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ヴェルサイユのローズメロンパン・・・!?

Bonsoir!「パンがあるけど米を食べてもいいじゃない」でお馴染みのユイじょりです。

今日の夜明け前の空。なんという空色!

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加工ゼロでこれざます。

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あ、俺もいるよ。

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まずはお伝えしたいグッドニュース


届いたんですよ、ちゃんと。
実家の両親が送ってくれたゆうぱっく特大サイズの段ボールが!パリの自宅まで!

パート1。調味料、乾物系。

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興奮がおさえられない。テーブルに並び切らない。


パート2。お菓子とか日用品とかごはんに合う系。左上に壁のようにそびえ立っているのは、今年の新米。一級モノのいいやつらしく、もう一袋ある。父神。

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私の好みを熟知している母のチョイスだけあって、みなぎる無敵感。送料3万もかけて送ってくれて、もうこれで3年くらい帰らなくても平気かもしれない気さえしてくる(否、ムリ)。


早速本日のお昼は具沢山のお味噌汁をつくり、新米なのでいつもより水を少なめにしてごはんを炊く。おかずは母チョイスのごはんのお供で、しば漬け、梅ひじき、ちりめん、ピーナツ味噌(どれも最高)をちょこちょこと。

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米、1合いったね!!!


思わず声をあげる美味しさ。

お米がぼやけてなくて、ちゃんと額縁にハマっている感じ。久しぶりに美味しい米を食べた。ごはんのお供も存分にあるし、当分新米でリッチな食生活が送れそうだな・・・と、両親の愛をしかと噛み締める。



さてさて、本日の主役は?

前置きが長くなったけれども、本日のメインに参ろう。
メロンパンである。

パンづくりがお上手なゆのきりょうこさんのところで、なんとも可愛らしいメロンパンに出会った。

とっさに、コロナの外出禁止中にパン作りにハマったとき、次回はメロンパンにチャレンジ!!とメモっていたことを思い出した。が、Otto氏所属のパン捏ねロボが頑丈に格納されてしまったため、めっきりパン作りから遠のいてしまった。

パリだとオペラ界隈にある日本のパン屋さんAあたりでは見かけるけど、たしか3ユーロくらいするんじゃないかな?3ユーロあったらば、私は良さげなカニカマを買う女だ。だってカニカマはつくれないから。


りょうこさんに、「メロンパンってのはちなみにロボなしでも作れるもんなんでしょうか?」と伺ったら、200gくらいなら手ごねで余裕!と教えていただいた。ならば久しぶりに作ってみようか、ニッポンのパンを。


まずはクッキー生地から仕込む

昨日、クッキー生地を準備。

レシピは今回こちらを参考にすることにした。スキムミルクとかショートニングとかはないけど、まあお菓子じゃないし適当になんとかなる・・・だろう。


クッキー生地は簡単そう。バターと砂糖をすりまぜて、卵をいれたら最後に粉類。レモンの皮をいれるのがポイントらしい。ビオのレモンがなかったのでレモン汁にて代用。

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生地ができたらビニール袋にいれて冷蔵庫で一晩寝かせる。

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翌日つまり今朝。粉を仕入れる

昨日気づいたのだけれども、先日カニカマクリコロバーガーを作っておうちマックをした際、強力粉を全部使ってしまっていた。

さすがに強力粉は必要だなと、早朝散歩で某スーパーに立ち寄ったらば、荷出し用のコンテナみたいなやつが小麦粉コーナーを塞いでいるではないか・・・!これじゃ買い物できないし。。お店の人もいない。早朝のスーパーあるある。

こりゃー諦めるかと思ったのも束の間。

牛乳も切らしていたから売り場まで向かう途中、ぶらぶらと店内を回遊したら、お菓子売り場にも展開している粉があった。


ヴェルサイユの強力粉。BIO。

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ヴェルサイユ宮殿の前に、なんともシュールな太陽王のイラストが。こういうの大変好み。

普通のやつと比較して値段は2倍弱したけど、背に腹は変えられない。買うた。

ここでようやく冒頭からのヴェルサイユモードの謎解きをしよう。
そう、ヴェルサイユな粉由来なのである。



材料もそろったので、本日午後よりパン生地にとりかかる。

粉パートに液体パートを加えてこねこねして、バターを加えてさらにこねこねして一次発酵、というところまで頭にいれたら、あとは突き進むのみ。

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なんだかんだで30分くらい格闘して、それっぽくなったところで一次発酵。

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あんまり膨らまなかったけど、まいっか。8等分くらいがいいかな。

りょうこさんはホワイトチョコをくるんでいらっしゃったけど、ちょうどプラリーヌ・ルージュがあったのでこちらをおくるみしてみることに。

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ローズ・ド・ヴェルサイユ(ベルばら)っぽくなってよろしいのでは!?


そういえば1年ちょっとまえに、実家犬アンちゃんを想いながら作ったブリオッシュが懐かしい。


こんな感じでおくるみしてみよう。こういう作業をしていると餃子が食べたくなるな(私は辛党)。

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8個のローズおくるみ生地ができた。

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冷蔵庫に眠っていたクッキー生地も8等分しておこう。

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クッキー生地を平らに伸ばして、パン生地をさらにおくるみしてみる。

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おめかししたメロンパンちゃんたち。

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メロンパンがメロンパンと呼ばれる所以をすっっかり忘れそうになったけど、砂糖をまぶして切り込みいれなアカン。

砂糖は粒が大きいほうがいいのかしらと思って、カソナード(フランス的ブラウンシュガー)を使ってみよう。


よ、予想以上に

か、かわええ・・・・・・

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このときがベストかわいいショットだな。


このあとさらに1時間くらい発酵させるらしい。
時間と手間のかかる子だこと・・・。この間に俺を連れてお散歩に。

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お散歩から帰ってきたらば、160度のオーブンで様子をみながら15分ちょっと焼く。


焼いている間にnoteキャッチアップをしていたら、釧路出身のぴよよーんなひともメロンパンを焼いていた。クッキー生地に生メロン・・・リアルメロンパンすごい。



焼けました。

上からみると、それっぽーい!

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がしかし。

側面からみると、これは・・・。。
パン部分がふくらまなかった・・・・。

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切ってみたら、ローズはいい感じなのだけど、これ、メロンパンっていうよりメロンソフトクッキー・・・?

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プラリーヌ・ローズを入れ込むアイデアはとってもよい!断面もかわいらしくなるし。歯応えもうまれるし。

これはパンではなくお菓子」と思えば大変美味しいのである。バターはオールエシレだしな(せめてもの言い訳)。


パン部分の失敗の原因は想像がつく。
あれだな、ドライイーストの予備発酵をはしょったことだな。

前にレオパード柄のプリオッシュを作ったとき、予備発酵をし忘れたのだけど最後は結局どうにかなった、という成功体験に基づいて、ついつい面倒くさがり屋の血が騒いでしまった。反省。


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味は美味しくできることがわかったので、次はぷっくりメロンパンを目指すんだもんね!












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