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気持ちがおかしくなりつつあるとき,宇多田ヒカルの曲を聴いている。前兆,前兆。あぶない,あぶない。
腰の椎間板ヘルニアの痛みがでるときは必ず,仕事が恐ろしく溜まっているときだ。溜まっていく仕事に耐え切れなくなっている。そして,完全に動けなくなる。痛みで仕事ができていない。痛みに逃げているとも言える。本当に恐ろしい痛みだが。それほど,心は苦しんでいるのかもしれない。
苦しい時に苦しい記憶が想起されやすいのは,過去の経験から学ぶよう,そう私たちの心が作られているからではないか。
何か起こりそうだ。ヘルニアになりそうだ。アキレス腱を切りそうだ。そういう思いがすこしでも脳裏に浮かぶときは用心用心。ほっとくと必ず起きる。だから,ケアを忘れない。いつも身体は私たちにメッセージを送ってくれている。もっと素直に。
とても怖いことに気づいた。感動したことを教えてと言われて,何も思い浮かばなかった。こわー。こんな人生,怖過ぎる。感動したことがないのは,一生懸命頑張ったことがないからなんだろうな。おし!一生懸命,がんばりたい。きちんと生きたい。
こっちから見た真実と,向こうから見た真実がちがっている。悲しい世界を生きる人と,幸せな世界を生きるひとがいる。ひととひとはわかりあえない。だから,対話という行為が生まれて,今もある。