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エンドロールを見ずに席を立つ人に憧れている
「好きな映画は?」という質問はふしぎ。映画が人生を描くものなら、他人のそれと同じように、目の前をさらさらと流れていくだけで、心に残るものなんて本当はない。
けれど、「映画を見たということ」はどうしても記憶と結びつく。最近でいえば、「殺さない彼と死なない彼女」と、実写版の「ヲタクに恋は難しい」。どちらも映画館で見た。
殺さない彼と死なない彼女は、渋谷だ。2週間ほど家から出なかったとき、外出の
ラミパス・ラミパス・ルルルル。
私はデカルトさんほど賢くないので、考え続けても、「疑っている自分」すら手元には残らない。
1に1を足せば2になることも、神様がこちらを見ていることも、ハッシュタグもくすぐったい寝息も日本語の美しさも幸せも希死念慮も同じくらい何にも信じられなかったから、せめて、「私なんかと比べ物にならないくらい苦しんでいる人が世界にはたくさんいる」という事実だけを大切に信じて生きてきた。これまでの人生の中で、胸
Graffiti a la carte.
最近の雑記。
ノートの落書きみたいなもんです。日付いろいろ。 はやみねかおるキッズだったのでアラカルトってすぐ言う。
父。姉の保育園の先生に「娘さんには、お家でなんと呼ばれていますか?」と聞かれる。園児と話すときや、お迎えが来たとき、ひとりひとりの家庭の呼び名に合わせて「丸々ちゃんのお父さんは~」「是々ちゃんのパパ来たよ~」と呼び方を変えるらしい。父、正直に答える。「父上と呼ばれています」保育