消費プロセスとセレクトショップ」』を先に読んでいただければと思います。
キコ・コスタディノフのドロップしたアイテム
ここまではコレクションブランドにはランウェイや
0017 「東コレAW22-23を振り返る会」メモと感想
久々の投稿となりますが、今回はFashion Studiesが主催する「座学019 2022年秋冬 東京コレクションを振り返る」に参加してきたので、そこで取った個人的なメモをひっそりと公開します。
質疑応答で質問するために取っていた極々個人的なメモなので、正確に記せてない部分や自分の言葉で置き換えている部分が多くあります。配信のアーカイブもまだ公開されていないから確認して修正もできないし(公
0015 コレクションブランドとキコ・コスタディノフのドロップしたアイテム 1 「コレクションブランドの消費プロセスとセレクトショップ」
新年あけましておめでとうございます。昨年は本業が多忙を極め長文を書くモチベーションを削がれてしまっていたので、2022年は今まで以上に軽い文を頻繁に書くというやり方にシフトしようと思います。本年も何卒よろしくお願いいたします。
さて、最後に投稿したKiko Kostdinov AW21コレクションのレポート以降キコはSS22コレクション、BOREDOMS EYƎとのコラボアイテム、Asics
0014 キコ・コスタディノフ "00112021 SOMNIUM." AW21 クイックレポート
およそ2ヶ月ぶりの更新となる今回は前シーズンに引き続きKiko Kostadinov(キコ・コスタディノフ)の最新コレクションのクイックレポート。なるべく鮮度を優先したいので詳しいレビューはまた後ほど投稿する予定です。
Preface 2021年02月05日(金)13:00GMT、キコ・コスタディノフによるメンズウェア2021-22秋冬コレクションがオンライン上で発表された。SS21のプレゼン
0013 Balenciaga Fall 21 “Afterworld: Age of Tomorrow” 考察
2020年12月6日、Balenciagaによる2021秋冬コレクションが発表された。コロナ禍に苛まれた本年は多くのブランドが集客を伴うランウェイショーを自粛し、映像や写真でのプレゼンテーションを行った。無観客でランウェイショーを行い映像を配信したところもあれば、ストーリーのある映像作品を発表したブランドもあった。Loeweの「Show in a box」形式も魅力的なプレゼンテーション方法だっ
もっとみる0012 キコ・コスタディノフ "00102021 Sirokkó" SS21 クイックレポート
世間ではCOVID-19が猛威を振るい多くのイベントやライブ、映画など文化的活動の発表の場が軒並み延期やデジタルでの発表に切り替わっているなかファッション業界も例外ではなく、パリファッションウィークのメンズコレクションは例年の6月開催から7月に変更され、すべてオンラインでの発表になった。
公式スケジュールは2020年7月9日〜13日で、この記事はそれに合わせて最新の情報をチェックしながら執筆し
0011 キコ・コスタディノフ "00022017 Two Deaths, Three Births" SS17 レビュー
【この記事の本編は無料で読めます】
キコ・コスタディノフ "00022017 Two Deaths, Three Births" SS17 レビュー キコ・コスタディノフのコレクションレビュー第3弾はセカンドシーズンの「00022017 "Two Deaths, Three Births"」を取り上げる。コレクションの性質上、ファーストシーズンをに関する記事も読んだ上で本稿を読んでいただけると
0010 キコ・コスタディノフ AW19 "00072019 Midnight Stripe" レビュー
【この記事の本編は無料で読めます】
久しぶりの投稿になってしまったことを許していただきたい。私事ではあるが、本業の方が繁忙期を迎えたのを機に文章を書くことから離れてしまい、再び筆を取るまでに時間がかかってしまった。
過去のキコ・コスタディノフシリーズは以下のマガジンにまとめてあるので参照していただきたい。
マガジン「KIKO KOSTADINOV SERIES 」
2つ前の記事ではキ
0009 時代に適応した新たなファッションデザインの構築について
