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コンフォートゾーンを意図的に外す楽しさ


1ヶ月近くの九州ホッピングが今日終った。



福岡から始まり

福岡空港
2年ぶりの九州ホッピングはワクワクしかなかった。

唐津(佐賀)→武雄(佐賀)→多良木(熊本)→
小林(宮崎)→宮崎市(宮崎)→都農(宮崎)→
別府(大分)→津和野(島根)→
門司港(福岡)→大濠公園(福岡)

の多拠点生活。

1ヶ月の九州ホッピング経路

今回のホッピングも
いろんな人に良くしてもらって
最高の暮らしだった。

cafe musumi(宮崎県_小林市)
MOTOは、鹿児島県阿久根のじゃがいも焼酎
オーナー夫妻がふるまってくれたのだが、癖がなく旨かった

それと同時に大きな気づきがあった。

今回、これを忘れたくなかったから
あらためてnoteを書いてみることに。


大きな気づき。


それはこの3年近くの多拠点生活が
知らない間に
自分がどれほどコンフォートゾーンにいるか
気づかせてくれたことだった。


【コンフォートゾーンとは?】
コンフォートゾーン(英語:Comfort zone)とは、「快適な空間」を意味する語である。 心理学などでは、ストレスや不安が無く、限りなく落ち着いた精神状態でいられる場所を指す。

Wikipedia


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僕のここ数年間の暮らし
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僕には家が無い。

月額定住サービスADDressを使って
多拠点生活をしている。
いわばアドレスホッパーだ。

【ADDressとは?】
月額4.4万円で全国の契約施設にどこでも住み放題のサービス。電気代やガス料金、水道代、ネット回線料金が含まれており、敷金・礼金・保証金などの初期費用も必要ない。拠点は、東京・大阪・北海道や神奈川県の鎌倉、静岡県南伊豆、鳥取、徳島、大分……と全国各所に220か所以上展開していて、都内に拠点が用意されている。これら各拠点の個室を自由に利用することができる。

都心に家をもちつつ、
週末だけホッピングする人

同じく家を持たないけど、
会社の出社要請もあるため
関東圏のみをホッピングする人。

自転車やバイク、
キャンピングカーで全国を廻る人 etc

ADDress会員には様々な属性がいる。
使い方も様々だ。

そして僕は他のADDress会員と比べても
移動範囲は広いほうで、新しい拠点にも行く人間

そんな僕でも知らぬ間に
コンフォートゾーン(快適空間)にいた。


繋がりが生まれることが
悪いと言いたいのではない。

むしろ良いことなのだが
心地良くなって廻るエリアが
固定化されていたからだ。

長野県_白馬村でのヒトコマ

信州エリア・静岡・関東・関西
無意識のうちに
このエリアが軸となって
ホッピングをしている自分がいた。

幅広いエリアを移動するけど
各エリアがすでに関係性が出来ている

もしくは直接的な繋がりが無くても
間接的に何かしらの繋がりがあるエリア。

たらぎつながるDAYS(熊本県_多良木)
写真はたつみかづきさん

一方、今回の九州はというと
2年ぶりのホッピングだった。

2年前はADDressを始めたばかりだったから
コミュニティや繋がりも皆無。

ADDress会員メンバーも
2年前とは様変わりしている。

宮崎市内
ADDress拠点はないけど、
九州きたら必ず立ち寄る場所

知り合いに逢いに行くホッピングでもあったけど
知り合いは数人レベルだったので、
ほぼ繋がりがないと言っても過言ではなかった。


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九州での暮らしは外国生活のようだった
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外国で生活するとこんな気持ちになるのかなぁ。


