ゆでこぼし

美術館巡りが好きです。

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最近の記事

美術館日記[16]アートで候。会田誠山口晃展@上野の森美術館2007.6.1

*この記事は過去に行った展覧会の感想をnoteにまとめ直しているものです。 現在行われている展覧会ではありません。 基本的に当時のものをそのまま書いています。 もはや登場する作品はおろか展覧会自体の記憶があやふやなものもあります… 太字のものは過去の私への現在の私からのコメントのようなものです。 おもしろがりながら見て回っただけな気がする。 その作品に何か背中があることにはうっすら気がつくのにそこが上手に見えない。 でもなんとなく対極にいる2人な気がする。 山口晃はイラスト

    • アート系読書感想文[3]名画と建造物

      「名画と建造物」中野京子著 2023.10.12発行 KADOKAWA おそらく紹介の一言目には「怖い絵」シリーズの…が必ずつくであろう中野京子さんの本です。 今回は絵画に描かれた建造物に注目するというもの。 エドワード・ホッパーやブリューゲルなど時代も国もばらばらの作品が取り上げられています。 中野京子さんの本を読んでいるとイギリスの美術館にある作品が多く紹介されているような気がします。(気がするだけ?) 特にギルドホール・アート・ギャラリーの作品が取り上げられ率が高

      • 美術館日記[15]ゴヤ版画「気まぐれ」@神奈川県立近代美術館鎌倉別館2024.9.7

        コレクション展の前期「気まぐれ」の方を見に行ってきました。 現在は後期「戦争の惨禍」が展示されているようです。 http://www.moma.pref.kanagawa.jp/annex ゴヤの版画は「みんなひっかかるだろう」とか「何の病気で死ぬんだろう?」とかタイトルが面白い。元のタイトルは誰がつけたんだろう?(ゴヤ本人?) そしてそれを日本語に訳した人もユーモアがある人な気がします。 ゴヤは人ならざるものキャラクター造形が好きです。 同時開催で「1959-スペイ

        • 美術館日記[14]モーリス・ユトリロ展ーモンマルトルの詩情ー@三鷹市美術ギャラリー2007.5.31

          *この記事は過去に行った展覧会の感想をnoteにまとめ直しているものです。 現在行われている展覧会ではありません。 基本的に当時のものをそのまま書いています。 もはや登場する作品はおろか展覧会自体の記憶があやふやなものもあります… 太字のものは過去の私への現在の私からのコメントのようなものです。 *2010年のもので13まで書いたところで2007年の日記を発見!自分の記憶としてもおそらくこのノートが一番古い気がします。ということで時間を巻き戻しです。 ユトリロ:1883年

        美術館日記[16]アートで候。会田誠山口晃展@上野の森美術館2007.6.1

          アート系読書感想文[2]フェルメールの街

          「フェルメールの街」櫻部由美子著 2017.9.18発行 角川春樹事務所 表紙の絵がフェルーメール全部のせなんですよ。 真珠の耳飾りの少女がパンと牛乳がおいてあるテーブルのそばで手紙を読んでいる。という。 フェルメールや、フェルメールの作品がテーマでその作品の謎にせまったりしたものは映画でも本でも数多くありますが、この本はそれらとはなんかちょっと違うというか… 私は名探偵ホームズを思い浮かべながら読みました。 ここまで想像の翼をはためかせるのはきっと楽しいだろうなと。

          アート系読書感想文[2]フェルメールの街

          美術館日記[13]ザ・コレクション・ヴィンタートゥール@世田谷美術館2010.10.8

          *この記事は過去に行った展覧会の感想をnoteにまとめ直しているものです。 現在行われている展覧会ではありません。 基本的に当時のものをそのまま書いています。 もはや登場する作品はおろか展覧会自体の記憶があやふやなものもあります… 太字のものは過去の私への現在の私からのコメントのようなものです。 *13まで日記を書いたところで2007年からの日記を発見してしまいました!  さてどうしよう… レームブルックが出てるなんて誰も教えてくれなかった! 表現主義くくりで展示があるな

          美術館日記[13]ザ・コレクション・ヴィンタートゥール@世田谷美術館2010.10.8

          アート系読書感想文[1]働く女たちの肖像

          「働く女たちの肖像」永澤桂著 2024年2月25日発行 現代書館 新聞で「絵に潜む男の視線」という連載をもたれていて気になっていた著者の本。 17世紀から19世紀に主にフランスで描かれた絵画作品から当時の女性がどのような仕事に携わっていたのか、そして男性にとって「働く女性」とはどのような存在だったのかを読み解いていく。 お針子や娼婦、バレエダンサーなどドガやロートレックの作品を通して確かに数多く見てきたはずなのに、描かれている彼女たちの社会的な立場やさらにぐっと深掘りして

          アート系読書感想文[1]働く女たちの肖像

          シャガール ロシア・アヴァンギャルドとの出会い@東京藝術大学大学美術館2010.10.8

          *この記事は過去に行った展覧会の感想をnoteにまとめ直しているものです。 現在行われている展覧会ではありません。 基本的に当時のものをそのまま書いています。 もはや登場する作品はおろか展覧会自体の記憶があやふやなものもあります… 太字のものは過去の私への現在の私からのコメントのようなものです。 シャガールがマレーヴィチを呼んだの?(どこに??) 日本語って難しいよね…。(なんかキャプションで納得のいかないところがあったようです) シャガールって。シャガールって。1点集中

