シングルマザー家を買う1*激動の時代を共に過ごした賃貸部屋

離婚してから12年、ずっと同じ賃貸アパートに息子と二人で住んでいた。

この建物は、私が小学生だった頃に通学路沿いに新しく建ったもの。学校まで徒歩5分の好立地にある。

離婚して地元に帰り、散歩してる時に

「ここ、小学校から近くていいな〜。空いてないかな?」

と懐かしく思って見てみると『入居者募集』ののぼりを発見。

勢いで仲介業者に電話してみると、なんと最近、2階で1部屋だけ空いたとの事。担当者は女性ばかりで対応もよく、家賃も払えない額ではない。内覧へ。

線路は近いけど2重サッシ、防音対策あり。逆に目の前に建物が建つ心配もなく、日当たり良好。駐車場広いし1台分無料。どの部屋も嫌な感じはしない。

余談だが昔、結婚後の引っ越し先を探してる時、すごく『なんかイヤ』な気分になった事がある。内覧先のマンションの一部屋だった。

それなりの築年数、市内中心部でビル・マンションも多く、日当たりはイマイチ。まぁ市内で家賃安いとそんなもんか〜、収納どれくらいあるんかな…

と目の前の押し入れを開けた瞬間。

『なんかすっごい嫌。気持ち悪い』

と直感で思い、秒で襖を閉めた。

その押し入れには何も入ってなかったし、何かが見えた訳でも、見えるタイプでもない。でも絶対的に嫌だった。

未だにあの気持ち悪さは何だったんだろう?と不思議に思うが、見たときの『いい感じ』『やな感じ』は、物件選びの中でも私が最重要視しているポイントかもしれない。

ともかく、その重要なポイントもいい感じにクリアし、幼稚園児だった息子が高3になるまで、このアパートと長く付き合うことになった。


今日のまとめ

・線路近くの物件は、音に敏感じゃなければ意外にアリ

・でも鉄粉飛んでくるよ、車にはカバーかけよう

・内覧は必ず。他の条件は全クリアでも、自分の感覚がNOならそれが答え

・エエ物件と出会ったらスムーズに流れに乗れ

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