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#12 地頭のよさってつまり・・・

金曜の夜。何だか天気がパッとしない日が続いていますね。明日こそきれいに晴れてくれることを信じて。

さて、そんな今日は「地頭」について考えてみました。知らなくても全く困らない話ですが、ぜひお付き合いください。

結論から言うと、「地頭の良さ」ってつまりは「思考力がある」ということなんだと思います。それはいわゆる知力や学力に紐づく知識の種類や多さ、専門的性の高いことを考えられる力などではなく、物事を自分で考える力があるということ。

この「思考力」をもう少し分解して考えてみると、思考する方向って主に「高さ」「広さ」「奥行き」の3つくらいの方向性に分ると分かりやすいかと考えてみました。

思考の「高さ」とは、展開する力。主には、論理的に物事を組み立てて意味を通して展開していく力。ただ、論理的ないわゆるつながりのある展開だけにとどまらず、あるところでは見る角度や順序を変えて思考を「跳躍」(飛躍×)させる力も含まれるかと思います。

思考の「広さ」とは、拡げる力。他の事象や経験、全く関係ない事例や時には神話など他のものとの共通点や相違点などから考える幅を横方向に拡げる力。これがあることで、その思考の妥当性が他の事例などからも強化されますよね。

そして、思考の「奥行き」。これは、深める力。人間洞察や哲学、歴史などから、その思考の真ん中にある真理(いつでもそう言えること)を抽出できる力のことを指します。

この3つの力が「思考力」を構成する主な3要素で、これがどんな性格の話や課題に対しても発揮できる人がいわゆる「地頭のいい人」と言えるのではと。

そして、これに付随する重要な要素。それは、上げたり広げたり深めたりする思考の体力があることです。そして、その思考の体力は主には真理を探究したいというような「知的好奇心」からくることが多いような気がします。考えることが好きな人には共通する要素ですね。

はい、まとめます。
地頭の良さ=思考力があること=思考の「高さ」「広さ」「深さ」があること。
そして、これには思考する体力が不可欠であること。その体力は主には「知的好奇心」からくることが多いかなーと思います。

真理探究性の高い人は、地頭が育まれやすいといういことでしょうかね。

昔から学校の勉強が苦手な僕のようなものにとっては、この地頭の良さを磨いてこれからも成長したいと思い直した夜なのでした。

それでは皆様、おやすみなさい。

UK

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