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出し続けるのは大変ですよね

あらゆる表現、例えば描くこと、書くこと、その他の「人が他人に伝達するために、出力すること」というのは、自分がノッている時には良いのですが、毎日か、毎日でなくても定期的に、レベルを下げずに、理想は尻上がりに内容を良くしながら切れずに長い期間出力し続けることは、一般に思われているよりも大変にむづかしいことなんですよね。

現実に社会に向けて表現したことが無い人は、経験が無いからそれほどむづかしいことではないと思っていますが、実際にやったことがある人は、そのむづかしさを知っています。

だいたい自分が言いたいことは、実は埋蔵量としてはたいした量はなく、その井戸はスグに枯れてしまいます。

意外に、自分の井戸は浅いのです。(内部に宇宙を持っている人は別ですが)

他人に受け入れてもらえるようなレベルの表現をコンスタントにし、それを何十年も続けるということは、井戸の水が元々溜まっている分しかない人、水の湧出が遅い人の場合は、かなり苦戦します。しかし湧き水のような人の場合は汲んでも汲んでも枯れないのです。

だから、ずっと描いたり、書いたりし続けられる人は「そういう人種」なんでしょうね。

もちろん、才能だけでは出来ませんから「湧き水と井戸の管理維持の方法」も作り上げる必要があります。

だから高品質のものをずっと出力し続けている人はスゴイなあと私は感心します。

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