【タイ】スペシャル対談！！The ReMakerのCEOのアップサイクルに対する思いとは？

先日公開した記事にも書いたSackitemのFirst CEOに紹介して頂き、 レザージャケットやタイヤをアップサイクルしてカバンなどを作っているブランドThe ReMakerのYuttana CEO代表との対談をしてきました。

紹介して頂いたとは言ったものの、Firstさんも直接の面識はないらしく、今回もfacebookを検索して、お話聞かせてください！とメッセージを送りました。バンコクに来てメールやメッセージで手当たり次第に問い合わせをしていますが、メールの返事はほぼ返って来ないので、メッセンジャーで連絡するのがベターですね。

無事Yuttanaさんから返事をもらえ、明日まで開催している「Style Bangkok Fair」に出店してて、そこに来てくれれば時間作りますとのことでした。

もちろん、すぐ行きますと返事をしました。

会場はBTSのBang Na駅が最寄りのBITEC（バイテック展示センター）で、日本で言うと東京ビッグサイトや、インデックス大阪のような大規模な展示会兼販売会のようなイベントでした。

店舗はかなり盛況で、Yuttanaさんもずっとお客さんとお話ししてたので、タイミングを見て話しかけました。

話してみるととても気さくな方で、色々と商品の紹介をしてくれたり、僕の質問にも丁寧に答えてくれました。アップサイクルやエコフレンドリーに関わる方々は皆さん熱い思いを持っているのに、とても気さくな方が多くて嬉しいです。

これはレザージャケットをアップサイクルしたバックパックです。

他にもスーツとネクタイ、ワイシャツをアップサイクルしたカバンや

タイヤをアップサイクルしたカバンなど、メインのレザージャケット以外にも様々な素材を使って、アップサイクルを行なっていました。

The ReMaker代表のYuttanaさんとの対談内容がこちら↓↓↓

ーーなぜ最初リサイクルやアップサイクルに興味を持ちましたか？両親の影響が大きいですね。両親が何でも物を大切にしていて、あまり使わなくなった物があると、これは他にどんな使い道があるだろうか？と常に考えて、工夫していたので、リサイクルやアップサイクルが幼い頃から身近な考え方でした。

ーー最初は何から始めましたか？
最初は中古の服を他の服に作り変えるアップサイクルを行っていました。最初の約10年は古着とタイヤのアップサイクルを行っていましたが、近年はより国際的な問題になってる「レザージャケット」のアップサイクルに注力しています。レザージャケットの他にも、スーツ・ワイシャツ・ネクタイを組み合わせて作ったカバンやタイヤで作ったカバンもあります。

ーーどうやって素材を集めていますか？
アメリカやヨーロッパなど世界中から使われなくなったレザージャケットを集めています。提携しているがタイ南部とカンボジアにいて、そのエージェントが世界中から中古の服を種類問わず集めて、レザージャケットだけ私が仕入れています。

ーーレザージャケットに注目した理由を教えて下さい。
私が素材を仕入れているエージェントは種類を問わず中古の服を世界中から集めて、東南アジア中に販売しています。しかし、東南アジアではTシャツやパンツは需要がありますが、年間を通して気温が高いためレザージャケットを買う人は少なく、そのエージェントはレザージャケットはほとんど廃棄していました。それを知り、レザージャケットの廃棄問題について詳しく調べたところ、レザージャケットは流行り廃りも激しいため、世界中で廃棄の問題になっていることを知りました。この課題を解決したいと思い、レザーとしてのクオリティは高いが、デザインがファッショナブルではないもの素材としてアップサイクルしています。

ーー何名の社員がいますか？
約20名がバンコク市内で働いています。

ーーデザインはあなた一人で行っていますか？
私が唯一の出資者かつデザイナーです。

ーー海外にパートナーはいますか？
北欧に2社のパートナーがいます。

ーー最後に今後も目標についてお聞かせ下さい。
当分はレザージャケットのアップサイクルに注力するつもりです。先ほども申し上げましたが、レザージャケットの廃棄問題はグローバルイシューとなっています。この問題の解決のために、レザージャケットのアップサイクルを通じて、多くの方にこのストーリーを届けたいと考えています。

2018年10月23日
インタビュイー：Yuttana CEO
インタビュアー：VP 林勇士

The ReMakerの最近のfacebook投稿を見ていると、あのバルセロナやブラジル代表で活躍したプロサッカー選手のロナウジーニョさんとコラボレーションもしているようです。一緒にイベントに行っている動画が頻繁にアップされています。

今後もさらに面白い仕掛けをしていくともおっしゃっていたので、今後の展開にも注目します！

以上、今回のスペシャル対談でした。

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