ユキと家とひねくれた概念①
さて本来なら、
家買う話始まり始まり~🙌
といきなり本題に入りたいところなのですが。
ここは文章を綴る場所、note。
無駄に昔を、私の家との関わりを振り返ってみたいと思います。
しばしお付き合いください。
幼少期の私(ユキ)
物心ついた時には、父・母・兄と私の4人でアパート暮らし。
記憶にある限り、Gが高速で闊歩するボロい建物でした。
父の仕事がなさすぎていよいよ行き詰まり、親戚のツテで入れた会社の社宅だったそうです。
生活はカツカツで、遠方にいる祖父・祖母も借家暮らし。
持ち家など無縁で、『ふつうの人は賃貸の四角い家に住むものだ』という刷り込みがスムーズに行われる環境でした。
ここで、
貧しくても家族仲良く助け合っていけたら良いよね☆
という美談になれば最高なんですが、
両親も不仲で機能不全☆
という、むしろ救いようのない環境で育つことになります。
金も家族の絆もない。社宅だからモフモフ系のペットも飼えない。癒しってなんだ。
そんな社宅暮らしで私が14歳の頃、やっと自分の部屋が用意されました。
しかしそれは、6つ年上の兄がひとり暮らしを始めたことで、空いた部屋が割り当てられたという事。
=母の依存先である子どもは私一人に絞られた!
母親の過干渉がより酷くなりました。
この頃の私にとって、家とは
『体を休める箱』
『逃げ場のない檻』
程度のものでしかありませんでした。
そんな感覚で、妊娠&結婚して実家を出るまでの期間を過ごしました。
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