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2020年12月の記事一覧
ユキと家とひねくれた概念④
シングルマザーとなって、初めて自分主体での生活をする事になりました。
初めて自分の名前で借りる部屋。新しく、自分がコーディネートして揃える家具。
自分だけが使う道具を一から揃えた、自分だけのキッチン。
お金はかけられませんが、いくら残っているか把握できるし、何にいくら使うかさえ
『自分で決められる』
この事がこんなに涙が出るほど嬉しく、幸せな事だとは知りませんでした。
この時の気持ちが
ユキと家とひねくれた概念③
なに一つ自分の自由にならない鬱屈した生活。
『持ち家なんてクソだ』の思い込みをますます募らせていく私。
言葉が悪くてすみません。しかし本当にそう思っており、毎日が地獄でした。
そんな私に、少しずつ転機が訪れます。
まず、昔から自分の生き辛さが尋常じゃないと思っていた私が、本で『アダルトチルドレン』という言葉を見つけます。
それをきっかけに、自助グループ参加やワークなどに取り組み、実家から
ユキと家とひねくれた概念②
さ、前回はダークな10代までのお話でした。
今回はダークな20代の話です。
もう少しお付き合いください。
結婚を機に、晴れて実家から自由になれた私。
夫&おなかの子どもとの3人暮らしをスタートさせます。
お互い若く、貯蓄もないため賃貸アパート暮らし。
それは良いとしてさすが、AC(アダルトチルドレン)の私が選ぶ男性。
結婚後に、夫は独身時代から借金延滞(ギャンブルによる)の常連であり
ユキと家とひねくれた概念①
さて本来なら、
家買う話始まり始まり~🙌
といきなり本題に入りたいところなのですが。
ここは文章を綴る場所、note。
無駄に昔を、私の家との関わりを振り返ってみたいと思います。
しばしお付き合いください。
幼少期の私(ユキ)
物心ついた時には、父・母・兄と私の4人でアパート暮らし。
記憶にある限り、Gが高速で闊歩するボロい建物でした。
父の仕事がなさすぎていよいよ行き詰まり、