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念願のおいたんタクトリタンを作ってみた

4ヶ月ぶりに髪をカットしてきたら、帰宅後のOtto氏にコレアンか?と言われたユイじょりです。韓国といえば俺のとーちゃんの出身地、のぞむところだ!

やっぱりちゃんとブローしてもらうと、街を歩く足どりまで軽くなる。

江戸時代のおなごじゃあるまいが、なんとつげ櫛しか持っていない私。やはりただでさえひどいくせっ毛のショートボブのスタイリングにはヘアブラシがないとだよなあと思って、カット後にブラシ探しの旅にでる。

テラスが開放されてから、明らかに街が活気付いた。というか、皆マスクをしてジェルがいたるところに置かれている以外、大体戻ったような気がしないでもない。

こちら、ノートルダム大聖堂至近のサン・ミッシェル駅前だけど、この広場に数店舗を展開していた黄色い看板が目印の老舗本屋「Gibert Jeune」。この3月になんと135年の歴史に幕を下ろしてしまった。

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暇なときとかよくブラブラしてたのに。語学系の本の品揃えも随一だったのにな。街の本屋さんはどこも大変だ。

感傷に浸りながら、右岸に渡ろう。
ノートルダム大聖堂も目下工事中。

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ブラブラ歩きながら、ルーブル美術館らへんまで。
コメディー・フランセーズ前の広場も、テラスで皆太陽を浴びる。

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オペラ座もパチリ。

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結局ヘアブラシはお目当てのやつが店舗に売ってなかったのでネットで買うことにして、本日の戦利品がこちら。花の都でも花より団子。宮崎県産にら!!!

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宮崎から来たんかワレ?と一本一本を愛でながら、ずっと気になっていた例のアレ(万能薬味系)を作ってみたので、明日からが楽しみである。


とまあ、ここまで書いておきながら、ようやく昨日書いた酒処で先週までのストックが消化できたので、今週の食模様に突入。

週始めの月曜日は、我が家的には半分日曜日みたいな位置付けなので、基本的にありものでなんとかすることにしている。

今週は、土曜日に大体を出し切ったまま買い出しをしていないので、こんなときには根菜系と冷凍庫格納タンパク質でいけるものを。

ようやくこれに手を出すことにした。
ずっと作りたかった日本のパリの世界料理研究家ケイチェルおいたんの、タクトリタンという一皿。

私は中華もエスニックも中東も東欧もアフリカも南米も、要は住んだことのあるor旅行したことのある国以外の食べ物に疎いので、おいたんのおかげで世界の色々な料理を知ることができていつもうれしい。

おいたんの思い出がつまったこのタクトリタンという料理も、読んだ瞬間これはOtto氏も好きそうだし是非作ってみたい!そう思って速攻翌日にはコチュジャンを買いに走ったのに、え?いま何月・・・??

同じことを思っていたまみげプロことmamigeさんも、骨つき鶏肉&辛くないアレンジで作られていた。

我が家にも骨つきの冷凍手羽元(サイズ特大)があるので、こちらで作ってみることにした。

鶏肉の下処理とかはまみげプロのを参考に、その他はおいたんのものを参考につくってみよう。基本は鶏肉、じゃがいも、たまねぎ、ねぎ(リーキ)、以上!

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野菜は全部カット。じゃがいもをレンチンするのを忘れていたので、このあとじゃがいもだけ取り出して耐熱容器に入れ替えてレンチンした。

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下処理した鶏を焼き付けて、

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野菜を入れて、ヤンニョムというタレを投入。こちらもおいたんの記事のまんま、辛味だけ調整した。

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このあとちょい煮込んだら完成。超簡単なんですけど。いいにおい〜!

箸休めは、常備菜きゅうりセロリにかおりちゃんまぶしといこう。
「香り爽やか和風ハーブ」ってのが最高、こんなん書かれたら無意識にカゴにいれるわ(ちなみに買ったのは日本)。

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なんだか見た目韓国料理に見えないけど、できた。なんちゃってタクトリタン。

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これは私のだけど、Otto氏のは鶏皮剥いて差し上げた。

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これは美味しい!見た目あれだけど、味は韓国レストランで食べる味がする。
それにじゃがいもをたくさん使っているので、これだけで済んでしまうのがすばらしい。

Otto氏も予想通り好きな味だったようで、セボンといいながらぺろっと平らげていた。やったね!

韓国唐辛子も手に入れて、髪型もコレアン風になったので、韓国料理に取り組んでみたい欲がモクモク湧いてきている・・・とだけ宣言して、おやすみなさいませ。


今日俺とお散歩してたら、黄色いベストをきたムッシューの後ろ姿を見て、ここがフランスなのか一瞬わからなくなった。

「安全警示服」・・・

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