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ちっぽけな大学生  公開後の編集が手癖です タグを付けるのが下手です

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百人一首を好き勝手に現代語訳してみた(76から100)

76 わたの原漕ぎいでて見ればひさかたの雲居にまがふ沖つ白波 あれ雲?波?目の前青すぎてなんもわからん 77 瀬を旱み岩にせかるる滝川のわれても末にあはむとぞ思ふ 川瀬を駆け抜ける激情が、もつれながら苔むした岩にぶつかって引き裂かれていく。僕らは、この先で待ち合わせしよう。合流して、海になって、溶け合っておだやかな愛を誓おう 78 淡路島かよふ千鳥の鳴く声にいく夜寝覚めぬ須磨の関もり 淡路島から飛んでくる千鳥は、誰が恋しくて鳴いているのだろう。うすぼやけた視界に響く悲しみ

    • 百人一首を好き勝手に現代語訳してみた(51から75)

      自由にやっとります 51 かくとだにえやはいぶきのさしも草さしも知らじなもゆる思ひを はじめての炭酸、はじめての午前3時、はじめての副流煙も、あなたは私に教えたまんま、なんにも気がつかないのね 52 明けぬれば暮るるものとは知りながらなほ恨めしき朝ぼらけかな 次に会えるまでずっと苦しい 53 歎きつつひとりぬる夜の明くるまはいかに久しきものとかは知る あなたが不義の逢瀬で留守にする夜の、どれほど長いかご存知かしら。ええもちろん、あなたにとってはさぞ短いのでしょうね。

      • 百人一首を好き勝手に現代語訳してみた(26から50)

        相変わらず自由にやっとります。 29と50が好きです。 26 小倉山峰のもみぢ葉心あらば今ひとたびのみゆき待たなむ 小倉山の紅葉、もし心があるなら、どうかあと少し、せがれが来るまで散らずに待ってくれ 27 みかの原わきて流るる泉川いつ見きとてか恋しかるらむ あなたが恋しいのです。目の前を流れる大きな川の、その深間、激流が僕に関係あるでしょうか?あなたを抱きしめたい、この腕にあなたの身体が収まって、僕は耳元で、あなたが聞いたこともないような美しい言葉を紡ぎます。あなたが恋

        • 百人一首を好き勝手に現代語訳してみた(1から25)

          自由にやらせてもらいました。 古典に明るいわけじゃないので、詳しい人怒らないでください🙇 1 秋の田のかりほの庵の苫を荒みわがころも手は露に濡れつつ 今日夜勤やねんけどめっちゃ孤独やし小屋ボロすぎて露入ってきて服濡れるし普通に寒いしほんま無理、弊社まじで設備投資しろ 2 春すぎて夏来にけらし白たへのころもほすてふあまの香具山 春は過ぎた。冷めるような緑に白いシャツが眩しくて、俺たちの夏がくる。 3 あしひきの山鳥の尾のしだり尾のながながし夜をひとりかも寝む 鳥のはばたき

        百人一首を好き勝手に現代語訳してみた(76から100)

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          百人一首を超好き勝手に現代語訳してみた

          自由にやらせてもらいました。 古典に明るいわけじゃないので、詳しい人怒らないでください🙇 1 今日夜勤やねんけどめっちゃ孤独やし小屋ボロすぎて露入ってきて服濡れるし普通に寒いしほんま無理、弊社まじで設備投資しろ 2 春は過ぎた。冷めるような緑に白いシャツが眩しくて、俺たちの夏がくる。 3 鳥のはばたきも聞こえない。ひとりぼっちの永遠みたいな夜。 4 海原に漕ぎ出して見上げれば、富士の冠雪。その高嶺に舞う銀花を、あなたは見ましたか。 5 訳とかない 6 私、髪を切っ

          百人一首を超好き勝手に現代語訳してみた

          ちょっとした詩

          あなたが忽然、黙るとき 私は八木重吉を読んでいる あなたが忽然、黙るとき 私は煙を空に放り投げる あなたが忽然、黙るとき 私は木星の淵に腰かけて青い星に会釈する そうしてあなたが話しはじめるとき 私は一度すべてをやめて 3D Touchで白い吹き出しを眺めるのです

          ちょっとした詩

          君は神様に僕は人間になり損なって出会ってしまった #短歌

          君は神様に僕は人間になり損なって出会ってしまった #短歌

          新学期ですね

          カラオケでポしなを歌ったら褒められた。 双方向の主観に鈍く、察しが悪くて食べ物を買うのも何かを例えるのも下手な私は、今日もリズム感と愛想だけで生きている。世界のいろんなことはそのふたつでできていたりするのに、その割には暮らすのが下手くそだ。書くのは好きだけどしゃべくりができない。 喫煙所は大抵よそよそしい。なんだか大人の顔をしなければならないし、みんな吸うのが早くてあっという間にいなくなってしまう。私と、そのイカしたスーツが汚している肺の別々であることをまざまざと。 単純

