見出し画像

【省エネ転職記録】職務経歴書の構成とアピールポイント

履歴書は悩むことなく、事実を書くもの。
職務経歴書は自分の経験を表現するもの、
という印象です。

元も子もないことを言うと、
第二新卒の場合、特殊な実績がある方を除いて、正直そんなに内容が濃くなく、そこまで職務経歴書で差別化はできない気がします。

もちろんなにを経験してきたか、一目でわかる資料なので必要は必要です。

実際に、書類審査のみで応募者を10分の1以下にまで絞る会社もあったので、十分に経験をアピールする必要があることも確かです。

私が今回応募した企業数は3社と少ないですが、
全て同内容で提出し、書類は全て通りました。
(※一次面接に進めなかった1社はwebテストで落ちました。)

全て通っているということは、
問題がなかったと言うことだと思いますので
今日は職務経歴書の構成と、
アピール方法に関して意識したことを記録します✏︎

大まかな構成

私は、エージェントに見本をもらってかなり参考にしながら書いたので、雛形はネットで検索して出てくるようなもので問題ないと思われます。

内容としては以下の通り。

・職務要約
・活かせる経験・知識
・職務経歴(詳細内容・実績・取り組み事例、等)
・資格/PCスキル
・自己PR(2〜3個)

最初にエージェント担当者さんに提出した際は
「提出いただいた内容で問題ございません」
と、加筆修正なしでした。添削してもらえるものと思っていたから拍子抜け。
おそらく応募する先が決まってなかったので目を通しただけだったのでしょう。

本格的に出すとなった時は、再度電話面談があり、表現等一部修正されました。具体的には、「事務職の時(1〜2年目)も顧客折衝経験があった」というニュアンスの表現の加筆。
営業職に応募する場合、少しでも長く顧客折衝に携わっていた印象をつけるためだと思われます。
他内容は全く修正がありませんでした。

特筆できそうな部分だけ詳細を書きます✏︎

経歴 | 実績、数字の表現

正直私は前職で事務としても営業としても、
大したことはしていません。
そのため、転職したい業界によると思いますが、
それほど実績の数字は重要ではないと思います。

特に事務職の部分は数字で表すことが難しかったため、担当業務や取扱商品などの概要を記載するのみに留めました。

ただ、その分、営業の実績はプラスの印象になるよう心がけました。

例えば、実務上半期ごとの目標で取り組んでいて「上期が130%達成、下期が90%達成」だった場合、直近だけの表記では目標未達成となります。
そこで年間通じての実績で達成率を再計算し、
「通期目標120%達成」と記載しました。
目標数値の母数が上期下期で異なるため、通期でみたときに「達成率」に関しては上昇する場合があります。

別の目標で、100%達成できていないようなものも正直に記載しました。

また、社内評価では目標対象外の実績でも
自分で努力し、獲得したと思える数字は記載していました。
外から見たら、獲得した数字は数字です。

経歴 | 取り組み事例

実績の数字よりよっぽどこちらが重要です。

1つの事例に対して、
課題、工夫、結果に分けて記載しました。

内容が似通ったものになるくらいなら
事例は1つで良いと言われた気がします。
なんとか2つ事例をかきましたが、これも営業に関してのみです。
転職先でも再現性があるものを選ぶと良いと思います。

「工夫」の部分が「自分で考えて行動したこと」をアピールできる部分なので、特に伝わりやすいように詳細に書くよう意識しました。

具体的な内容としては、以下の2つ。
・競合他社との差別化が難しい中で、どのような工夫で案件を獲得していたか。
・コロナ禍で制約が多い中で、どのような工夫で信頼関係を構築して案件を獲得したか。

どちらも着地は「案件獲得」ですが、過程である「工夫」部分が異なったので2つに分けました。
※工夫部分を書き出すと長くなる気がするので、営業の考え方としていずれ記事を書きます✏︎

自己PR

2〜3個書くことが多いと思います。
アピールする能力は、見本に羅列してあった中から選びました。 

私の場合はこの2つ。
・信頼関係構築力
・向上心、目標達成意欲

最初に書いてみる段階で驚いたのは、
「学生時代に注力してたことで自分のアピールができるならそれを書いてもいいですよ」
というエージェントの担当者さんの言葉。

私は陸上競技に10年間取り組んでいました。
それに対して、社会人歴はまだ丸3年。
「自分をより魅力的に語れるのは
前者の10年間の経験ではないですか?」
と言われたのです。

その話に妙に納得したため、自己PRの1つはそちらを中心に書きました。
新卒の就活時の自己PR文にかなり似たもの。
流石に仕事でもその能力をどのように活かしてきたかを書きましたが、メインは陸上競技での経験で培った話です。

実際、職務経歴書は重要なのか

面接時、
職務経歴書見て話してるな、と思ったのは
「既存営業と新規営業どちらも経験されているようですが〜」と切り出された時だけでした。
職務経歴書にしかその情報は書いていないからです。

結局、工夫部分や自己PRに近いことは
面接時に口頭で話した覚えがあります。

もちろん書類提出がある以上、経験や自己PRを見ているのだとは思います。
どれくらい見ているかは会社によると思うので、信頼できるエージェント担当者さんに正直にアドバイスを求めるのが1番かなと思います。

以上、
私が意識していた職務経歴書の書き方でした。

少しでも参考になったら
スキで教えていただけると嬉しいです。

この記事が参加している募集

#スキしてみて

525,778件

#最近の学び

181,413件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?