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新規就農準備&北海道移住日記

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2022年就農に向けて北海道に移住し、農業の研修を受けたり、地方都市での暮らしのいろいろについての日記を書いています。
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2021年3月の記事一覧

優秀すぎるでめんさん、時給制では見合わないかもと思うのだった

優秀すぎるでめんさん、時給制では見合わないかもと思うのだった

でめんさんの作業は早い。みるみるうちに予定していた作業を終わらせていく。

今日来てくれていた、でめんさんは70才前後だと思う。その年にも関わらず。僕よりも、素早く、僕よりも、パワフルにあっという間に作業をこなしていく。いつもすごく驚かされる。

でめんさんというのは、農業の仕事を臨時で手伝いに来てくれる助っ人さん。噂によると、「Day Men(デイメン)」から派生して、でめんと呼ぶようになったら

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つむぎを連れて最後の子育て支援センター

つむぎを連れて最後の子育て支援センター

今日が僕にとっては最後の日になるかもしれない。

つむぎをつれて町の子育て支援センターに遊びに行くはなしだ。つむぎは4月から町の子ども園に入園する。休日はやっていない、このセンターに来ることは難しくなるだろう。

去年の6月5日にはじめて二人で踏み入れて以来。もう何度も、何度も遊びに来た。ママばかりの中に、僕がつむぎを連れて入っていくのも今ではもう慣れたものだ。

6月5日のnoteを読み返してみ

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育苗ハウスの準備でハウスに向かったり、ノートに向かったり

育苗ハウスの準備でハウスに向かったり、ノートに向かったり

昨日防草シートを敷いたハウスに、育苗台を設置する。

使用するのは、ミニコン、直管パイプ、垂木の3つ。ミニコンを重ねて高さを調整して、ネジを打ち込んだ垂木で直管パイプを固定し、その上に育苗トレーを並べていく計画だ。

まずは、道具をハウスに運びなんとなくの雰囲気を見る。育苗トレーを横2枚で1島作って行くのが良さそうな雰囲気。台の高さは、ミニコン2個分が3個分か少し悩むところだ。

おおよその雰囲気

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育苗ハウスに防草シートを敷き詰める

育苗ハウスに防草シートを敷き詰める

しばらく手を付けていなかった育苗ハウスに取り掛かる。

先日ならした地面を改めて眺めてみると、そこそこ平ら、な気がする。ただ、育苗場所は一度シートを張ってしまったらずっとそのままの予定。念の為、もう一度ならしておくことにする。

表面が乾いてきたので前回より削りやすい。

「あれ、ある程度湿っている方が良いと聞いていたけど、結局乾いてからのほうが良いのかな?」

もしかしたら、ガチガチにならない程

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農業、子育てごちゃまぜnoteにマガジンを導入!

農業、子育てごちゃまぜnoteにマガジンを導入!

このnoteを初めて1年ちょっと。毎日書いていたおかげでというか、せいでというか記事数がすでに450も。内容も農業あり、子育てあり、旅行あり、調べ物ありとごちゃまぜ状態。

「このままだと見づらいし、いくつかのマガジンに分けたらいいよ」

という天の(妻の)声に従い、マガジンを分けてみることに。

作ったマガジンは、「東大博士、北海道で新規就農します!農業日記」、「新米ダディの子育て日記」、「行っ

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リビングの床をDIY〜カーペット、床暖を外してクッションフロア貼り

リビングの床をDIY〜カーペット、床暖を外してクッションフロア貼り

育苗ハウスの作業は先延ばしして、今日は家のリフォームを決行。床面改装の最後の砦として高くそびえ立っていた、リビングの床に手を入れる。

我が家のリビングは巨大なカーペットが隅から隅まで敷き詰められている。このカーペット、かなり年季が入っていて、外してしまいたいなぁとずっと思っていた。

ただ、カーペットの下には壊れて動かない床暖のパネルが入っていた。そのパネルはどういう構造をしているのか?自力で取

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育苗場所づくり用の資材をいただきました!

育苗場所づくり用の資材をいただきました!

