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日本の行事

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日本の行事や節句のお話
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#ハマった沼を語らせて

エイプリルフール

エイプリルフール

エイプリルフール
(4月1日)

思いのほか古くからある4月1日は、エイプリルフールの日とされ、罪のない嘘をついたり、人をかついだり、驚かせても許される日です。

日本では「4月馬鹿(ばか)」ともいい、英語では「Aril Fools'Day」といいます。

最近では、企業のホームページが遊び心たっぷりのページになるなど、愉快なことが行われています。

古くからある罪のない習慣ですが、他人を傷つける

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春のお彼岸(3月17日頃から23日頃まで)

春のお彼岸(3月17日頃から23日頃まで)

彼岸は、
中日を挟んだ7日間のこと「春分の日」と「秋分の日」を中心とした、
それぞれ前後3日間の計7日間が「彼岸」です。

春の彼岸は新暦3月17日頃から23日頃まで、秋の彼岸は新暦9月20日頃から26日頃までです。

春分の日・秋分の日を「彼岸の中日(ちゅうにち)」といい、彼岸の初日を「彼岸入り」、最終日を「彼岸明け」といいます。彼岸の中日は、もともと国の大祭日の一つ春季皇霊祭(しゅんきこうれい

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修二会 三月一日〜十四日頃 春の到来を告げる仏教行事

修二会 三月一日〜十四日頃 春の到来を告げる仏教行事

「修二会」は、七五二年(天平勝宝四年)に、東大寺の初代別当である良弁僧正の高弟、実忠和尚によって創始されました。
己の罪と穢れを懺悔し、五穀豊穣などを祈願する行事で、旧暦
二月一日から行われていたことから修二会と名づけられています。

東大寺二月堂の「お水取り」

最も有名なのが、一二五〇年以上も続いている東大寺二月堂の「お水取り」の名で知られる修二一会です。
三月一日から本行が始まり、十四日間に

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