今、必要な学習とは。
ずっと前から読みたかった『〆切本』(左右社/初版 2016)を、ようやく手にして読んでいる。この本は小説家や文筆家と呼ばれる人たちが、締め切りについて書いた文章を集めた、ちょっと変わったアンソロジー?というか、エッセイ集的な形式の本である。まだ冒頭と言える部分くらいしか読んでいないのだが、夏目漱石が執筆について語っている部分が、すごく納得というか共感できたので紹介したい。
『執筆する時間は別にきまりが無い。朝の事もあるし、午後や晩の事もある。新聞の小説は毎日一回づゝ書く。書