育苗ハウスを準備する資材を分けていただけるということで、先輩農家のお宅に訪問。

倉庫に積まれていたミニコンを50個くらい、ビートの苗箱を25個くらいもらえることに。このミニコンというのがとても便利で、種芋を入れたり、いろんな器具を整理したり、高さが均一なのを利用して台にしてみたり、はたまた休憩の時の椅子になったり机になったり。農家ではこのミニコンをものすごく多用途に活用する。このミニコンを利用し

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みらい農業センターにGPS操舵付きトラクターが!我が家の車庫前の水はけについても改善できるかも

みらい農業センターにGPS操舵付きトラクターが!我が家の車庫前の水はけについても改善できるかも

午前は、研修先のみらい農業センターで新しいトラクターのお披露目会。ピカピカに輝くクボタのトラクターにはTrimble社製のGPS操舵システムも付いている。いよいよみらい農業センターの農業機器にも近代化の波が。

お披露目会には、町長、副町長など町のそうそうたるメンバーが集まり、和気あいあいとGPSによる自動操舵体験が行われた。ハンドルを握らなくても勝手にまっすぐ進むトラクターをみんなで体感。

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いよいよ育苗の準備を始めることに〜まずは地面を平らにならす

いよいよ育苗の準備を始めることに〜まずは地面を平らにならす

先日、先輩農家さんと相談して、3月末か4月頭にはハウスでの育苗を始めることになった。それに向けて早速ハウス内で育苗ができる場所の準備を始める。

まずは凸凹しているハウス内の地面を平らにならす。今年はテスト栽培なので育苗の量も多くない。なので、ハウスの四分の一、東側の半分程を育苗場所として設定。

東西に建ててあるハウスの東側が西側に比べて乾きが早く、歩くと足が少し埋まる程度になっている。地面をな

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国産砂糖を支えるビートの育苗が始まっています

国産砂糖を支えるビートの育苗が始まっています

お隣の農家さんのお宅にお邪魔して、ビートの育苗ハウスを見せてもらう。ハウス内のトンネルの下には芽を出したばかりの無数のビートが。ものすごく大量だ。

この辺りの農家さんの多くはこのビートを主要品目の一つにしている。砂糖の国産原料の割合はビート、つまりてん菜が約8割、さとうきびが約2割。国産の砂糖のほとんどがこの植物を各農家が育てることからスタートするというのはとても不思議な気持ちだ。当たり前だけど

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白鳥を見せたくて屈斜路湖へ

白鳥を見せたくて屈斜路湖へ

つむぎに白鳥を見せたくて屈斜路湖へ。目的地は屈斜路湖畔のコタン温泉。冬の間全面凍結する屈斜路湖だが、温泉の周りだけは溶けずにいるので、自然とそこに白鳥が集まってくる。

駐車場に車を停めて、ワクワクしながら湖畔へ。

そこにはたくさんの白鳥が。つむぎと同じくらいの大きさの白鳥が何羽もいる。

動物が大好きなつむぎ、恐れを知らずにずいずい近づいていく。大きな鳥に、広い湖畔。テンションが上がって走り回

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ビニールハウス内の水は少しひくも、車庫前は相変わらずぐちゃぐちゃ

ビニールハウス内の水は少しひくも、車庫前は相変わらずぐちゃぐちゃ

ビニールハウスを開け放つようになってから3日目。ここ数日は曇りの日が続いていたけれど、少しずつ地面が乾いてきた気がする。改めて写真で見比べてみると分かりづらいけれど、ハウス内を歩いてみた感じではぬかるみ具合が大分少なくなってきている。この様子だと一週間くらいすればしっかり乾くのかな?

徐々に乾き始めるハウス内とは違って、車庫の前はかなり悲惨な状況。大きな水たまりがいくつもできていてぐちゃぐちゃ。

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息子にお風呂ブームが来ているらしい、勢いでズボン脱ぎも習得!

息子にお風呂ブームが来ているらしい、勢いでズボン脱ぎも習得!

最近の息子はお風呂が大好き。お風呂のお湯が張り終わったアラームを聞くなり、脱衣所に向かい「ばんざい、ばんざい」と服を脱がせろコール。最近では、それだけではなく、自分でも脱ぎ始めるようになってきた。

立ったまま両手でズボンを下ろし、下ろせなくなる限界まで頑張った後に、座り込んで続ける。上はまだ脱げないけどすごい成長だ。ゴロゴロ転がりながら服を脱ごうとしている仕草もとてもかわいい。

2月くらいから

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強酸性の畑を何とかする準備を始めた

強酸性の畑を何とかする準備を始めた

強酸性の分析結果が出ている取得予定の畑。その畑の土壌を改良すべく、資材販売会社の営業担当の方と自宅で打ち合わせ。

実は今回の土壌分析も同じ会社のサービスでやってもらった。土壌の状態は口にするのも恐ろしい、pH3.79〜4.38。数字を眺めて嘆いていてもしょうがないので、少しずつでも改善する手を打っていかなければいけない。

※実際の数値は下記のリンクにまとめてあるので良ければご覧ください

担当

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