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1+1=2 どう捉える?

ゆーです。

今日は、普段、研究でビジネスをしていて思うところを書きます。
ちなみに、数学の話ではありません
ボクは数学者ではありませんし、なんなら1+1=2がどうして成り立つのかはわかりません。

では、この記事で何が言いたいか?
「ビジネスにおける科学者・研究者ってこういうことする人たちなのかな?」という、完全な個人の見解です。

いきなり例え話ですが、何かと何かを足し合わせて何かが生まれるとするじゃないですか?
赤に青を足せば紫になるとか。

そこでですよ、青と黄を足して緑になるっていうのを見つけにいくのもいいと思うんです。

思うんですよ?思うんですけど…
やっぱり研究者たるもの、どうして赤と青を足し合わせれば紫になるのか?を探求していったほうがいいんじゃないかと思うんです。

現象や仕組みを詳しく調べて、調べて、とにかく調べた時、「これとこれを混ぜた時に見え方が変わるのか」「それなら!工夫することでコレを見えなくしてしまえば、この色はどうなるんだ?」「見え方が変わるということは、色を作るだけじゃなくて、消したりもできるのか?」「自在にコントロールできるのか?」「目に悪い色だけ消せるのか?」みたいなところを見つけてくると、色の話から別の領域に移行していく可能性もあります
すると、全く知られてなかったものが見えてきたり。
(注:上の例え話は、かなり雑に作っていて、細かいところがおかしいかもしれませんが、寛大な心で見ていただければ…)

これっていろんな色の組み合わせを試しまくってても、絶対に見つからないモノですよね。
だって組み合わせまくっても、新しい色を見つけられるだけなんだもの。

つまりですよ。
研究者って本質の部分に対する探究を重ねることで、新たな展開を見つけられるんです。
(もちろん、解明した現象から他のものに展開できる視野を持つ必要はあります。)

でも、意外と(?)、企業とかで働いてる研究者って“組み合わせの検証”しかやってなくて、“謎の解明”というものをやらないことが多い。(そして、本人たちは気づいていない。)
これは、”企業でやる研究”が”大学でやる研究”に比べてつまらないと言われてしまう理由の1つだと思います。

個人的には、もったいないなーと。
もちろんお金のことも考えないといけないので、ひたすら探究を重ねることは難しいかもしれない。
でも、目先の成果を出すために簡単な検証しかしていないと、他の人でもできちゃうことだったりするので、強い技術にならない
魅力的な研究者って、きちんと”その人だけの技術”を持ってることだと思います。

突き詰めて研究できる”環境”を整え、ぜひ未来に向けて研究してみてほしい
もちろんボクもそういう意識で研究をやっていきたい!

とまぁ、ボクの思う研究者としての意識を書いてみました。

最後に。
これって、研究者だけの話じゃない気がするんですよね
広く見れば、どんな物事も深く探っていくのであれば、研究みたいなモノじゃないですか。
YouTuberさんの”どうやったら多くの人に見てもらえるのか?”とかも研究っちゃ研究です。

他の職業の方も、その人の持ってるものだからこそ開拓できる領域がある気がしていて。
ボクは、自分がならなかった職業の方々が生み出せる領域・ポテンシャルに興味津々で、異業種の方の話をいつも楽しく聞いています。
簡単に手を出せる領域から1歩進んで、深く追及できるか。
”なぜ?どうして?”を追い求めることができるか。
こういうことではないでしょうか?

こういうところで、学生の時に培ってきた基礎を応用に変えていく力が発揮されるのかな?とも思います。
勉強して鍛えた頭の使い方は、決してムダにならない!
どんな職に就こうとも、その領域で自分しか持っていないモノを突き詰めていけば、新しい世界を創り出せる気がします。

ちなみにですが、ボクは欲張りなので、研究以外の世界も自分で見つけに行こうとしてます。
”研究者だからこそ持ってるもの”を他の職業に展開して、また違った新しいものを発見することを夢見てるんです。

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