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#8 あなたは何に価値を感じますか?

すっかり秋の気配。夜も涼しくなってきましたね。
そういえば、何の気なしに書きましたが僕が一番好きなオフコースの曲はこの「秋の気配」です。

さて、そんな秋の夜長の今日は「価値観」の話を。

今日、仕事の中でマネージャーたちに投げかけた質問が「成果に対して価値を持つものはなに?」でした。つまりこれは、いわゆる「優先課題(プライオリティ)」を聞いているわけですが、この質問をしながら頭の裏側で同時に考えていただことが、「何に価値を感じるか」ということ。

成果はゴールとも言い換えられ、それはつまりは「どこに行き着きたいか?」ということで、じゃあその行き着きたいゴールに辿り着くことに価値を持つ課題って今何があるかね?ってことを僕はマネジャーたちに考えてほしいわけです。そして、その価値を持つことか等解決していくことで、(なるべく)合理的にゴールに行き着きたいと考えます。
ここでのポイントは、自分のやりやすさとか、好き嫌いとか、思想との合う合わないとか、そういう自分優先の発想ではなく、チームとして目指しているゴールに対して価値を持つことは何なのか?とウォームハート&クールヘッドで客観的に考えることだと思います。

そんでもって、今日の表題につながるわけです。つまり、リーダーとして自分が「何に価値を感じるか?」つまり、リーダーとしての自分の価値観がモロに現れるのがこのプライオリタイズな訳です。もちろん、ゴールにどのくらいこだわれているかの強度もありますが、そもそも「どこがゴールかわかってる?」「ゴール達成のために解決しなきゃいけない課題って何?」「その中で一番ゴール達成に価値を持つ課題はどれ?」「そのプライオリティ解決のために今できることって?」と話が収斂していくわけです。

要するに、価値観って「個性」とか「多様性」とかの親戚的立ち位置にある言葉に認識されがちですが、もっとシンプルに自分が「何に対して価値を感じるのか?」なんだと思います。それは、もちろん多様でカラフルでいいものですが、チームの価値観を尊重するというスタンスがチームの一員としての適性としては大切で。

なので、冒頭の質問もチームとしての価値観をどのくらい理解しているかがそもそもどの程度揃っているかによって、受取手の受け取り方がだいぶ違ってくるだろーなーと思ったわけです。その受け取り度を行動観察から回収していくのが今から楽しみです。

ズレたならずれたで、それもまた楽しいものですよね。

”僕の精一杯のやさしさを あなたは受け止める筈もない
こんなことは今までなかった 僕があなたから離れていく”

UK

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