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美術館日記[13]ザ・コレクション・ヴィンタートゥール@世田谷美術館2010.10.8

*この記事は過去に行った展覧会の感想をnoteにまとめ直しているものです。
現在行われている展覧会ではありません。
基本的に当時のものをそのまま書いています。
もはや登場する作品はおろか展覧会自体の記憶があやふやなものもあります…
太字のものは過去の私への現在の私からのコメントのようなものです。

*13まで日記を書いたところで2007年からの日記を発見してしまいました!
 さてどうしよう…

レームブルックが出てるなんて誰も教えてくれなかった!
表現主義くくりで展示があるなんて。
ヤウレンスキーもいて。カンディンスキーとクレーとココシュカとベックマンも。
ロッソも見れたし。ルドンも良かった。

スイスにあるヴィンタートゥール美術館のコレクション展でフランス近代、ドイツ・スイスの近代、そして私の大好きな表現主義とだいたい時系列に並べた展示でした。現在では比較的日本でも名の知れたヴァロットンも章をさいて紹介していて、今思えば結構贅沢な展示だったように思います。


この展覧会はカタログも素敵でした。薄い紙で包まれててパタっと閉じるようになってるの。(伝われ)

ルソー目的で行っておいてルソーよりレームブルックをみつめて帰ってきた。
少女の頭部を人造石で。細かく砕いた石を用いて鋳造するのだと。
「レームブルックにとって表現主義とは素材に閉じ込められている精神を精確(ママ)に、できる限り外へと救出することを意味した」らしい。
それって彫刻の場合だけでなく絵画の時もなのかな?レームブルックは絵も描いてるけど、油絵具の精神てなんだ??

ドラクロワから始まって印象派もみれてゴッホもゴーギャンもいてリーバーマンもモーリス・ドニもなんか全部揃ってる感じだった。
ヨーロッパの底力。

ジャコメッティもにょきにょきしててすてきだった。

ニョキニョキ
(ノートに貼り付けってあった写真より)

ただし他の作品と系統建てが難しかったみたいではみだしものみたいになってたけど。世田谷美術館行くのちょっと大変でどうしようか迷ったけど行ってよかった。(せたびはいつもそう思ってる気がします。優良美術館)

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