ユンコ@ゑまふ

日本語の美しさ、楽しさを伝え、残していけるような文章を目指して、日々創作しています。 …

ユンコ@ゑまふ

日本語の美しさ、楽しさを伝え、残していけるような文章を目指して、日々創作しています。 分野は、小説、童話、エッセイ、書評など。数々の惜しい受賞経験豊富。記録更新中。 人生に必要なのは文学とアートと少しの笑い。そういうものに囲まれて生きていきたい。

マガジン

  • めくるめく活字世界

    本があれば生きていける、と思えるほどに好きだと言える。そんな私の書評や、本を巡るあれこれ。

  • 落選文学展

    コンテストに落選した珠玉の迷作たちを「落選文学」として公開。自画自賛展といっても過言ではない。完全なる自己満足の世界。 ・・・と言いつつ、誰かに読んでもらいたいだけという寂しがり屋の記事でもある。

  • ようこそ笑店街へ

    とある町の商店街は、「笑店街」と呼ばれている。一風変わった店ばかりが集まっており、すべて言葉を使って全力で遊んでいる店と人々が楽しく商いをしている。 これは、福野明(ふくのはる)という女性が笑店街に引っ越してくるところから始まる連作短編集。基本的に一話完結。どこからでも読んで笑ってください。

記事一覧

ギャラリー活字「絵から生まれた物語展」

絵の鑑賞方法に正解はない。むしろ見た人すべての人の数だけ正解がある。 かつて画廊勤務10年…

ユンコ@ゑまふ
11か月前
14

「絵から生まれた物語展」第2展示室

第2展示室:あなたの椅子 あなたの椅子と決めた日から わたしは腰かけるのをやめた それは肘…

ユンコ@ゑまふ
11か月前
4

「絵から生まれた物語展」第6展示室

第6展示室:天気雨の日に そのひとはいつも、黒い服を着ていた。 よく晴れた昼下がり。ぼくは…

ユンコ@ゑまふ
11か月前
3

映画先読みキャンペーンと言っても過言ではない体験

今回は、東京創元社のゲラ版先読みキャンペーンに応募し、見事当選したため、発売前に先読みし…

ユンコ@ゑまふ
11か月前
9

100円でインコ2羽

前回の、レゴでゴッホ「星月夜」作ってみた自己満足記事が思いのほか好評を博し、恐ろしい程多…

13

レゴとゴッホと星月夜

それはゴッホ好きな私にとって運命のボタンとも言うべきワンクリックだった。 「知っています…

183

熊手と人手の小粋な関係

11月といえば、1日がワンワンワンの語呂合わせで犬の日であったり、11日が見た目勝ちのポッキ…

千年越しの物語を追いかけたドキュメンタリー

 祇園祭と聞けば、誰もが京都の伝統的なお祭りだと想像するだろう。でも、実際に見たことのあ…

一気読み必至、二度読み必須の出会い

電車なんて停まらなければいい。いっそのこと乗り過ごしたいと思えるほど夢中になって読んでし…

さあ、TKGのMTGを始めようではないか。

実は会社員だったりする私が近年出会って、なんとなく気になっている言葉たちがいる。例えば、…

今日は何の日? 私的解釈に基づく記念日に制定

本日4月17日については、昔、徳川家康の忌日だと聞いたことがある。私とは特に関係のない人だ…

サクラマツ

「サクラサク」(桜咲く)は、昭和の頃、大学の合格を知らせる電報の文言として用いられていた…

食べてみた。平和のために。

自慢だが、セロリが嫌い。 春菊が嫌い。 そら豆が嫌い。 でも別に春菊とそら豆は食べられない…

金魚の巻

 昨年の佐藤家トレンドニュース第一位は、金魚がやって来たことだ。遙か昔に金魚すくい出身の…

スーダン人が教えてくれた日本語の豊かさ

 このようなノンフィクションは大抵、読む前から、苦難を乗り越えた感動ものとして捉えてしま…

読書に欠かせぬ本の友、栞。しかも無料で収集した品々。

秋といえば読書。実は年中読書だが、読書の秋コンテストをやっているので、素直にお勧め本を紹…

ギャラリー活字「絵から生まれた物語展」

絵の鑑賞方法に正解はない。むしろ見た人すべての人の数だけ正解がある。 かつて画廊勤務10年…

ユンコ@ゑまふ
11か月前
14

「絵から生まれた物語展」第2展示室

第2展示室:あなたの椅子 あなたの椅子と決めた日から わたしは腰かけるのをやめた それは肘…

ユンコ@ゑまふ
11か月前
4

「絵から生まれた物語展」第6展示室

第6展示室:天気雨の日に そのひとはいつも、黒い服を着ていた。 よく晴れた昼下がり。ぼくは…

ユンコ@ゑまふ
11か月前
3

映画先読みキャンペーンと言っても過言ではない体験

今回は、東京創元社のゲラ版先読みキャンペーンに応募し、見事当選したため、発売前に先読みし…

ユンコ@ゑまふ
11か月前
9

100円でインコ2羽

前回の、レゴでゴッホ「星月夜」作ってみた自己満足記事が思いのほか好評を博し、恐ろしい程多…

13

レゴとゴッホと星月夜

それはゴッホ好きな私にとって運命のボタンとも言うべきワンクリックだった。 「知っています…

183

熊手と人手の小粋な関係

11月といえば、1日がワンワンワンの語呂合わせで犬の日であったり、11日が見た目勝ちのポッキ…

千年越しの物語を追いかけたドキュメンタリー

 祇園祭と聞けば、誰もが京都の伝統的なお祭りだと想像するだろう。でも、実際に見たことのあ…

一気読み必至、二度読み必須の出会い

電車なんて停まらなければいい。いっそのこと乗り過ごしたいと思えるほど夢中になって読んでし…

さあ、TKGのMTGを始めようではないか。

実は会社員だったりする私が近年出会って、なんとなく気になっている言葉たちがいる。例えば、…

今日は何の日? 私的解釈に基づく記念日に制定

本日4月17日については、昔、徳川家康の忌日だと聞いたことがある。私とは特に関係のない人だ…

サクラマツ

「サクラサク」(桜咲く)は、昭和の頃、大学の合格を知らせる電報の文言として用いられていた…

食べてみた。平和のために。

自慢だが、セロリが嫌い。 春菊が嫌い。 そら豆が嫌い。 でも別に春菊とそら豆は食べられない…

金魚の巻

 昨年の佐藤家トレンドニュース第一位は、金魚がやって来たことだ。遙か昔に金魚すくい出身の…

スーダン人が教えてくれた日本語の豊かさ

 このようなノンフィクションは大抵、読む前から、苦難を乗り越えた感動ものとして捉えてしま…

読書に欠かせぬ本の友、栞。しかも無料で収集した品々。

秋といえば読書。実は年中読書だが、読書の秋コンテストをやっているので、素直にお勧め本を紹…