          シャガール ロシア・アヴァンギャルドとの出会い@東京藝術大学大学美術館2010.10.8

          美術館日記[11]ラヴズ・ボディ@東京都写真美術館2010.10.7

          *この記事は過去に行った展覧会の感想をnoteにまとめ直しているものです。 現在行われている展覧会ではありません。 基本的に当時のものをそのまま書いています。 もはや登場する作品はおろか展覧会自体の記憶があやふやなものもあります… 太字のものは過去の私への現在の私からのコメントのようなものです。 正式な展覧会タイトルは「ラヴズ・ボディー生と性を巡る表現」英語タイトルは「Love's body art in the age of AIDS」なかなか挑戦的、というか今だと実現が

          美術館日記[11]ラヴズ・ボディ@東京都写真美術館2010.10.7

          美術館日記⑩没後120年 ゴッホ展 こうして私はゴッホになった@国立新美術館2010.10.4

          *この記事は過去に行った展覧会の感想をnoteにまとめ直しているものです。 現在行われている展覧会ではありません。 基本的に当時のものをそのまま書いています。 もはや登場する作品はおろか展覧会自体の記憶があやふやなものもあります… 太字のものは過去の私への現在の私からのコメントのようなものです。 ゴッホの油彩画36点、版画・素描32点とその他の作家の油彩画31点、版画8点、関連資料16点合わせて132点の展示。 《あおむけの蟹》かなり好きだった。最初何が描いてあるのか全然

          美術館日記⑩没後120年 ゴッホ展 こうして私はゴッホになった@国立新美術館2010.10.4

          美術館日記⑨陰影礼賛@国立新美術館2010.10.4

          *この記事は過去に行った展覧会の感想をnoteにまとめ直しているものです。 現在行われている展覧会ではありません。 基本的に当時のものをそのまま書いています。 もはや登場する作品はおろか展覧会自体の記憶があやふやなものもあります… 独立行政法人国立美術館発足10年目記念 総数約33300のコレクションから100作家170点の作品を展示 影あるいは陰 具象描写の影と陰 カメラがとらえた影と陰 影と陰を再考する現代 ぱっと見色んな傾向の作品が一箇所に集められているよう

          美術館日記⑨陰影礼賛@国立新美術館2010.10.4

          美術館日記⑧アントワープ王立美術館コレクション展@東京オペラシティアートギャラリー2010.10.2

          *この記事は過去に行った展覧会の感想をnoteにまとめ直しているものです。 現在行われている展覧会ではありません。 基本的に当時のものをそのまま書いています。 もはや登場する作品はおろか展覧会自体の記憶があやふやなものもあります… 太字のものは過去の私への現在の私からのコメントのようなものです。 展覧会タイトルは正確には「アントワープ王立美術館コレクション展 アンソールからマグリットへ ベルギー近代美術の殿堂」です。長いですね。 オペラシティでこういう◯◯美術館展とか近代美

          美術館日記⑧アントワープ王立美術館コレクション展@東京オペラシティアートギャラリー2010.10.2

          美術館日記⑦旧白洲邸 武相荘 2010.9.23

          *この記事は過去に行った展覧会の感想をnoteにまとめ直しているものです。 現在行われている展覧会ではありません。 基本的に当時のものをそのまま書いています。 もはや登場する作品はおろか展覧会自体の記憶があやふやなものもあります… 太字のものは過去の私への現在の私からのコメントのようなものです。 @鶴川。すごい雨。雨やどりのちバス。 白洲正子、次郎の邸宅を公開している。 私にとっては本などを通して正子は親しみがあるものの 次郎は正直あまりよくわからないままで行く。 1階建

          美術館日記⑦旧白洲邸 武相荘 2010.9.23

          美術館日記⑥ポーランドの至宝 レンブラントと珠玉の王室コレクション@東京富士美術館2010.9.26

          *この記事は過去に行った展覧会の感想をnoteにまとめ直しているものです。 現在行われている展覧会ではありません。 基本的に当時のものをそのまま書いています。 もはや登場する作品はおろか展覧会自体の記憶があやふやなものもあります… 太字のものは過去の私への現在の私からのコメントのようなものです。 初めての富士美術館。 超混んでて駐車場もいっぱいで第5駐車場に停める。(帰りには第10にまでなってた) 遠くにそびえる神殿風の建物。 収蔵品からスタート。 一応時代順なのかな。

          美術館日記⑥ポーランドの至宝 レンブラントと珠玉の王室コレクション@東京富士美術館2010.9.26

          映画&美術館日記⑤ANPO/前衛☆R70展2010.9.25

          *この記事は過去に行った展覧会の感想をnoteにまとめ直しているものです。 現在行われている展覧会ではありません。 基本的に当時のものをそのまま書いています。 もはや登場する作品はおろか展覧会自体の記憶があやふやなものもあります… 前衛☆R70展@ギャラリー58赤瀬川原平、秋山祐徳太子、池田龍雄、田中信太郎、中村宏、吉野辰海 中村宏が見たくて行く。 ¥180000。誰か買って!!! 中心に汽車が走っていて。レールがひいてある。それが直線。赤い!! もういっこはセーラー服で

          映画&美術館日記⑤ANPO/前衛☆R70展2010.9.25

          美術館日記④銀座ギャラリー巡り 2010.9.25

          *この記事は過去に行った展覧会の感想をnoteにまとめ直しているものです。 現在行われている展覧会ではありません。 基本的に当時のものをそのまま書いています。 もはや登場する作品はおろか展覧会自体の記憶があやふやなものもあります… 太字のものは過去の私への現在の私からのコメントのようなものです。 山本容子の劇場 鏡の国@MITSUKOSHI銀座 鏡の国アリスをテーマにした展示。 山本容子はとにかくお金がかかってた。そして会場外を出たらグッズでお財布を開かせる。ちょっと興醒

          美術館日記④銀座ギャラリー巡り 2010.9.25