実際、1ヶ月近く過ごしてみると
そう思わせてくれる暮らしだった。


知らない地名ばかりのところを街探索したり

津和野の街並み(島根県)
サクラが見頃で、散歩したくなる天気だった。

日本とは思えないほどの絶景があったり

鹿児島_阿久根市
鹿児島とは思えないくらい
海がキレイで写真を撮った

観たこともない食材を食べてみたり

赤坂こみかん(福岡市)
友人に勧められたお店。
人気の理由がわかる旨さだった。
珍味のばちこ
なまこの卵巣に塩をして手作業で干しあげる

極めつけは九州の公衆浴場だった。

武雄温泉(佐賀県)
ぬる湯で43度。だけど雰囲気が最高で毎日通った。

公衆浴場には強固なコミュニティが生まれている。
毎日顔なじみのおじいちゃんコミュニティだ。

九州一体が温泉地帯ということもあって
1回300円代で入れる公衆浴場が多く残っている。
大半の家がお風呂をもつ暮らしとなったが
「繋がり」の観点で欠かせない要素になっている。

そして公衆浴場の会話でもそうだが
福岡から離れれば離れるほど
何を話しているか聞き取れない方言が
飛び交ってにぎわっている。

本当に日本語なんだろうかと思うくらいだ。

目をつぶってこれを聞いたら
言わんとしていることがわかると思う(笑)

実際にこの方言は、
滞在した宮崎県小林市近くの方言


見るもの・聞くもの・食べるもの
5感全てで新鮮な気持ちを感じられるエリアだった。

そして人もそう。

自分と全く繋がりのないところに飛び込むと
全く違った価値観と出逢うことになる。

かざぐるま(門司港の路地にあるお店)
生まれも育ちも門司のおじいさんが
常連にいて終始会話が盛り上がった。
観光客がかざぐるまに来て嬉しいと話していた。

在学中にバックパッカー旅をしていて
海外で銭湯を作ったら面白そうと思い、
卒業後、移動式銭湯を作って全国を旅する方の話


孫ターンで広島に
ゲストハウスを立ち上げている方

門司に住みたいとなり、
地元の方と繋がって
不動産屋さんで出回らない物件を
格安で住んでいる方など

門司港駅(福岡県)
レトロな街並みが今でも残っていた。
夜が特におすすめ。

またADDressのコミュニティも
九州となると全く違うメンバーだった。

沖縄で爆発的に拠点が増え
拠点内の交流が盛んだったこともあり、
沖縄コミュニティがすでに出来ていた。

「岐阜に行く前に岐阜を感じたい」で
持ってきてくれた。

関東や信州のコミュニティとは
また違う楽しさをもつメンバーが勢ぞろいだった。

今までは何かしらの共通の友達がいたり
繋がっていなくても
お互いに名前を聞いていたりしていたから
繋がっている気持ちになっていたけど

今回はそんな場面が限りなく少なかった。

津和野食材で食卓を囲む
菜の花と豚肉の鍋は絶品だった。

コンフォートゾーンを飛び出すと
嬉しいことや刺激的なこともあれば
悩み苦しむこともたくさんあった。

自分じゃ到底思い浮かばない視点を持つ人
嫉妬してしまうくらいカッコよい人
嫌いな自分を観てしまうこともある

Bar&Guesthouse LOOP(宮崎県_小林市)
オーナー夫妻がホントに素敵。
同い年でも生き方が違って刺激をもらった。

自分は今後どんな人生を送りたいのか。
自分が発揮できる価値や魅力って何だろう。

誰かと交流する楽しい時間があっても
移動時間はいつも1人。

自分と向き合う時間が
必ずと言っていいほど待ち構えている。

天草に向かう船でのヒトコマ
初めてのカーフェリーでワクワクだった(笑)

