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noteを通じて得たご縁について


こちらの記事は自分の率直な気持ちを書いていますので、通常と異なり、「です・ます調」で書きます。
また、記事にナンバリングはせず番外とします。


クリエイターの皆さんの中には、noteを始めてから数ヶ月経った後に振り返りをされている方もいらっしゃると思いますが、自分も始めてからちょうど3ヶ月が経ちましたので、今の気持ちをこの記事で書きます。

長文になること、お許しください。

noteを始めた動機については自己紹介の通りとなりますが、たまたま読んでいた本に「note」という記載があったので、興味本位でアプリをダウンロードしました。

ここ最近は、職場、家庭ともに閉塞感があり、不安な気持ちが勝っているちょうどそのときにこのnoteに出会いました。

始めは、自分の日記程度にしようと考え、クリエイター名を「よしまる日記」として、3行程度の日記で今は恥ずかしくて読み返せないような面白みのない記事を細々と書いていましたが、noteを続けていくうちに、他のクリエイターさんたちの記事を沢山読ませて頂き、

「自分も他のクリエイターさんに伝えるような記事を書きたい」

と思い始めてから記事の構成を変えていき、その後、クリエイター名から「日記」を削除しました(2024/6/28に削除)。

日記ではなく、「記事」を書く。
その日から気持ちを改めて記事を書こうとしました。

過去の話や今の話、思っていることや考えていること、記事に書きたいお題が頭の中で沢山浮かんでそれを片っ端から記事にしていきました。

「拙い記事しか書けないけど、楽しく書いていればそれでいい。たとえそれがクリエイターさんたちに伝わらなくても」

これは始めた当初から思っていたことです。

「自分が書きたいものを書く」

それで良いと思っていました。
しかし、他のクリエイターさんたちの記事を読んで徐々にその気持ちが揺らぎました。


自己紹介文を書いた翌日に、久藤あかりさん(https://note.com/forgiveness1)を紹介した記事を書きました。

他のクリエイターさんの記事を紹介するのはたしか初めてだったと思いますが、この方の「記事を通じてなにかを伝えようとするひたむきさ」に心を打たれ、そして戸惑いました。

「自分には書けない」

紹介した記事にそう書いたと思いますが、ここまでひたむきに書ける自信が持てませんでした。

「自分は何を伝えたいのか、どうしたいのか」

元々物事を深く考えることをせず淡泊に生きてきた自分として、他の人に伝えられるものなんてないと思いました。そして、仮にあったとしても上手く伝える術をこの歳になっても分からないのです。

ひたむきに何かを伝えようとする記事・・・自分にはそこまで深く考えて記事を書くことができません。


くりすたるるさん(https://note.com/crystalulu)の記事に出会ってからどうしようか迷っていましたが、意を決して紹介記事を書いてみました。

「ココロの中にストンと落ちるような感覚」
「カラダの中を通り抜けるような感覚」

くりすたるるさんの記事に対して、このような表現を使用しましたが、この表現で良かったのか、もっと良い表現をするべきではなかったか、記事を投稿した後に考え込んでいました。

毎日読書をしています。
でも、読書と言っても自己啓発や、歴史、お金、教養、旅行の本がメインで、小説や詩、短歌に触れる機会が少なく(小説はたまに読みます)、もともと言葉の表現の仕方、語彙力が不足していることもあり、くりすたるるさんを紹介した記事としてとても稚拙ではなかったかと、とても失礼な紹介の仕方をしたのではないかと、思ってしまうときがありました。

本業は公務員です。
国の機関で一般事務として働いていますが、堅苦しい行政文書に囲まれており、noteに溢れている表情豊かな文章はどこにもありません。

自分の性格にプラスして仕事柄もあり、どうしても堅い記事になりがちで、他のクリエイターさんたちの記事と比較して何だかどれも血が通っていない記事だなと、表現が豊かではなく上辺だけの記事だなと、いつしか読み直してそう思うようになっていきました。


ATFさん(https://note.com/jessicatf)の記事を読んだとき、このような文言がありました。

文章は、なおさら書き手が見えないため、先入観を持たずに、その人の「人となり」や「生き方」が見えてくるような気もする。

「生き方」。
自分の生き方は本当に平凡でたまに人間関係で何かあった程度、良く言えば何ごともない平和な生き方、悪く言えば何ら面白みのない生き方。

たしかに波瀾万丈の人生を辿った方は、過酷でとても辛い経験をされていると思いますが、それを乗り切った人間はとても強いです。
また、波乱万丈ではなくても自ら考えて様々な体験や経験を積んだ方には思いやバイタリティに溢れています。
そのような経験をしてきたクリエイターさんの記事はやはり読み手の心にグッとくるものがあり、いつしかそれに気持ちが引き込まれます。

対する自分の人生はどうか。

「平凡かつ軽薄」

それがnoteでの自分の記事によく表れていると感じました。

自分が書いている記事を通じて、自分の「人となり」や「生き方」が見えているのか自問自答しても、自分自身が見えていないと感じました。

これまで何か沢山の体験や経験を積むべきでしたが、自分自身のなかに「これは」と思わせるモノがなにもありません。

これは言わば、自分の「顔」になるものがないと思いました。

そう考えると、「顔なし」の自分がクリエイターさんたちが読んでためになるような記事、心に響く記事なんて書けない。
自分にはそのような才能がないと思い始めていました。


