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    みんなで作るニートなマガジン。ニートの日記、エッセイ、活動記録、ノウハウ、メンタル問題、低コストな娯楽、節約方法、貧乏旅、思想や哲学、作品評など。

最近の記事

どうせ社会がメチャクチャになるなら良い方向にメチャクチャにしないか? アンチワーク哲学を推すワケ

先日、ホモ・ネーモ氏のクラウドファンディングプロジェクトを記念して、ネーモ氏やアンチワーク哲学の紹介文を書いた訳だが、読み返してみたところ、イマイチ自分の言いたいことが全て書き切れていなかったように感じたので、続編をここに記載したいと思う。 (未読の方は、まず↑の記事を読んでほしい) * まず要点から述べてしまえば、今後、この国がメチャクチャ(→現在のシステムが維持不可能)になることは免れないと思う。 これは衰退ポルノなどではなく、データを見れば分かる明らかな予測である

    • 『14歳からのアンチワーク哲学 なぜ僕らは働きたくないのか?』出版プロジェクト byホモ・ネーモ に寄せて

      noteで執筆家(哲学者)として精力的に活動しているホモ・ネーモ氏、彼によるクラウドファンディングプロジェクト、『14歳からのアンチワーク哲学 なぜ僕らは働きたくないのか?』出版プロジェクトが始まった。 今回はこれを記念して、ネーモ氏本人や彼の思想(アンチワーク哲学)、上記のプロジェクトについて、個人的なコメントを述べていきたい。   ■ ネーモ氏について まとも書房 代表。 アンチワーク哲学者。 ホモ・ネーモ(何者でもない人間!)。   「それはなんなんだ」と、ツッコ

      • ニートの友好関係分析

        僕はニートにしては友好関係に恵まれている方だと思う。 未だに「高校の部活の友達」「大学の学科の友達」「大学のサークルの友達」と遊ぶからである。 今回の記事では、ニートの周りに、どんな友達が集まってくるのかを分析してみたい。 ① ニートを見下しているタイプの友人 ニートというダメ人間とつるんでいると、自分はマシな方なのだと安心する。 そういった需要は間違いなく存在するようだ。 実際に、僕は「〇〇が終わってる生活してると安心するわ~(笑)」と言われたことがある。 もしかしたら、

        • マージャン・リインカーネーション

           よく分からない。現実が、よく分からない状態になってしまった。原因は分かっている。まともに寝れていないことだ。寝そべり族なんて名乗っているのに、睡眠に支障をきたしているとは、なんとも皮肉なものである。  いつ寝ていつ起きているのか? 何時間ぐらい寝ているのか? 睡眠不足というのなら、まずはその記録を提示しろと言われそうなものだが、それが僕にもよく分からないのだ。朝に眠るときもあれば、昼に眠るときもある。夕方に眠るときもあれば、夜に眠るときもある。短時間しか寝れないときもあれ

        どうせ社会がメチャクチャになるなら良い方向にメチャクチャにしないか? アンチワーク哲学を推すワケ

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        記事

          "ニート"、もしくは読者に対する自分の基本的なスタンス

          今回の記事では、"ニート"、もしくはこのマガジンを読んでくれている方や、僕のブログやツイッターを読んでくださっている方に対して、自分がどういうスタンスであるのかを述べてみようと思う。 言ってしまえば、今回の記事は特に具体的な中身があるわけではないが、これはどこかできちんと語っておくべきだと思ったので、まとめさせていただく次第である。 また、この記事は「ニートマガジン」に登録しているが、ニートマガジンとしての総意ではないことに注意してほしい。 書き手の中には、僕と全然違うスタン

          "ニート"、もしくは読者に対する自分の基本的なスタンス

          信仰なき隠遁は可能なのか?

          さて、前回の記事の最後では、僕が正社員で働かない理由として 「確かに将来(老後)はヤバイかもしれないけど、サラリーマン生活をしていたら、メンタルの問題で、そもそも将来(老後)が迎えられないから」 と述べた。 そして、僕は実際に、最低限の労働(webライティングの業務委託)で生活を行っているわけである。 いわゆる、「寝そべり族」だ。 しかし、そのような生活も実際にやってみると、限界を感じてくることが分かる。 それらについて、この記事では詳しく述べていこう。   さっそくだが、要

          信仰なき隠遁は可能なのか?

          「働かないで将来どうするのw?」論考

          ニートに対する説教には、様々なパターンが存在する。 「そんな生き方をしていたら情けないぞ!」 だとか 「お前みたいな人間がいるから社会がダメになるんだ!」 などである。   だが、ニートに対する代表的な有効打としては、この一言が挙げられるだろう。 それは、「働かないで将来どうするの?」というものだ。 ふんわりとした社会通念や一般常識の押し付けとは違い、この一言には具体的に身に迫ってくるようなリアリティがある。 「国や社会なんてどうでもいいw 日本滅ブベシw」などと言っている露

          「働かないで将来どうするのw?」論考

          ニートの自問自答「なぜ働きたくないのか?」

          ニートにはやることがない。 そして、(少なくとも平日は)遊ぶ相手もいない。 ただ同じように過ぎていく変わらぬ日々。 起床。虚無。食事。ネット。散歩。虚無。排泄。就寝。 そこで発生するのは、ひたすら続く自己との対話、永遠の壁打ち、無限に繰り返される自問自答である。 ここでテーマとなるのは、「自分」「世界」「存在」「死」など様々なものがあると思うが、ニートならばぜひ考えてみてほしいテーマが「なぜ働きたくないのか?」というものだ。 今回は参考として、僕の「なぜ働きたくないのか?」と

