28歳、悩みながら歩みを進めたこの1年に

今日で29歳になった。
20代最後の夏を楽しまなきゃと話していた7月初旬、会話をしていた30代の相手からは、厳密に言えばあなたは来年も少しは20代で過ごす夏があるよねと言われたけれど、夏のイメージが梅雨明けなことを考えるとまぁ妥当な表現だと思っている。

28歳、色々なことがあった。
最高の1年だったと手放しで言えた27歳と違って、この1年は立ち止まって悩んで考えて悩んで決断して、と、人生の節目や現在地について捉えなおすことばかりだった。

曇りなく進んだ始めの数か月を経て、時折頭をもたげてくるパートナーシップに関する悩みが深刻化し、webメディアにエッセイを掲載してもらいながら、どれだけ時間をかけて悩んでも答えを出せない日々が続いた。
「決断をしない」という決断は、時にもう引き返せないところまで連れて行ってしまう船になっていて、時間をかけたからといって一番いい答えを出せるとは限らない。
考えようによってはそこにかけた時間は、無駄に使ってしまったと思うことだってきっとある。
だけど選んだ道を正解にするしかなくて、そういう表現は以前はあまりしっくりこなかったものの、今ならはっきり言うことができる。
何を選んでも幸せになれるし、私は私の道を自分で切り開くことができる。

それ以外にも、"コンフォートゾーンを広げる新たな挑戦"を少しずつやってきた。
コーチとして少しずつ活動できるようになってきた時間でもあったし、仕事面でも立場が大きく変化し、忙しさも任される事柄も大分変ってきた。
SHOWROOMでの配信なんてこともしたし、音声配信やインスタ、オンラインサロンへもいくつか入ってみた。
私は何かを続けることよりも辞めることの方が苦手なタイプなものの、合う合わないを見極めながら、辞めることはしっかり辞めるように意識を向けて、取捨選択してきたつもりではいる。

29歳、20代最後の1年は、これまでと地続きの延長というより、階段を1段上るような時間にしたい。
住む家を変えたいし、美しい大人の女性になりたいし、人生を一緒に歩める人を見つけたいし、安心して頼ってもらえる存在でありたいと思う。
若さという言い訳を手放すことを不安に思わずに、自分で築いてきたものを信じ磨き続ける、そんな姿勢を持つ覚悟を整えたい。

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たまに普通のエッセイも書きますが、普段はコーチングなどをしています。

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