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『生きづらさを克服する7つの仕事術』とは何か

はじめに「生きづらい」と思ったら「どのような損が自分にあるのか」を考えてみる

どのような損が自分にあるのか」を考えてみる

 「周りの人はちゃんとできているのに自分だけできていない」、「自分が悪いのかもしれない」と感じることが続くと、生きることが本当にしんどいと思えてしまうものだ。私もそうでした。 
 でもそれは、貴方が悪いというより、ただ他人の目を気にしすぎているだけかもしれません。

対人関係で「しなくていいこと」を手放すためには、「人の評価を気にしすぎない」

 対人関係で「しなくていいこと」を手放すためには、「人の評価を気にしすぎない」という点も大切です。
 「自分がこういうことをしたら、相手はどう思うだろう」「嫌われるかもしれない」と考えそうになったら、「協調性よりもルールを優先」という原則を思い出しましょう。 
 社会のルールを守っていれば、少しくらいやり方を変えても、嫌われたり怒られたりすることはほとんどありません。 
 もし貴方がルールを守っているのにネガティブな反応をする人がいたら、その人と距離をとればいいだけです。
 職場であれば、上司や同僚とは淡々と仕事の話をして、やるべきことにしっかり集中する。それでまったく問題ないはずです。

休職の一番最初は、自分の心と向き合う時間をつくること

 改めて休職し始めると、さっき言った「何がしたいか」を考えたことがないと思います。 
 何がしたいのか。今、何が一番したいのか。寝ていたいのか。 
 起きてご飯が食べたいのか、またお腹いっぱいで眠たくなった。ああ、眠たいな、ということで寝ましよう。 
 そういう「自分の欲望」に気付くということが大変大事なのでそうして頂きたいなと思います。

そもそも「仕事」とは何か

 「仕事」とは「趣味」でないものである。 
 趣味は自分のためにやることで、自分が楽しければそれでいい。
 一方、仕事は「自分以外の誰かのためにやること」である。

第三者に価値を与えて初めて「仕事」になる

 「自分以外の誰か」は、取引先だけではない。上司や部下、同僚など、組織の中にもあなたの仕事を必要としている人がいる。 
 そのような人たちに価値を与えることができて初めて「仕事」になる。

【第1章 仕事術①話を聞くことを「タスク」にしよう】

「人の話を聞く」をタスクにしよう

 ただ単に人の話を聞くのは退屈なので「人の話を聞く」をタスクにしましょう。
 最初どのような会議に対応して議事メモを作成する事は難しいと思いますので、先ずは「頷く、『ええ』、『はい』、『ヘー、そうなんですか』と声に出すと良いと思います。

議事録はその場若しくは当日出しましょう

 時間が過ぎると期待値が高くなる為議事録はその場若しくは当日出します。
 というのは、経験上、常駐して仕事をしているならまだしも、自分の所属先に提出する、というのでしたら60-70%の完成度で良いです。(皆様そんなに時間がない為、しっかり議事録を読む人が少ない為です。)

"準備0で臨む会議"では、議事録は作れない

 社会人1年目になるとほぼ必ず直面する仕事が「議事録の作成」です。 
 私はファーストアサインの現場で、毎週議事録を作成していました。 
 まあ今も勝手に出しております。 
 会議に臨むための必須準備である、「会議の流れをあらかじめ頭に入れておく」ことです。

【第2章 仕事術②黙って組織の歯車に徹する】

「動いて頂く」気持ちがなくてはないと何も動かない

 仕事を頼むときは「動かす」ではなく「動いて頂く」気持ちがなくてはないと何も動きません。

返信に困ったら「相手の言葉をそのままオウム返し」

 『共感による傾聴』は難しいので、返信に困ったら「相手の言葉をそのままオウム返し」しましょう。 
 一旦返信の最初は全て「承知いたしました。お忙しい中ご連絡ありがとうございます。」で良いです。 
 マジで余計な事は言わなくて良いです。

【第3章 仕事術③仕事の「しなくていいこと」を決める】

仕事は「しなくてもいいこと」も含まれている

 仕事は基本的に「しなければならないこと」だが、じつはその中には「しなくてもいいこと」も含まれています。 
 「しなくてもいいこと」はやめてしまってかまわない。  
 仕事で「しなくていいこと」を考えるときのポイントは、自分に「出来ること」と「出来ないこと」を理解して、できないことは思い切って手放してしまうことです。

ミスしたら謝る・高速で修正する前提で仕事をする

 ミスしたら謝り、高速で修正する前提で仕事をしましょう。 
勿論最初からミスがない方が良いのですが、人間なのでどうしてもミスは出ていきます。 
最初はうまくいかないかもしれないが、トライアンドエラーを繰り返すうちに、不要なものを手放せるようになるでしょう。