特に今回の九州ホッピングは
今まで以上に自分と向き合う時間が増えた。

悶々とする日が続いているけど
もしこの生活をしていなければ
九州で違うコミュニティの人に出会っていなければ
現状の自分で落ち着いていたのかもしれない。


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津和野の出会い
――――――――――――――――――

人生一回しかなえけん、
やりてえ思ーたらまずやったほうがええ

島根県の津和野に滞在している時だった。

津和野A邸(ADDress_HPより

朝からの仕事が落ち着いて
共有キッチンに行ってみると、
家守の漆谷さんがいらっしゃった。

漆谷さんはもともと津和野出身の方

御年70歳を超えるけれども、本当に元気で
何事にもアグレッシブに取り組まれるステキな方。

生け花や書道の他、
65歳になってからは陶芸に再チャレンジ

ADDressの家守になることが決まってから、
Facebookを始めたりもしている。

漆谷さんから手ほどきを受ける
最後に表面を泡立てるのは知らなかった。

漆谷さんに手ほどきを受けながら
人生で初めて茶をたてる。

その後、茶菓子をいただきながら
話をする時間は最高だった。

縦に動かす方がよく混ざるらしい

そんな時の漆谷さんの言葉だった。


また津和野で偶然再会した
ADDressの第一号会員の方との
会話も印象的だった。

多拠点生活をしたいという強い想いから
ロッククライマーとITでの経験を活かして
アマチュア無線の鉄塔撤去の事業を起こしている方

北海道に山を買って家を作り
キャンピングカーで全国を多拠点生活するなど
常に自分のやりたい・好きと向き合っている。

初めて会ったのは和歌山県_熊野

そんな方も次は、
海外との多拠点生活を
してみたいと話していた。

その時に話していた言葉にハッとさせられた。

好きなことが今後必ず出てくる。
そのタイミングの時に、
いつでも飛び込めるようにしたいから
僕は身軽でいたい。常に余白を作っている。

またADDressで出逢った
福岡に移住を決めた友人もそうだった。

大濠公園(福岡県)
朝も夜も大好きな風景。
みんな好きなように公園を活用していた。

候補は福岡以外にも複数個所あったそう。

それでもなぜ福岡にしたのかというと

全くと言ってよい程、知り合いがいないし
程よく都会で新しい人との繋がりも多くありそう。

そんな街の方が、
自分の想像できない暮らしがありそう

とのことだった。

この話を本人から聞いた時に
今の自分はどうなんだろうと考えさせられた。


――――――――――――――――――
繋がりや友達をシェアする世界
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コンフォートゾーンにいる事は
決して悪いことではない。

というより良い・悪いで
片づけるものでもない。

だけど僕はもっといろんな世界を観てみたい。
いろんな価値観を受け入れられる人でいたいし
1回しかない自分の人生を最高に楽しみたい。


スランプの時だけが成長している時。
逆に自分イケてるなって時は過去の成長の果実を食べてるだけ。


ふと新卒の会社にいた社長が
言っていたことを思い出した。


新卒の時の職場近く(東京_六本木)

成長を追い求めることが良いかはさておき
悶々としているということは
次のステージに行きたいんだなと思っている。

過去の栄光にしがみついたりするのではなく
毎日、目を輝かせながら楽しめる暮らしをしたい。

だからこそ、漆谷さんが言うように
やりたいと思ったらまずやってみる。

自分の知らない世界に
どんどん飛び込んでいくことを
やっていくことで見えてくるのかなと思う。

鹿児島県_阿久根市
あまりにキレイだったので
車を停めて写真を撮った

まだまだ行った事ない場所はたくさんある。

まだまだ話していない人は大勢いる。


なんで多拠点生活をしているんだろう?


これまでは、
様々な価値観の人と出逢えるから
と思っていたけど、
もっと深いところに答えがありそうだった。


きっと、友達や繋がりをシェアしたいんだと。


どんな人にも面白いと思える
ステキな部分が1つはある。

そしてその人の魅力が光る場所や
ヒトと出逢うことで化学反応を起き
これまでにない活き活きとした世界が生まれる。

今までの僕がいろんな人と出逢って
より自分らしい価値観になったのと同様に
そんな世界観を作りたいと思っている。

そのためにも
自分からコンフォートゾーンを外して楽しめる
そんな大人でいたいなと思った1ヶ月だった。

天草にむかう船での風景
フェリー移動の快適さに泣いた。。


■ 多拠点暮らし ■

2020.02.15 好きな時に、好きな場所で、好きな暮らしをする
2020.03.20 思うままに旅に出る理由
2020.07.01 自分の気持ちに寄り添う、心地よい暮らし
2020.08.12 新たな居場所に出会える暮らし
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2021.07.20 180度変わった多拠点生活の楽しみ方
2021.12.12 未来は明るい。これからの多拠点生活
2022.03.08 多拠点生活をして3年目。2年前と過ごし方が大きく変わった話
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