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#柄本佑

まひろの決断と波乱の予感/大河ドラマ『光る君へ』第25回・第26回

まひろの決断と波乱の予感/大河ドラマ『光る君へ』第25回・第26回

宣孝は、まひろとはまったく考え方の違う人物だ。まひろの心に別の男がいてもいいとまで言う。それを蔵之介さんが演じているものだから、包容力のある大人の発言に聞こえたけれど、宣孝にはもともと妻も妾もいる。あんなに生真面目で頑固なまひろが耐えられるのか?とは思っていたが、やはり2人の楽しい時間、彼女が想像していた「気が楽」な時間はあっという間に崩れ去った。

自分が非力と分かっていても、困っている民がいれ

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劇的な再会に沸く。そして倫子、気づく/大河ドラマ『光る君へ』第16回

劇的な再会に沸く。そして倫子、気づく/大河ドラマ『光る君へ』第16回

今回こそ感想を早めに書こうと思っていたのに、『アンメット ある脳外科医の日記』第2話のラストに「予想はしていたけど、えっ、そこまで!?」という展開が待っていたため、2度目の第2話視聴。ああ、デスクでのミヤビと三瓶の一瞬の沈黙には、大きな大きな意味があったのだと気づく。さらに再度第1話を観なおして、「三瓶先生……」と泣く。そうこうしているうちに、ヒモ男に転生した直秀のドラマ(チ〇ピラ風情の装いなのに

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決別しても、再び出会ってしまう運命/大河ドラマ『光る君へ』第12回・第13回

決別しても、再び出会ってしまう運命/大河ドラマ『光る君へ』第12回・第13回



ふたりの青春が終わった道長がどんどん嫌な男に思えてきた第12回。道長の若さゆえ、なのだよね、おそらく。「なぜ自分の話からする! 先にまひろの話を聞きなさい!」と腹立たしさを覚えたら、その足で倫子の元へ行ってしまって、ぬわぁーーーーーと変な声が出た(笑)。

「その足で行くのかよ」
直秀にも突っ込んでもらいたかった。

それだけ、道長にとって決別は辛かったと考えるべきか。身を翻したまひろを追えば

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恋も友も失うのか/大河ドラマ『光る君へ』第8回

恋も友も失うのか/大河ドラマ『光る君へ』第8回

遅ればせながら絶賛確定申告の準備中なのだが(裏金問題を見ていたら税金を納める気が完全に失せるけど、政治家と違って小国民は申告しないと後で大変なのでね)、大河ドラマ『光る君へ』第8話ラストから予想される次回の展開がおそろしくて集中できず、noteを書いている。

(以下、ドラマの内容を含みます)

この数日は夜なかなか眠れず、目を瞑ると直秀と道長の顔ばかり浮かぶ。赤染衛門さまをも魅了した直秀。道長が

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2つの慟哭/NHK大河ドラマ『光る君へ』第5回

2つの慟哭/NHK大河ドラマ『光る君へ』第5回

ついにまひろは、三郎(道長)が道兼の弟であることを知った。

(以下、ドラマの内容を含みます)

だが三郎は、6年前のことを知らない。まひろに会いたいと文をよこしたのは、ただ素性を明かさずにいたことを謝るためだった。

屋敷ではなく、どこか二人きりで会いたい。まひろは、あの日のことを家の誰にも知られずに、道長に話したかったのだろう。彼女が頼ったのは直秀。散楽の一員で盗人までやってしまう彼が、まひろ

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平安をなめていたかもしれない/NHK大河ドラマ『光る君へ』

平安をなめていたかもしれない/NHK大河ドラマ『光る君へ』

今年のNHK大河ドラマ『光る君へ』の放送が始まった。視聴を終えて最初に浮かんだことばは、上記のタイトルである。

(以下、ドラマの内容と史実に触れる部分があります)

まだ幼い主人公・まひろ(紫式部)が三郎(藤原道長)に出会うシーンを微笑ましく見ていた時間が、一気に吹っ飛んだ。あのラストは、間違いなく2人の関係に影を落とす。特にまひろの心には、大きな闇が生まれたのではないだろうか。

藤原一族の歴

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