【第4章 仕事術④メールはさっさと書こう】

メールは1日3回まで ・時間は「1日に20分を3回以内」

 最後に、私が行っている朝の仕事のルーティーンを書きます。

1 毎朝「3-5分」の時間をとり、今日の予定をすべて書く
2 類似タスクをグループ分けし、まとめて同じ時間に処理する
3 メール送信は「出社時」「15時」の2回(+昼休み後の3回でもOK)
4 メールは文末に「一言」加えるだけでラリーが止まる
5 毎日「小さな目標」を設定して、達成できたかどうか記録する

間違いやすい名前は予め「単語登録」に登録する

 間違いやすい名前は予め「単語登録」に登録しましょう。 そうすると最初から「わた」のみを入力したら、「渡邊さん」と出た方が間違えません。

「メールテンプレート」を作成してメールを書く時間を短縮しよう

議事録のテンプレートを置いておきます!

【議事録テンプレート】(日本語)
https://docs.google.com/document/d/1unWbNpWMgL9CLAn8YWIn1O5KUX6HxJrf/edit?usp=sharing&ouid=114289954927164023907&rtpof=true&sd=true

【議事録テンプレート】(英語)
https://docs.google.com/document/d/15KNlRDdXXQxgr6tB5XpHbzBfL2QR_c0j/edit?usp=sharing&ouid=114289954927164023907&rtpof=true&sd=true
 
 皆様のメール作成のお役に立てれば幸いです!

メールのタイトルは2行以内に

 ミスを防ぐことを考えると、1通のメールには一つの内容にしましょう。  
そして2行以内に用件を記すことが重要です。

メールの読みやすさを考えた改行を

  読みやすさを考えて、メールは3行ずつの改行で文章を書きましょう!
  皆様の「読みやすい」メールの作成にお役に立てれば幸いです!

【第6章 仕事術⑥仕事は85点を目指そう、100点は妄想だから】

仕事を進める基本の型「GRAPH」

 ここでは、仕事における基本の型「GRAPH(グラフ)」を紹介します。

 仕事の内容は業種や業態、プロジェクトによってさまざま異なるが、この型はあらゆる仕事に使えるものです。 
 特に初めて取り組む仕事や、複雑で定型的に進められない仕事に取り組むときには、GRAPHに沿って進めるとうまくいきやすい。

 GRAPHは次の5つのステップから成ります。

1 G(Goal):目的・目標を定める
2 R(Route):道筋・打ち手を考える
3 A(Agreement):すり合わせる
4 P(Progress):実行・進捗を管理する
5 H(Harmonize):調和させる

成果物は作業前に「項目と枠」だけ作成して相手のイメージと合っているか確認する

 作業に取り掛かる前に納期・品質・用途といった、相手(依頼者)の期待値を最初に確認します。

 作業の前提を間違えたまま進めると確実にやり直しになるからです。
(自分もそういう経験があるので自戒を込めて言っています。)

『XXの為の資料を全部つくって欲しいのか』
『考えを整理するためのたたき台が欲しいのか』など、
 先ずは仕事の目的やゴールを依頼者に確認するようにしましょう。

仕事の質とスピードを上げる「仕事を終わらせる」順番

  先ずは「締め切りに間に合わせるためには、いつ手をつける必要があるか」を明確にして、カレンダーに落とし込みましょう。 
 そうすれば締め切りに遅れずに済むし、作業スケジュールを上司や先輩に共有し、安心させることも可能です。

【第7章 仕事術⑦自分のフォーマットを持っていよう(フォーマット付き)】

タスク管理表で自分とチームのタスクを管理しよう

 私は個人のタスクはTODO Listを作って管理しています。
 チームのタスクはタスク管理表で管理しています。

プロジェクトを開始する際はProject Charterを書いてみよう

 プロジェクト憲章は組織の中でプロジェクトの合意を得るために作成されます。 
 一度プロジェクト憲章が発布されれば、社長であっても不可侵であることを宣言するようなものです。 
 一方でプロジェクト憲章がないプロジェクトというのは、組織の合意を得られていないプロジェクトとなってしまいます。 
 従い、プロジェクトを開始する際はProject Charterを書いてみましょう!

プロジェクトマネジメントツールがあると便利

 プロジェクトを進めていく上で、「タスク管理が漏れてスケジュールが遅れる…」「効率的な仕事をするにはタスク管理が必須だけど、苦手だなぁ…」といったお悩みは尽きないはず。
 そのようなお悩みを解決するツールがあれば、プロジェクトも円滑に進むでしょう。 
 本記事では、プロジェクト管理ツールを選ぶ際のポイントを記載し、無料で使用できる8つのプロジェクト管理ツールを解説しています。 
 しかも全てダウンロード可能なので、自分たちのチームにピッタリのツールを見つけて、ぜひ業務の改善に役立ててください!
 皆様のお仕事のお役に立てれば幸いです!

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