これまでキコ・コスタディノフに関する記事を中心にほぼ自己満的に書いてきたが、今回はより一般的なファッションデザインそのものの話について書こうと思う。題名は「時代に適応した新たなファッションデザインの構築について」である。これを語る上では多くの前提を話さないと伝わらないことがほとんどであると予感しているが、ここは初期衝動を大事にしていきたいので、まずは勢いだけで書いていこうと思う。それを公開した後
もっとみる0008 FUZE対談 「階級、民族、格差ーーさまざまな「壁」を創造性に反転させる新世代ロンドン・ファッション、その最前線」
この度、ウェブメディアFUZEにてSintaさん(Double Clapperz)とロンドンファッションについて対談した記事が公開された。
本記事はグライムDJとしてロンドン含め国内外で活躍しているSintaさんとともに、それぞれの視点からロンドンの、主にメンズファッションシーンについて対談している内容となっている。田中宗一郎氏を司会に、都内某所にて収録された本対談は、私の支離滅裂な語りにも
0007 キコ・コスタディノフ "00012016" AW16 レビュー
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一つ前の投稿でキコ・コスタディノフの学生時代の作品の考察を一通り書けたので、ここからはブランドとして発表したコレクションのレビューを順に書いていこうと思う。第一回目は無題("Untitled"と洗濯表示タグに記されている)のファーストコレクション「00012016」について。
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キコ・コスタディノフ AW16 レビュー
ファーストシーズンの商品企画
0006 キコ・コスタディノフ BA&MAコレクション
【この記事の本編は無料で読めます】
キコ・コスタディノフ BA&MAコレクション この度、再度加筆を行いver.4にアップデートしたことをここに記す。今回の更新ではMAコレクションのイメージビデオを追加した。そちらの部分だけ有料化して公開するので、これまでの内容はこれまで通り無料で読めるのでご安心を。それでは。
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三度目にして最大の加筆を行ったので、冒頭で記しておく。これまでBAコレ
0005 キコ・コスタディノフ:Stussyコラボレーション
しばらく期間が空いたが、また2053のメモから少しずつ書き出して行く。今回は画像を多めに、文字量はいつものように3000字を目安として書いた。今後はよりコンスタントに、より手軽に書いていく習慣を身に着けていければと思う。
キコ・コスタディノフ:Stussyコラボレーション 一番最初の記事「0001 キコ・コスタディノフ:アイトア・スループとアクロニウムの系譜 1」ではキコ・コスタディノフ(Ki
0004 キコ・コスタディノフ関連文献
日本語圏のキコ・コスタディノフファンのために掲載雑誌やウェブ記事をここに記しておこうと思いリストを作成しました。雑誌に関しては下記以外にも掲載されたものはいくつか存在しますが、現状私の手元にある物のみを対象としています。
【2019年9月9日更新】
【2021年5月20日更新】
0003 キコ・コスタディノフ:アイトア・スループとアクロニウムの系譜 3
自分のためのメモを書き出すだけと言いつつ、いざ公開するとなるとそう無責任にもなれず、再度リサーチし、記事として固めてしまう。それもまた自分の「臆病」な性格の現れなんだと認識し、今後はより純度の高い意味不明な文章もアウトプットしていけるようこの活動を続ける次第である。
キコ・コスタディノフ:アイトア・スループとアクロニウムの系譜 3 前回はキコ・コスタディノフが1年間インターンし、服作りの基礎を
0002 キコ・コスタディノフ:アイトア・スループとアクロニウムの系譜 2
すべての言葉が相互に引用し合う巨大なエンサイクロペディアを形成するよう、可能な限りリンクを結んでいく。ボルヘスの作品のように。松岡正剛の千夜千冊に習って。
電子的にインターネット上に文章を残す意味はハイパーリンクを繋いでいくことにある。そうでなければ絶対に紙に印刷した方が良い。お金かかるけど目が疲れないから。
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キコ・コスタディノフ:アイトア・スループとアクロニウムの系譜 2 前回はキコ・コ