          新学期ですね

          落書き

          歌詞にしたくて徒然していたものが歌詞にならずに溜まってきたので放出します。 赤いマルボロを目印に おっきい換気扇の下で待ち合わせしよう 歌いたいことがなくなっても僕は僕だから 幸せじゃなくなっても君は君でいて 私はあなたのものじゃないし 逆もまた然り でも、ふたりの才能を共有財産にしませんか 内緒のパスワードで保管しませんか あと15秒で起きてくる 布団の端っこでそのときを待っている 片付けた部屋と恋 十分な日照時間でも病んじゃう君のこと かわいいスタンプで元気づ

          最近の。

          断言や特別を乞うて泣いていた日があって、美男美女のヒーローによって救われると思った日があって、だらっとした日常の中ですべてが大丈夫になると確信した日もあって、気づけばすべて過ぎ去って、いま、なんの結論もなく一瞬を逃しながらただここに私がいる。予感の中を待っているかもしれないし、なにかの余韻に漂っているのかもしれない。現在と未来と過去がすべて凝縮されたガラス状態の中に、細胞壁で輪郭をふち取って存在している。主観とも違う、だって私はどうやら生粋のメタ思考モンスターなので。 主観に

          最近の。

          三軒茶屋の屋上

          大切な友達のことを考えていたら歌詞になりました。 掃いて捨てるような夜景をバックに 君はポケットに両手を入れて寒いねって笑いながら たぶん本当は名前を呼ばれるのを待っていた まだ行かないでベイビー 君はときどき僕をひどく悲しくさせる女の子さ その細くて白い指で 一体いくつの茨を捕まえたの まだ行かないでベイビー この街は寂しくないよ ほんとだよ 何にも信じれないのをぜんぶ 土地の名前のせいにして酷いねって笑いあえたら どんなによかっただろうって今僕は思うよ まだ行かな

          三軒茶屋の屋上

          タイトル未定

          歌詞を書いたら友達が歌にしてくれました おいでその柵から少し離れて たしかにずさんな場所だけど どうか安らいでいて 君は正しいよ かなしい祈り 僕が完璧になれないと救えないかな 街はたそがれ みんな星のはしごを探してる ほんとのことはどこにもないよ でも大丈夫 あの歴史がいつか僕らをほら飲み込むから おいでその檻から少し離れて たしかにいぶかしい場所だけど どうか忘れないでいて 君は正しいけど あの日の吐露 得意な顔で月をいまおどかしてみて 君はかはたれ 瑞々しい絶望

          タイトル未定

          タイトル未定

          反射するラップトップ ホーム画面に散りばめられた書類の数 西日の見え方だって遺伝子で変わる世界さ 確かなものはひとつもないね なんてサイケ! 仕草で構築されたこの場所を いつか蹴散らして、知らして 理由のないものにしか説得力なんてないよ 早く気づいて! 終電に見捨てられた部屋で くだらないぜってひとりごつ 少女は 知らない車が遠くで ぶんぶん 微分、洽聞、構文を愛したまんまさ 未だ遅延届はなし 神様の不在証明 でも信仰に憧れて ブレスケアに消臭剤 君は匿いのにおいばっか

          タイトル未定

          タイトル未定

          好きなアーティストの曲を聴きながら真似っこして歌詞を書いてみました。 下手の横好き。 チクタク時計を抱きしめて 毛布にくるまる夜も更けていく 始まれない合図の数 誰も来ないって拗ねてるガール えーてぃーえむはすぐそこよ そろそろここらで選手交代! カキーン!課金でデートしよう 大体言えないことばかり タイムアップは夢見心地で 延長戦は いらない いらない 感電対策おぼつかないよ 君の指先 びりりと震えて かわいかったのは私の方だな ゴミ捨て場の段ボールに キスマークつ

          タイトル未定

          サマーソング

          歌詞なるものを書いてみました。 初めての経験なのでドキドキしつつ楽しかったです。 いつか曲にしたいな うんうん、ちょうどいま 少ない階段で踊ってたよ ともだちと手のひら合わせて 繋いだ温もりに僕ら骨抜き 風死んで泡 傷心で朝 一昨日のお茶も君の過去も 僕が飲んであげる だから生きていて 歪な歌で救われない君に 見せたいな 当たり前の世界 ねえねえ、なんか なんかさ 知れない言葉に憧れてたよ ともだちのコップにジュース注いで 溢れる前にありがと、 照れるぜ 流燈に紐 

          サマーソング