まつや総本家

みんなの教卓でありたいー♪ ま・つ・や♪

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最近の記事

寝落ちは最大の敵。

最近、家で問題を解いたり本を読んだりしながら寝落ちしているパターンが多い。ソファなんかで寝てしまった場合、明らかに翌朝は体調が悪い。今日もそうだった。だんだんと無理の効かない身体になってきたということなのだろう。 翻って、皆さんはまだ比較的に無理が効くと思う。夜遅くまで起きてても、次の日はバリバリ頑張れるとかそういうことだ。なんと羨ましいことか。 だけど、だんだんとそういう無理をやめて入試に向けたリズムの調整に入らなければならない時期だ。その時だけエナジードリンク飲んで本

    • 定番。

      今日が24日ということは、もう2020年もあと1週間なんだなという妙な感慨に浸っている。久しぶりに雨降りの一日になったが、雨は夜更け過ぎに雪へと変わるということはなさそうだ。 さりげなく冒頭に放り込んだけれど、山下達郎の『クリスマス・イブ』は35年前からずっと、年に一度は『週間シングル TOP100』に入り続けているのだそうだ。君たちどころか、僕でさえ生まれる前の話である。 確かに『クリスマス・イブ』は、冬場になるとどこからともなく流れて来て、自然と耳に入ってくる。もはや

      • 今、必要な学習とは。

        ずっと前から読みたかった『〆切本』(左右社/初版 2016)を、ようやく手にして読んでいる。この本は小説家や文筆家と呼ばれる人たちが、締め切りについて書いた文章を集めた、ちょっと変わったアンソロジー?というか、エッセイ集的な形式の本である。まだ冒頭と言える部分くらいしか読んでいないのだが、夏目漱石が執筆について語っている部分が、すごく納得というか共感できたので紹介したい。 『執筆する時間は別にきまりが無い。朝の事もあるし、午後や晩の事もある。新聞の小説は毎日一回づゝ書く。書

        • 温度差。

          今日のテーマは「温度差」である。 確かにこの季節は、風呂に入ろうとすると寒い脱衣所から熱い風呂に入って、また寒い脱衣所へ戻るという身体には優しくない季節である。引っ越す前の新築アパートには浴室暖房がついていたけど、今の家は浴室暖房も乾燥機もついていないのでゲキ寒である。 という話ではなくて。 授業をしているとクラスの中に妙な温度差を感じる時がある。原因は様々あって、その時ごとに変わるパターンも多いけれど、大体は「勉強に向かう意識の差」であることが多い。 例えば「宿題を忘

        寝落ちは最大の敵。

          書き物の再開。

          激動の2020年も終わりに近付く冬の夜、いかがお過ごしですか? いや、人によってはこれを読むのが朝かもしれないし、昼間かもしれない…ネット上で記事の出だしの挨拶を書くのって、案外難しいものだ。 さて、8月9日以来ほったらかしにしてきたnoteを冬休みの開始にあたって再開しようと思う。理由は特にない。再開したいと思ったからとしか言いようがない。そんないい加減な気持ちで、でも書くことは真面目に書いていこうと思うので、勉強の合間とか、暇でしょうがない時とか、何かの拍子に覗いてみ

          書き物の再開。

          1学期の終わりに。

          すごく変な1学期だった。 変なというと言葉が雑だが、なんかこう、落ち着かないままに終わってしまったような、そんな1学期だった。 思えば2年3学期の修学旅行の中止から、ズルズルと休校期間に入り、慣れないオンライン学習に、分散登校、やっとまともに授業が出来たのが6月。 そこから猛追をかけようとスピードに乗ってきたところで、1学期が終了という、釈然としないというか、腑に落ちないというか。。。 だけど準備運動も満足にしないまま走り続けた部分もある。ここは一旦立ち止まって、いよい

          1学期の終わりに。

          街を歩く。

          どうしても必要があって天神の街を歩いた。 日曜とは思えないほど静かで、歩道も昼間なのに人が少なくて歩きやすかった。 ただ、街にはマスクをしていない人も多く、僕もさっさと用事を済ませて帰った。 地域のプロスポーツも、ソフトバンクとアビスパが試合を中止し、サガン鳥栖も発熱者がいたとか。 本当に身近な人がいつ感染してもおかしくない状態だ。真夏にマスクというのはめちゃめちゃ暑苦しいが、お互いに耐え忍ぼうではないか。 挙句、もしかしたら台風が近付くかもしれないとのこと。水害があ

          【読書記録】こげな本。あげな本。#04

          ありがたいことに、今週は僕自身にとっても4連休だったので、久しぶりに買っておいた本を読むことが出来た。ただ、今回の本は本文が4ページから始まり、あとがきが終わるのが239ページ、実質扉ページなどを含めて236ページ分あったのだが、だいたい3~4時間くらいで読み終わってしまった。(読むスピードには個人差があるだろうが、僕にとってはこれは異常なまでのハイスピードである) もちろん、中身がないとか字が大きいとかそういうわけではない。ただ、読む手が止まらなかったのだ。 『そして歩き

