100円でインコ2羽
前回の、レゴでゴッホ「星月夜」作ってみた自己満足記事が思いのほか好評を博し、恐ろしい程多くの皆様に楽しんでいただけて、嬉しい限り。この面白さを分かってくれる人がこんなにいるなんて、地球もまだまだ捨てたものじゃない。
そんななか、今日は思わぬところで衝撃の出会いをしてしまった。
この形状、どこかで見たことがある。今も賑わいを見せている先日のゴッホ記事にも似た、このオモチャ・・・まさか・・・いや、よく見ると、例の赤いロゴではなく、ショッキングピンクのロゴが左上に。それはそうだ。だって、ここは全国的に有名な100円ショップ「ダイソー」なのである。先日の世界的オモチャのメーカーではない。
しかしながらお得なダイソーといえども、本当に100円で売っているとは限らない。油断してはならぬ。100円の顔をして500円くらいする可能性だってある。だって、2羽のインコが作れると謳っているではないか。2羽のインコを100円で作ってしまったら1羽あたり50円だ。お得すぎて逆に怪しい。
いそいそとレジへ。
本当に100円(税抜)だった・・・我が目を疑った。
「プチブロック」と書かれているが、それほど極小というわけではないのにこんなにお得でいいのだろうか。
さて、さっそく開封。
入っていたのは一袋と何かのパーツ一つ。そして両面一枚だけの組み立て図。一目見て、一瞬で作り終える自信が芽生えた。
ということで、ばばーん。
思った以上にブロックが小さく、大人の指では少々難儀。
でも文句は言わない。対象年齢12歳以上で上限はないのだ。
もくもくもく。
ちまちまちま。
そしてあっという間に、ばーん。
ものすごく可愛い1羽が誕生した。高さは3.5cm位。手乗りサイズだ。
これぞまさしく手乗りインコ。
引き続き、2羽目も。
大変だ。可愛すぎるではないか。
でも、ちょっと待て。
最初に入っていたアレをまだ使っていないではないか。
少しだけ組み立てると、全貌が見えた。
ああ、こういうことか。
確かに、鳥には必要だ。
だめだ。「可愛い」しか言葉が思い浮かばない。
ニヤニヤし、カメラを向けていたところ、この人に見つかってしまった。
サイズ的に巨大な鳥になってしまっているが、ゴッホさんには関係ないようだ。
星月夜以外に描きたい対象と思ったのか、絵の具セットやキャンバスなどを取りに、急ぎアトリエへ戻っていった。
しかし、その隙に・・・
何かを察知したのか、2羽は示し合わせるように飛び降り、てくてく去っていった。
そうとも知らずに戻ってきたゴッホさん。
以上、予想外の出会いで、また楽しく遊んでしまった週末の日記でした。
読んだ人が笑顔になれるような文章を書きたいと思います。福来る、笑う門になることを目指して。よかったら、SNSなどで拡散していただけると嬉しいです。