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#11 個性と強みと武器と

10月の満月は他の時期の満月とは趣が一味違って、とっても色が濃くって、引き込まれる魅力があるなーと感じた今日です。
秋の足音が音を立てて迫ってくる今日この頃、寝たい気持ちを抑えて思考深化の記事を一本書きます。

職場柄というのか企業風土上、日常的に自分自身の「強み」や「武器」って何か?ということを折に触れて考えます。
考えるたびに思考が深まっていったり、新しい視点に気づいたり、人から受けたフィードバックから内省したり、少しづつ「新しい自分」がうっすらと現れ始めます。その度に嬉しくなったり恥ずかしくなったりする訳ですが、そもそもこれらの言葉に明確な定義を持って自分自身いつもMECEに考えられているのか疑問だったので、改めて考えてみました。

よくごっちゃにされる言葉である「個性」も含めて少し思考整理してみます。
まず「個性」ですが、これはその名の通りで一人ひとりが持っている個としての性分や性格・生来備わっている才能など、その人の特性といったところでしょうか。
「強み」とは、端的に自分で自分の好きなところで自分の「ウリ」だと思える他者との違いのこと。より個性に近い部分での「長所」とでも言い換えられますかね。
そして、「武器」。これは、強みを何かしらの成果に結びつけるための、具体的な能力/スキルで「〜力があること」的な話。
といったレイヤーわけができるんじゃないかと。
それがどうした?と言われてしまえばどうでもない話なのですが、この言葉の定義を揃えて人とも自分とも対話ができると、より深く整理された自己や他者理解につながるのではないかと気づいたのです。

一個余談ですが、最近至る所で叫ばれる「多様性・ダイバーシティ」は、ここでいう「個性」が人それぞれあっていいよ、というだけなんだと思います。要するに、「多様性あふれる社会」といえばそれは「一人ひとりの個性がそれぞれにスパークしている社会」という意味ですね。(そういう社会にフィジビリティがあるのかどうか、そういう社会が本人にとっても他者にとっても全体にとっても暮らしやすい社会かどうか、は僕にはわかりませんが)

はい、まとめです。

個性: 本人の性格や生来の才能(いいもわるいもなく)
強み: 自分の「ウリ」他者との違い・自分の好きなところ・快のセンサー
武器: 強みを成果につなげるための、具体的能力/スキルで「〜力があること」といえること

筆者作成

自分に当てはめて検証してみると、

僕は 「好奇心旺盛な人間です」(個性)
僕は 「逆算思考で編み出した仮説と創意工夫の検証で前進することが好きです」(快のセンサー)
僕は 「戦略思考力と粘り強くやり抜く力で、賢く最後までやり抜く力があります」(使える武器)

といったところでしょうか。

とってもつまらない投稿になってしまいましたが、一度皆様も考えてみては??

では、おやすみなさい。

UK


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