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アート系読書感想文[2]フェルメールの街

「フェルメールの街」櫻部由美子著
2017.9.18発行 角川春樹事務所

表紙の絵がフェルーメール全部のせなんですよ。
真珠の耳飾りの少女がパンと牛乳がおいてあるテーブルのそばで手紙を読んでいる。という。

フェルメールや、フェルメールの作品がテーマでその作品の謎にせまったりしたものは映画でも本でも数多くありますが、この本はそれらとはなんかちょっと違うというか…
私は名探偵ホームズを思い浮かべながら読みました。



フェルメールがホームズでレーウェンフックがワトソン。
画像引用

ここまで想像の翼をはためかせるのはきっと楽しいだろうなと。

ストーリーとしてはデルフトで陶工が相次いで姿を消し、その謎に(なんと)フェルメールが挑むというもの。
フェルメールやレーウェンフックの経歴などは基本的に知られているものに忠実に、ただそれ以外は楽しく楽しく書きました。という感じ。

フェルメールが住んだ街のことや時代の様子などに思いを馳せたり、タイムスリップするのにいい小説かも知れません。

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