          【読書記録】こげな本。あげな本。#04

          記述問題の『答え方』

          期末考査も終わった。 今回君たちの答案を採点していて気になったことがいくつかあったので、試験返却の時に「記述問題に対する『答え方』」の話をいくつかしたけれども、ここに改めてまとめてみようと思う。 1、出題者が求めていることを正確に理解する。まず、問題に答える前の基本的な姿勢についてだ。 試験を解く時に忘れてはいけないのは、試験には出題者および採点者がいるということだ。(多くの場合、出題する側と採点する側はイコールである) 問題というのは自然発生的にその辺から湧いてくるもので

          記述問題の『答え方』

          水害のこと。

          今回の大雨で僕の故郷、筑後地区で大きな水害が起こっている。 今も久留米に住んでいる友人知人に連絡を取ると、 「水が自転車のカゴの高さまで上がって来た」だの 「帰り道に道路を無理に通ろうとして車がやられた」だの 「勤務している老人ホームが床上浸水した」だの悲しい話がいっぱい聞こえてきた。 テレビを見ていると、知っている土地が沢山写っていた。 ただ、その中で唯一知らなかったことは、今にも氾濫しそうな筑後川の姿だった。 その映像を見ながら、 真冬の極寒の河川敷で行われる高校の

          水害のこと。

          自分の人生を生きるということ

          いや、本当にnoteを書く時間がないのである。 休校期間中はあんなに毎日、それこそ1日2本くらい書く時間があったのに、今や1週間に1本の記事を書くのがやっとというような、そんな状況です。結構キツいぞ、毎日(笑 世の中のバリバリ働きながら、ガシガシnoteを更新している人たちは本当にすごいと思う。(ただし、そうなりたいと思うかと言われると、それはまた別だが) ただ、キツいのは生徒諸君も同じだと思うので、僕も負けないように頑張りたい。共に頑張ろう。 しかし、noteだけじゃ

          自分の人生を生きるということ

          「成長」とは何か?

          「厳しい」というのは、「諦めろ」という意味じゃない。 どうしてそんなにも「100か0か」の思考になってしまうのか。 例えば、「今のままじゃ、A大学に行くのは厳しいよ」と言われた時に、「ああ、僕はもうA大学には行けないんだ」と考えてしまう人の多いこと。 いや、そうじゃなくて。 それがどうして、「今のままじゃ厳しい」と言われた瞬間に、「ああ、自分はダメなんだ」になってしまうのか? どうしてそんなに「100か0か」の選択になってしまうのか? 「今のままのじゃ厳しい」ってこと

          「成長」とは何か?

          国語の一歩目

          拙い日本語の力や、スタンプなどで自分の言いたいことが相手に通じるのは、「相手が自分の言うことを理解してくれようとするから」である。 社会では基本的に相手は自分の言うことを理解してくれようとはしない。と言うかそもそも聞こうという姿勢が無い人もいるし、相手のアラを探してやろう、揚げ足をとってやろうという人も多い。 だからこそ、日本語をしっかりと学んで武器にしていかなければならない。それが日本語、ひいては国語を学ぶ第一歩目の考え方だと思う。

          国語の一歩目

          己と戦うということ。

          先日テレビを見ていると、プロ野球パ・リーグの監督がリモートで、テレビ会議のような形式で会談するというような番組をやっていた。 その中で「今シーズン、手強そうな相手?」というような質問に、北海道日本ハムの栗山監督が「日本ハム」と回答した。曰く、「相手のことをどうこういう前に、まず自分との戦いに勝たなければ」とのこと。僕はなるほどなと思った。 大学入試ということを考えれば、一見して他の受験生との戦いに思えるかもしれない。だが、大学入試は実際、自分との戦いである部分が大きい。

          己と戦うということ。

          ここ1週間が…

          よく考えると、僕が子供の頃は天気予報で最高気温が30℃を超える日というのは、年に数回あるか無いかであったような気がする。気がするだけかもしれないけど。今や30℃どころか35℃を超える日さえも出てくる始末だ。「猛暑日」という35℃を超える日を表す言葉が作られ、当たり前のものとして定着してしまっている。 今では学校にエアコンがついていることは当たり前になっているが、僕が高校生の頃にちょうどあちこちの学校で教室にエアコンがつきだした。ちなみに僕の高校では、僕が高2の夏からエアコン

          ここ1週間が…

          心の声に耳を傾ける。

          今週から本格的に通常授業が再開されて早3日。教室全体に重苦しさが漂うようになってきましたね。 君たちも先生方も気持ちは一緒で、「久々の通常授業だから、まずはペースを掴んでリズムを作りたい」という思いがある一方で、「休校期間で遅れた分を取り戻さなければ」という思いもあるため、結局「休みが終わったばかりでリズムも掴めないまま、ハイペースな流れになっている」というかなり苦しい状況になってきてますね。 先生方も疲弊している部分があって、職員室もなかなかに重苦しい感じです。 イラ

          心の声に耳を傾ける。