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予防医学についてお医者さんから教えてもらった

(この記事は約2分で読めます。約1,000文字)

先日Yentaで医師の方とお話しする機会がありました。自分の備忘の意も込めてnoteにまとめます。

✅1.予防医学とは?

端的に言えば「病気になってから治療するのではなく、病気にならないよう事前にケアする」こと。

例えば階段につまづいて骨折して治すのは普通の治療。一方、階段でつまづいても怪我をしないような体づくりを心がけるのが予防医学。他にはガンが末期になってから手をつけるのではなく、人間ドックなど定期的な診察から早期に発見することも予防医学に含まれる。


✅2.予防医学の3つの種類

予防医学は次の3つに分類される。1→3の順に優先的に行動すべき

3-1.一次予防(健康増進)

そもそも病気や怪我をしないような体づくりをすることが1番大事。そのためには食事、運動、睡眠をバランスよく行うことが肝になる。どれか1つでも欠けると怪我や病気にかかりやすくなる。サプリメントを使うのも有効

3-2.二次予防(早期発見・早期治療)

万が一病気(や怪我)をしたとしても早期に発見すれば重症化を防ぐことができる。そのためには人間ドックはもちろん、眼科、歯科、内科などを定期的に受診することが大事。

3-3.三次予防(リハビリ)

リハビリを適切に行うことで再発防止に努める。


✅3.なぜ予防医学が大事なのか?

主に3つ理由がある。

1つ目は人間は体が資本だから。入院すれば仕事ができないように、病気や怪我をするとやりたいことができなくなる。そういった期間が長ければ長いほど自分ができることが少なくなってしまう。

2つ目は病気や怪我をするとお金がかかるから。特にアメリカは公的医療保険制度は高齢者などに限られるため、多くの一般人は民間医療保険を利用している。また、この民間医療保険を利用したとしても医療費が高額になることが多いため、彼らは「病気や怪我をしたくない」という意識が強い。この点、日本は1〜3割負担で良いため事前に病気を防ぐインセンティブが低い。また病院が高齢者の話場になっていることも問題点と指摘。

最後は病気や怪我をすると基本的に元の体には戻らないから。勘違いしている人が多いが、医者はマイナスになったものを0に近づけることはできるが、完全に0に戻すことはできない。例えば骨折の治療で骨の形は治ったとしても、骨の強度が落ちたりする。この点は特に意識した方がいい・

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