          ニートの自問自答「なぜ働きたくないのか?」

          寝そべり(躺平)=簡易領域 論

          呪術廻戦のアニメ二期を最近見ている。 原作でも人気の過去編~渋谷事変だけあって、流石に力が入っているというか、全体的に脂が乗っていて面白い。 今日はこの呪術廻戦から、寝そべり(躺平)に話を繋げてみたい。   *   呪術廻戦で、一番有名な技と言えば、「領域展開」である。 これは呪術廻戦を読んだ(見た)ことがない人でも、名前だけは聞いたことがあるのではないだろうか。 「領域展開」とは何か? 作品内での説明によると、「術式を付与した生得領域を呪力で具現化すること」。 つまり、自分

          寝そべり(躺平)=簡易領域 論

          冬をサバイブする

          僕は冬がめちゃくちゃ苦手である。 純粋に寒さがつらいというのもあるが、それにともなう気分の落ち込みがひどい。 いわゆる冬季うつの問題である。 今回は、僕のようなひ弱なタイプの人々に向けて、冬を乗り越えるノウハウを述べていきたい。   ① 頑張らない 冬というのは「耐える」季節である。 多くの生物の活動が鈍くなる・冬眠する生物がいる、などのことから分かるように、いつも通りの活動ができなくなる季節なのである。 だから、冬というのは「頑張らなくてもいい」し、「何か結果を残す必要

          冬をサバイブする

          "ニート"として活動することの光と闇

          前回の記事(ダークヒーローとしての"ニート")では、「ニートの何が人々を惹きつけるのか?」ということを解説した。 そして、今回の記事では、その実態と現状として、「ニートを名乗って活動することの光と闇」について触れていきたい。   まず、メリットとして挙げられるのは、やはりその「キャッチーさ」である。 ニート。これだけである程度面白い。 この肩書を名乗るだけで、世間の人々は、バカにしたいような、説教したいような、それでもどこか羨ましいような、不思議な気持ちに駆られるというわけで

          "ニート"として活動することの光と闇

          ダークヒーローとしての"ニート"

          「ニート」や「無職」という存在はキャッチーである。 良くも悪くも。 口に出してみれば分かるはずだ。 その響きにはもう、「うんこ」や「おしっこ」と同じレベルで、根源的な面白さが宿っているようには感じないだろうか。 では、一体、ニートの何がそこまで人々を惹きつけるのか? それを上手く解説しているのが、『働かない』(著:トム・ルッツ)という怠け者(スラッカー)の歴史をまとめた本の訳者あとがきに書かれた、文化批評家・小澤英実のコメントであるように思う。 これは、世間に対して「私は

          ダークヒーローとしての"ニート"

          ニートのヘアカタログ

          ■ ニートの散髪事情 ニートのみなさん、散髪はどうしているだろうか? 「普通に床屋(美容院)で切って貰っているよ」 という人が多いかもしれないが、中には ・床屋(美容院)に行く金がない…… ・床屋(美容院)に行くのがしんどい…… という人もいるのではないだろうか? そういった人に向けて、今回は頭髪の処理方法を紹介していきたいと思う。   ■ 床屋・美容院・1000円カット まずは、基本として、「お金を払って切ってもらう場合」ついて確認してみよう。 床屋・美容院・1000

          ニートのヘアカタログ

          第一回ニート会議 ~君たちはどう生きるか~

          某日・都内某所、そこには3人のニートたちが集まっていた。 これから公開されるのは、その会議の一部始終を書き下したものである――。   ■ イントロダクション A お集まりいただきありがとうございます。主催のAです。今日は「ニート会議」ということで、思う存分語り合っていきたいと思います。それでは、まず簡単に自己紹介からお願いします。 B はい。Bです。大学を卒業してからずっと実家で暮らしているガチモンのニートです。26歳。お願いします。 C Cです。自分は一応バイト&副業を

          第一回ニート会議 ~君たちはどう生きるか~

          2023 0525-0529 名古屋旅④

          名古屋旅シリーズ最終回。 1日目(5月25日) 2日目(5月26日) 3日目(5月27日) 今回は4日目(5月28日)をお送りする。 ■ 2023 0528 朝 うーん、今日の亜熱帯(安いローカルネカフェ)はやばかった。 22時過ぎなのに社員(上司?)がバイトくんに大声で仕事論を無限に語っているし、朝5時からスピーカー大音量でラジオ流してるおっさんおるし、ぜんぜん寝れなかったぜ。 とりあえず、制限時間も来たので、朝6時にチェックアウト。   ねむい。とりあえず向かう場所も

          2023 0525-0529 名古屋旅④

          2023 0525-0529 名古屋旅③

          名古屋旅シリーズ。 1日目(5月25日) 2日目(5月26日) の続きである。 今回は3日目(5月27日)をお送りする。 ■ 2023 0527 朝 7時ごろネットカフェ亜熱帯 千種店で起床。 案の定であるが、あまりよく眠ることができなかった。 1日目の記録で夜行バスの睡眠の質を通常の20%だと述べたが、それで言うとネカフェは65%ぐらい。 まあ、宿代と睡眠の質はトレードオフであろうから、文句はあまり言わないで次に進んでいこう。 今日の目的地は東エリア一帯だ。 千種駅を過

          2023 0525-0529 名古屋旅③