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#5 之を好む者は之を楽しむ者に如かず

日付が変わって9.28、すっかりサウナに行って整って、スマトラのコーヒーを片手にnoteを書く穏やかな夜です。

先日、新R25の企画で「親から譲り受けた才能」のようなお題に答える記事が載っていました。(不正確な記憶なので、厳密には違う問いだったかもしれません。すいません)普段はなんとなく読み飛ばしてしまうのですが、このお題は何となく気になり自分も考えてみました。と、考え始めてみたものの忘れっぽい(驚異的な忘却力)のとチェック柄が好きなことこと以外にでてこない・・・(父さん母さんごめんなさい)

そんなことを朧げながら考えていた今日の朝、別件で母親からメールが。要件が済んだのち、ふと「自分の個性で子供に引き継げたことある?」と引き継いだ側の意見を聞いてみました。すると、「ポジティブなことでしょうね〜」とのこと。確かに、言われてみれば(リーダー業という役割を長らくやっているからも多分にある)だが、常に置かれた状況を前向きに捉え直して、自分にできることにフォーカスを当て、直向きに行動できるのはポジティブな親から受け継いだある種の才能なのかなーなんて考えていました。
でも、性格的には根っこはとても暗いし悲観的に物事を考えるネガティブなタイプだといまだに自認しているので、仕事を続けるうちにその自分の割合が増えてきたということなのだと思います。(どの分人でいられる時間が最も長いかって、人格形成に大きな影響を与えますよね間違いなく)

と同時に、思い出したのが今日の表題の言葉。論語に出てくる孔子の有名なセリフですが、簡単に言えば「好きこそ物の上手なれ」とはいうけど、その人も楽しんでしまっている人には勝てないよね、ということ。今回のお題を考えるよりもはるか前から、自分は「置かれた環境の中で自分なりにやりがいを見出して楽しめちゃう」ところがあって、ラッキーな才能を賜ったなーなんて思っていました。(楽しんでゲーム感覚で取り組むと、何事もうまくいくタイプなようです。30年生きてきて発見しました。おそ。)

そして、今朝の母親との会話。ポジティブさと言われた時に妙に合点がいったのです。あー、自分の才能だと思っていた楽しめてしまうところも、根っこは母親から譲り受けたポジティブさがあったからなのか!と。すっかり疎遠で、マメに実家に帰る孝行もしない落第息子ですが、自分の中にも親から受け継いだDNAが息づいているような気がして、新しい自分に出会った気分になった、そんな一日でした。

でも、「楽しむ」ってこれが意外と難しい。(これについては分解して理解すると少し長くなりそうなので、次回まとめて!)

おやすみなさい。
UK

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