先日、ふと、くりすたるるさんの記事の中に「なんのはなしですか」について書いてあったことを思い出しました。

最近は仕事や家庭、暑さで疲れが溜まり、気力、体力ともにしんどい日が続き、書きたい記事があっても自信を失いかけていた中で、こどもでも書ける作文のような記事を書いたときに、初めて「#なんのはなしですか」をつけました。

この後、記事にコメント頂いた3.7さん(https://note.com/kind_37)が、コニシ木の子さん(https://note.com/moto2_hero)にこの記事のことを伝えて頂いたようで(お知らせしてくれてありがとうございました)、翌朝、コニシ木の子さんより「回収します」のコメントを頂きました。

「#なんのはなしですか」については、このときは恥ずかしながらあまり良く分かっておらず、「何かワケの分からない記事を書けば良いのかな」という程度にしか思っていませんでした。

その後、コニシ木の子さんの記事を読もうと思い、次女を保育園へ送ってから自宅に戻って上記の記事を読みました。

この日はテレワークをする日で、家族全員が出かけた後だったので家には誰もいませんでした。

コニシ木の子さんの記事は始業30分前に読み始めました。


読み進めるうちに自然と涙が溢れてきました。
涙ぐむことはあっても、こんなに涙を流すなんていつ振りなのか分かりません。
大人になってから一度も流していないんじゃないかというくらいの涙の量でした。

幸い、家には誰もいませんでしたので、気を遣わず自然と出しきるまで涙を流しました。

コニシ木の子さんの記事の具体的な感想はここでは書きません。
自分の感想より記事を読んで頂いた方が良いと思いました。

この記事に自分が共感し、そして涙が出てきた理由が全て詰め込まれているからです。


今回この記事を書こうとしたきっかけとなったこちらの記事ですが、内容について思い入れはありません。
ただ思いついたまま書いているので大した内容ではありません。

だけど、この記事のおかげで、クリエイターさんからクリエイターさんへと繋がり、結果として素晴らしい記事に出会うことができたのは事実です。

以前、どなたかのクリエイターさんの記事にコメントしましたが、

書いた本人は大したことがないと思っている記事が、別の人にとっては心に響く記事になる。

文章についての受け止め方は十人十色。
自分は記事のひとつひとつに何らかの意味が込められている、何かのご縁があると信じています。

だから、このnoteにある記事には無駄がないと思えるようになりたいです。
コニシ木の子さんの記事が自分に教えてくれたのはそういったことだと思っています。

自分は拙い記事しか書けないけど、それでも書きたい。
たとえスキがたくさん付かなくても、たった一人でも付けてくれただけでも感謝したい。

自分はフォロワー数を気にしていません。
また、自分からフォローをすることも稀です。

見方によっては偽善、傲慢に聞こえるかもしれませんが、自分にとってフォロワーは、自分と繋がりたい、自分の記事を読んでみたいと思って頂いている方々と考えていますし、自らフォローを躊躇うのはあまり自信がなくて迷ってしまうからです。

フォロワー数が少ないので、自分の記事へのスキやコメントの数は少ないかもしれません。
でも、自分の記事に毎回スキをしてくれるクリエイターさんたちにはとても感謝しています。

こんな拙い記事に対してスキを押してくれること、心から嬉しく思います。いつもありがとうございます。


長くなってしまったのでそろそろ最後にしますが、今後は自分の記事を書きながら、もっといろいろなクリエイターさんの記事にお邪魔してスキやコメントをしようと思います。

それによって今回のように心打たれる記事に出会いたいからです。自分の記事だけ書いて待っていても仕方ないですしもったいないです。

また、他のクリエイターさんの記事にコメントを入れるととても喜んでくれて、一言付け加えて返してくれます。
その何気ないコメント返しにそのクリエイターさんの率直な気持ちが宿っていると思います。

「コメントしてくれてありがとう」

そういったコメントを返されたとき、自分も記事を書く励みになります。

時間に限りがありますが、できる限りお邪魔してクリエイターさんたちとの交流を楽しみたいです。

また、自分の記事についてはもうクヨクヨしません。
好きなときに好きなことを好きなように好きなだけ書きます。
そして、自分の記事について一人でもいいので、

「勇気づけられた」「元気づけられた」

そう思っていただけたら嬉しいです。

まだこの世界に入ってたった3ヶ月の新米ですが、この短期間でも沢山のことを教わりました。
自分との向き合い方、他者への思いやりなど・・・このnoteにおいてこれからも学びたいことが沢山あります。
そして、新たに気持ちを共感できるクリエイターさんに出会いたいです。

最後に、皆さんとのご縁に心から感謝します。
引き続きよろしくお願いします。

(あと、路地裏住民としても定期的にお邪魔したいので、路地裏住民の皆さまよろしくお願いします。)








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