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演奏のための姿勢・呼吸〜体幹から指先まで

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ヴァイオリン練習ver.1.4 〜1からやり直し復習の効用⑶

ヴァイオリン練習ver.1.4 〜1からやり直し復習の効用⑶

前回のマガジン投稿から、また2ヶ月半経ってしまいました。

前回に、ヴァイオリンの姿勢を驚くほど楽に改善するきっかけになる大発見になりそう、と続編を予告しました。

結局、長年温めていたギターのメソッド作りを揺禅の生徒であるプロギタリストのY君の依頼をきっかけに再開したこともあり、

またまた、ヴァイオリンはケースに入ったまま2ヶ月半が経過してしまいました。

前回のマガジン記事で書いたように、コ

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ヴァイオリン練習ver.1.3  〜1からやり直し復習の効用⑵

ヴァイオリン練習ver.1.3 〜1からやり直し復習の効用⑵

前回のマガジン投稿から7ヶ月以上経ってしまいました。

今回はヴァイオリンの姿勢を驚くほど楽に改善するきっかけになる大発見に繋がりますので、少し長くなりますが是非続編と合わせてご覧下さい。

実は投稿の直後からヴァイオリンはケースに入ったままお蔵入りしていました。

本命のチェロを借して下さるとのお申し出があって1週間ほど弾いていたのですが、そちらもお蔵入りしている間にお里帰りしてしまいました。

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揺禅ピアノ奏法のシステムの基礎エチュードの応用

揺禅ピアノ奏法のシステムの基礎エチュードの応用

揺禅ピアノ奏法システムでは誰でも譜面を読めなくても練習できますが、譜読み、移調とソルフェージュ、多声、ポリリズムにも対応することを目指しています。

クラスター化した3度練習に、ディミニッシュ音階、半音階、拡張スケールなどを揺禅のマインドフル的瞑想と共に練習できることを構想しています。

幻想即興曲などの部分練習にも、揺禅のセグメント(パーツ)化による繰り返し練習が応用出来ることに気づきました。

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揺禅ピアノ奏法によるエチュード

揺禅ピアノ奏法によるエチュード

揺禅ピアノ奏法確立を目指してエチュードを作ってみました。一昨日から今日にかけて、20音からなるシンプルな両手の三度練習を移調しながら繰り返すものです。トランス状態になって病みつきになそうな瞑想系エクササイズです。

単純な音形による一見機械的なエクササイズですが、丹田と軸を重視する揺禅の基本姿勢と呼吸を守ったまま、体幹から指先までを波のように揺らす奏法です。

常に各関節の位置や、脱力によるエネル

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楽器演奏のための姿勢と呼吸〜体幹から指先まで

楽器演奏のための姿勢と呼吸〜体幹から指先まで

タイトルに沿ったマガジンを作成して記事にして行きます。

体系的なものでは無く、気になったことを思いつくままエッセイ風に綴っていく事にします。

今回は手首について。

昨晩あるYouTube で有名なマッチョ系ピアニストの投稿を見ていました。

ショパンのエチュード10-2は半3、4、5の指による半音階が延々と続く難曲ですが、彼はそれがいかに難しく、自分でも弾けないかをオーバーに語っていました。

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