#9 バックキャストと希望を見ること
初めてnoteのハッシュタグ企画に乗っかって、「逆算」について考えてみたいと思います。
あくまで僕個人の考えてですが「逆算思考」と聞くと、行き着きたいゴールへの道筋から今やるべきことを考え、与えられたリソースの中で最も合理的に成果を達成する思考、というイメージを持ちますよね。これは「戦略思考」の真ん中にある考え方で、何が便利かって「どこにいても・何をしていても」効果を発揮する汎用性の高い考え方なのだと思います。(多くの人は合意いただけるのではないかと思います。)
そんで、ここまでだったら逆算思考って何だろう?的な話で終わってしまうので、本題はここから。この逆算思考の持つ本当の効果だと思うことについて。
逆算思考はその名の通り「未来にあるゴールから現在方向に遡って考えていく」考え方なので、そもそもこの考え方の前提は「(こう進めればできるだろうという)楽観性」があって、「現実的」で「やるときめる決意」があること。言い換えると、「未来に対して希望」を見出せている状態ということだと思ったのです。
そんでもって、「本当の効果」とは逆算思考で考えることで目線が上がって常にありたい未来を意識するようになることなんだと思います。目の前の瑣末なことや煩わしいことに囚われすぎて視座も目線も下がり続けることがなく、結果前向きな気持ちでいれる時間が長くなる、ということですね。
逆算思考は万能ではないけれど、積み上げ思考よりも目線が上がり希望的にいれる時間を長くすることができること、そしてより良い未来を作っていくことに決意を固くし、その実現のための具体的な道筋を考えるきっかけになる、ベースにあると非常に有効な思考法なんだと思います。
There is nothing like a dream to create the future. - Hugo
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