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らんさぶ
2024年2月20日 07:55
先に借りることができたのでまずこれから。枕草子は、学術的には 日記段、随想(随筆)段、類聚段(日記・随筆以外)に分けられていて、みんな知っている「春は曙・・」は随想段となる。この本は、日記段を時代背景に合わせて読み解いてゆくもの。枕草子そのものを読むのではなく、研究結果、著者の解釈についての本になる。現代語訳よりももう一段注釈が増えたものと言える。清少納言がなぜ書こうと思ったのか、何を書こうと思
こまめ
2024年2月4日 21:24
【あらすじ】人間の代わりに「八咫烏」の一族が支配する世界「山内」で、世継ぎである若宮の后選びが始まった。朝廷で激しく権力を争う大貴族四家から遣わされた四人の后候補。春夏秋冬を司るかのようにそれぞれ魅力的な姫君たちが、思惑を秘め后の座を競う中、様々な事件が起こり…(あらすじより)【感想(ネタバレあり)】数年前から追っている阿部智里さんの八咫烏シリーズの1作目を久々に再読。和風ファンタジ
狭霧 織花
2024年1月19日 23:33
注:感想を書き連ねる間に重要なネタバレをしている可能性があります。ネタバレNGな方は読み進めることをおすすめしません。苦情については一切受け付けません。また、感想については個人的なものになります。ご理解ご了承の上、読んでいただくことをお願いいたします。ここから本文 公式での紹介文には、一行目に『後宮で複雑に絡み合う恋を描いた平安恋草紙』とあります。 親同士で定められた婚姻は、無事に結ば
2024年1月11日 23:00
注:感想を書き連ねる間に重要なネタバレをしている可能性があります。ネタバレNGな方は読み進めることをおすすめしません。苦情については一切受け付けません。また、感想については個人的なものになります。ご理解ご了承の上、読んでいただくことをお願いいたします。ここから本文 公式によると、紹介の一行目には『運命の人はかつての許婚?平安後宮ロマン!』とあります。 平安時代の貴族の恋といえば、親同士