山本 勇気 | YUKI YAMAMOTO

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最近の記事

#16 自信を保ち、さらに高めるもの

日曜日の休日です。世間のお休みが掻き入れ時のフィールドで仕事をしているので、ふとあるこういう休日の時間の過ごし方は、手持ち無沙汰になることが多いです。なので、手持ち無沙汰ついでと言ってはなんですがnoteを書いています。今日は、表題の件を。 ここ数年、「自己肯定感」なる言葉が彗星のように登場し、すっかり一般化しました。僕の理解では、「自己肯定感」とは一言で言えば「ありのままの自分を真っ直ぐ受け止めること」。つまり、肯定や否定以前にまずは今の自分のいいと思えることもそうでない

    • #15 面談と対話とお喋りと

      随分久しぶりの投稿になってしまいました。約3週間ぶりです。私事なんですが、ここ数ヶ月で昇格面談への準備があり通常業務との両立でバタバタしておりました。何といっても、いつでも自分のことを考えるのが一番カロリー使う作業で苦手ですね。さて、大変に長い言い訳はこの辺にして今日の話。 面談を終えて、少し考えたことを纏めておきたいと思います。 数ヶ月かけて上長と面談への準備を進めてきました。様々なやりとりをしてきましたが進めていく上で気づいたこと。どんなトピックでも考える方向は大きく4

      • #14 ルーティンワークってパワフルだ

        またまた久しぶりの投稿になってしまいました。忙しさを理由にかまけているようではまだまだですね。もっと習慣化できるようにしたいと思います。 さて、今日はまさしくこの「習慣化」について。習慣にすることの持つ力について少し考えてみたいと思います。お付き合いください。 数年前、ラグビーワールドカップの際に五郎丸選手のキックの前に行う観音のようなポーズ。この時期から習慣化、「ルーティン」にスポットライトが当たり、これの持つ力に注目が集まりました。今となっては少し古い話のようですが、

        • #13 親から譲り受けた個性って・・・

          2週間ぶりの投稿です、すっかり時間が空いてしまいました。 ここのところ目が回る忙しさで、noteを開くこともままならない日々でした。まだまだ書き続けるのも難しいですね。 さて、今日は「親から譲り受けた個性」の話。新R25の記事か何かでこのタイトルを見つけました。当然、これまで一度もそんなことを考えたこともなかった訳ですが、お題を見て考えてみました。のですが、何度考えても「頑固で意地っ張りなところ(父親)」「チェック柄が好きなこと(母親)」以上のものが出てこない。別にそれだけ

        #16 自信を保ち、さらに高めるもの

          #12 地頭のよさってつまり・・・

          金曜の夜。何だか天気がパッとしない日が続いていますね。明日こそきれいに晴れてくれることを信じて。 さて、そんな今日は「地頭」について考えてみました。知らなくても全く困らない話ですが、ぜひお付き合いください。 結論から言うと、「地頭の良さ」ってつまりは「思考力がある」ということなんだと思います。それはいわゆる知力や学力に紐づく知識の種類や多さ、専門的性の高いことを考えられる力などではなく、物事を自分で考える力があるということ。 この「思考力」をもう少し分解して考えてみると

          #12 地頭のよさってつまり・・・

          #11 個性と強みと武器と

          10月の満月は他の時期の満月とは趣が一味違って、とっても色が濃くって、引き込まれる魅力があるなーと感じた今日です。 秋の足音が音を立てて迫ってくる今日この頃、寝たい気持ちを抑えて思考深化の記事を一本書きます。 職場柄というのか企業風土上、日常的に自分自身の「強み」や「武器」って何か?ということを折に触れて考えます。 考えるたびに思考が深まっていったり、新しい視点に気づいたり、人から受けたフィードバックから内省したり、少しづつ「新しい自分」がうっすらと現れ始めます。その度に嬉

          #11 個性と強みと武器と

          #10 シンプルにカンタンに

          ユーミンのデビュー50周年記念ベスト、「ユーミン万歳」を毎日エンドレスリピートしています。何十回と聞いたはずの曲が、改めて聞くと「あーこの曲ってこんなこと歌っていたんだ」とか「こんな転調してたんだ」とかとにかく発見が多いのです。特に驚いたのは、荒井由実時代の楽曲を中心にその「具体性」の高さ。歌詞のディテールまで解像度高く描かれているのに、なぜかユーミンが歌うと個人的な話・・・ではなく「普遍性」を帯びてくる不思議な体験をしました。(特に「5cmの向う岸」には度肝を抜かれた!)ユ

          #10 シンプルにカンタンに

          #9 バックキャストと希望を見ること

          初めてnoteのハッシュタグ企画に乗っかって、「逆算」について考えてみたいと思います。 あくまで僕個人の考えてですが「逆算思考」と聞くと、行き着きたいゴールへの道筋から今やるべきことを考え、与えられたリソースの中で最も合理的に成果を達成する思考、というイメージを持ちますよね。これは「戦略思考」の真ん中にある考え方で、何が便利かって「どこにいても・何をしていても」効果を発揮する汎用性の高い考え方なのだと思います。(多くの人は合意いただけるのではないかと思います。) そんで、

          #9 バックキャストと希望を見ること

          #8 あなたは何に価値を感じますか?

