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胃と肝臓をいたわる、日曜夜のひとりごはん
土曜の夜、カロリー爆弾なバター&ラード系スパカツを食べながら、気づいたらひとりで赤ワインをボトル半分以上開けていた。
翌日にむけて多少の危機意識が芽生え、百草丸を飲む。
この御岳百草丸は私のお守り的存在だ。
直径2ミリくらいの黒い小さな粒を20粒。ザルな性格ゆえきちっと数えたことはないので、大体いつも多めに25粒から30粒くらい飲んでいるような気がする。
これを飲んで横になると、翌朝すっきり。
旅行にも必ずもっていく、常備薬のひとつ。
百草丸効果で、ちょっと胃が重だるいなくらいで済んだ翌朝。
みるぅのお散歩がてらマルシェに立ち寄ると、コンフィヌモンはどこ吹く風。
日曜のマルシェはいつも賑わっているが、通常の人出以上にもみゆる。
色とりどりの食材たちを目にすると、あれだけ飲んで食べたのに、また食べ物のことを考えている。
ロワールから来ている生産者から白を1本、牡蠣屋で私用に生牡蠣を半ダース購入。
お昼は、AppleTVでレンタルしたフランス映画をOtto氏とともに鑑賞。
アペロしながらみようと、お供は野菜スティックに大量のポテチ。
私はビール計750ccからの赤を1杯、Otto氏はウイスキー(量は不明)を飲みながらポテチ一袋は確実に空けて、映画終了後、私はそのままベッドでお昼寝。
夕方、さすがに油×アルコールのダブルパンチをくらってダメージが大きい私の胃と肝臓。追い百草丸をして、ちょっと仕事したり家事をしたりして、体を動かす。
Otto氏に目をやると、さすがに飲み過ぎたから酢が必要だと言って、なぜかポテチに酢を大量にかけて食べていた。観察対象として相変わらず面白い。
19時くらいにみるぅのお散歩に出てちょっとダッシュしたりとかして体を動かし、シャワーを浴びたらば、あれ?なんかお腹空いてきたぞ・・・。
そういえば今朝マルシェで牡蠣を買っていたではないか。
Otto氏はダイエッターと化すらしいので、今宵はひとりごはんで海祭りに決定。
半ダースしかない生牡蠣だけだと寂しいので、簡単にもう一品。
以前仕入れていた、ピカールのカツオ(BONITEの方)を使う。
にんにくを2かけほど、芯をとって薄切りにして、オリーブオイルでじんわり揚げ焼きにしてにんにくチップを作る。
にんにくを取り出して、その油でカツオを全面軽く焼く。
あらかじめ醤油、みりん、酒と粒マスタードを適当に混ぜ合わせておき、カツオを取り出したフライパンに入れて水分を飛ばす。
カツオは所詮冷凍モノなので、ソースでごまかす手法。
スライスしたカツオをお皿に並べて、たれをかけ、にんにくチップとシブレットとピンクペッパーを砕いて散らしたら、カツオの即席な一品ができあがり。
クロックムッシューを食べるOtto氏のとなりでいただくひとりごはん。
秋冬は毎日でも飲みたい生牡蠣ラブな女なのだが、牡蠣って肝機能の強化にいいって聞いたことがあるから、私のような者にはもってこいだと常々思っている。
昨日からの暴飲暴食を帳消しにしてくれるはずだ。結局、白は半分開けてるけど。
今日の生牡蠣は、私の好きな種類がなかったというか売り切れていたので、一番お手頃なのに見た目大きなものを購入してみた。
中身もおおぶり。味は日本のものに近くてクリーミーな感じだった。
これならカキフライにしてもイケるかもしれない。
それにしても、飲み過ぎた日の翌日、ああもう絶対こんなに飲まないぞと決めても、その夜にまた同じことを繰り返すのは一体なんなのだろう。
考えても考えても、一向に答えはわからない。
まあ、こんなものなのかな。にんげんだもの。
・・・っていう自問自答をかれこれ人生の半分くらい繰り返している、私なのである。
noteご近所の皆様、読んでくださっている知り合いの方々、
今週も美味しく健康な毎日をお過ごしください。
東京に住んでいるとき、
築地場外で買った厚岸の牡蠣は巨大だったね
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