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夜間.
2021年7月24日 12:46
『行ってみたい』行ってみたい全てをかけて明日など知らない明後日もその先も知らないだから駆けてどこまでも行ってみたい知らないから知りたい笑われてもそんなの知るもんか走ってみたいどこまでも走ってどこまでも見たいんだ君も僕も知らない場所へそうやって生きてたいんだ(神戸市 波止場町 /メリケンパーク)
2022年7月20日 01:29
『夜のデザートを、ひとくち。』その世界はない。存在しない。けれども、わたしの中にはある。あんなキラキラした写真に映るあれが現実にあるわけない。この世界のどこにだってない。ないのに、あの人もあの人もあの人も、わかってくれる。その世界はないはずなのに、たしかにここに存在している。ふれることのできないデザート。ひとくち。それは思い描くだけで、ふわふわしていたってあまったるくたっていい。レモンピー
2022年7月5日 22:16
『誰かの雨粒』誰かの涙を飲み込むような心地で唇にあたった雨粒を噛む額に一粒ぶつかるとそっとここにいるよと触れられた気持ちになるわたしは此処に一人だけだって泣いていたあぁ一人じゃないんだって教えてくれた鋭く滑り込むように雪崩れてくる雨の気配実は大好きでかなり恐ろしい豪雨の気配私ここに一人じゃなかった
2022年6月12日 20:54
『運転中』君が僕を知ることはないすやすや眠る頃思い出したりするのです雀の涙ほどの安心したように羽を下ろして出した足こそ使うべきでしたはじめからいつか繰り返す頃に解き明かしてみようそれまで不透明なままで何もわかってない何もわかってないよだからまだ運転中その目から見る景色奪って持ち去って行ってあげようその代わりに肩を貸してね歩く旅に出掛けられるように
2022年6月30日 21:30
『夜が歩くなら』夜が歩くならもし足が生えていてぺたぺたと裸足で動き回っているなら僕のところには一生来ないね鼻があって匂いの違いが分かるそんな奴だったなら僕のことなんて嗅ぎ分けて避けていってしまうんだろう明日のことがだいすきだなんて魅力的な響きなんだけど僕には夜が来てくれないから理論上はあるけど存在しない星みたいにロマンと化して僕の人生を彩りつづけるだろう