          すっかり秋の気配。夜も涼しくなってきましたね。 そういえば、何の気なしに書きましたが僕が一番好きなオフコースの曲はこの「秋の気配」です。 さて、そんな秋の夜長の今日は「価値観」の話を。 今日、仕事の中でマネージャーたちに投げかけた質問が「成果に対して価値を持つものはなに?」でした。つまりこれは、いわゆる「優先課題(プライオリティ)」を聞いているわけですが、この質問をしながら頭の裏側で同時に考えていただことが、「何に価値を感じるか」ということ。 成果はゴールとも言い換えら

          #8 あなたは何に価値を感じますか?

          #7 地を這うようなストイックさが地力をつくる

          さて、週末です。まだまだ暑い日が続いていますが、もう10月です。ここから一気に秋めいてくるといいのですが・・・ (名ばかりですが)一応、外資系企業に勤めているので10月が新年度の始まりです。今期一年をどう過ごしていくかを改まって考える時間が多いのですが、今日は地を這うようなストイックさの話を。 職場柄、多様な人たちとコミュニケーションをとることが多いのですが、最近考えることが多いことの一つがこの「地を這うようなストイックさ」です。 間違っても、僕は精神論信者ではありません

          #7 地を這うようなストイックさが地力をつくる

          #6 あとは楽しむだけだ!

          昨日投稿した続き回。昨日は論語の引用から、知ってる人<好きな人<楽しんでる人、つまり楽しんじゃってる人が一番強いよね、って話でした。(全く滋味のない要約。先生、簡単に言い約めて本当にすいません) 前回の最後でペンディングになってしまいましたので今回は、じゃあ「楽しむ」ってつまりどういうことなのかを分解して理解してみたいと思います。 仕事でも趣味でも何でもそうだと思うのですが、「楽しむ」の基本的な構成要件は「主体的であること」と「時間に価値が感じられること」の二つなのではない

          #6 あとは楽しむだけだ!

          #5 之を好む者は之を楽しむ者に如かず

          日付が変わって9.28、すっかりサウナに行って整って、スマトラのコーヒーを片手にnoteを書く穏やかな夜です。 先日、新R25の企画で「親から譲り受けた才能」のようなお題に答える記事が載っていました。(不正確な記憶なので、厳密には違う問いだったかもしれません。すいません)普段はなんとなく読み飛ばしてしまうのですが、このお題は何となく気になり自分も考えてみました。と、考え始めてみたものの忘れっぽい(驚異的な忘却力)のとチェック柄が好きなことこと以外にでてこない・・・(父さん母

          #5 之を好む者は之を楽しむ者に如かず

          #4 思いやりってつまりなんなのよ

          少し間が開きました。忙しいふりしているだけでnote書く余裕がないわけではないのですが、如何せんネタが思いつくようで思いつかないですね。3連休にゆっくり休めれば考える余裕も生まれるというものなのですが、少し働きすぎました。明日から連休なので少しゆっくりしたいと思います。 さて、そんな休みの前にリラックスしながらちょっと書いてみます。今日は「思いやり」の話を。徒然なるままに書くので上手く纏まるか不安ですが、ない頭で捻り出すので、生暖かく読んでください。笑 思いやりがあるとか

          #4 思いやりってつまりなんなのよ

          #3 小確幸と心のSlackとサードプレイスと

           別に村上春樹さんが好きというわけではない(というか読んだこともない)のですが、ある人のVoicyを聴いていて出てきた「小確幸」という概念を聞いてピンときたところがああったので書き留めておこうと思います。  「小確幸」とは、書いて字の如く「小さくて確かな幸せ」のこと。日常の中でコストも労力も時間もかかる大きな幸せではなく、日常の中にあるちょっとしたことでも自分にとって確かな意味のある幸せを自覚的に作り出していくと心身の健やかさに繋がるって話。(出典を読んだわけでないので、正

          #3 小確幸と心のSlackとサードプレイスと

          #2 毎日を走り切る直向きさと小さな勇気

           なんとかまだ続いてます。昨日学生と話していて「あ!」と頭の後ろで纏まった表題のはなし。#1の話のフェーズ2といった話にまとまりそうですが、書いてみます。  #1では「分かるとできるとやる」の距離の話をしました。つまり、これが重なり合っている(距離が近い)人は成功確率が上がったり周りに信頼される人になるという話。もう少し別の角度から解像度上げてみよう思います。   殊、仕事において(もちろん家事仕事だってそう)やりがいや達成感、他者への貢献感を感じながら充実した毎日を送ろ

          #2 毎日を走り切る直向きさと小さな勇気

          #1 阿修羅のごとくの人間洞察

          NHKオンデマンドで「阿修羅のごとく」を見直してみた。(見直したと言っても1年前に初めて見た。1979年のドラマなのだから当たり前) 1年前に初めて見た時と同じ種類と威力の衝撃を受けた。それは圧倒的な「人間洞察」にである。 「阿修羅のごとく」は向田邦子のシナリオでNHKでドラマ化され、以後映画などにもなっている言わずと知れた名作です。4姉妹を中心に展開する家族ドラマで、ある時年老いた父親の長年の不倫が発覚することからドラマが始まる。と簡単に書いたが、この第1話の始まりからも

          #1 阿修羅のごとくの人間洞察